ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

豊平川河川敷コース

2008年04月20日 | コース

 昨夜は出張で会議に出席。一夜明けて午前中に走った。半袖Tシャツとハーフタイツしか用意していなくて、朝は寒いかもと思ったが杞憂に終わった。ほんと~に良い天気だった。暑くもなく寒くもなく、風もそれなり、という感じ。

 ホテルで朝食を済ませ、JRで苗穂駅へ。駅横の古いトイレで着替える。バッグ2つを駅事務所で預かってもらう。私は知らなかったが、宿泊ホテルに苗穂駅にコインロッカーはあるかと尋ねたら、電話で調べてくれたのだ。そう、この駅事務所では1個410円で一時預かりをしてくれるのだ。

 

 

 2つの手荷物を預け、スポーツドリンクを1本携帯し、いざ出発。

 マツダの横を通り、東橋に到着。豊平川の左岸に渡り、軽く足の屈伸をして、ゆっくりと走り始める。正面の橋の連なりのはるか向こうに藻岩山が見えた。とりあえず1時間または真駒内で引き返すことにした。

 

 

 

   暖かな陽気に誘われて、散歩に、サイクリングに、ランに、多くの人が朝から河川敷を利用していた。この辺りに住んでいる人たちはラッキーだな~、と思う。しかし都会の人たちは皆さん音楽を聴きながら一人の世界に浸って走っているようだ。まず視線を合わせない。もちろん見知らぬ者と挨拶を交わすことなどはしないようだ。対向して走ってくるランナーと視線が合うか否かをいちいち気にして走っているのは私のような田舎ものだけ?のようだった。

 今日は余裕を持って走っていたので、東橋から約5kmで社会保険病院があることに気づいた。また幌平橋のなんと立派になったこと!中島公園辺りのマンションに住めたら良いな~、なんて思いながら走った。いつもの楽々ペースで走っていたら、あっという間に真駒内に到着。まだ50分ほどであったが、もう河川敷の道は続いていないようだったので、ここで引き返すことにした。

 

 

 

 東橋からは小さくしか見えなかった藻岩山は、ここからは裏側がのぞいていた。思えばずいぶん遠くへやってきたものだ。

 少し休んでから帰途につく。思い切って、帰りは右岸を走ってみることにした。なぜなら、マラソン大会ではいつも豊平川の左岸を走るが、今日は途中で右岸を走っている人も何人か見えていたので、きっと走れるのだろうと考えたからだ。

 少年達の野球の試合を観戦している親たちの間を抜け、公園橋を渡り、ぐるっと回って五輪大橋から対岸へと渡った。で、驚いた。河川敷の道がない!一般道脇の歩道をやや進み、藻岩山の裾野に近い部分で、ようやく河川敷に続く道を発見。少し進んで、左岸からの歩道橋にたどり着いた。

 

 

 なるほど、「藻岩上の橋」というのが、Uターン時の際に渡るべき橋なのであったか~。その先には確かに何人か歩いたり走ったりしている人たちの姿が見えた。

 下りはスピードアップを図るつもりでいたので、若干の向かい風ではあったが、少し前傾姿勢になって足を強く踏みしめるようにして進んだ。進んでいくうちに、いくつかのことに気づいた。まず、右岸は左岸よりも舗装道の幅が狭い。ということは、サイクリングロードとして供用されているということなの?また、児童公園のような施設は左岸よりも新しく整備されている。住民の世代が右岸と左岸で違うのだろうか?途中、一部に中州のようなところもあり、そのせいで道があちこちうねっていて、走るにはかなりストレスが多い。正直言って、右岸はランには適していない。このことがランナーの左岸に多い理由なのだろう。

 なんだかんだと考えながらも、スピードの低下に抵抗しつつ、なんとか東橋の袂に戻ってきた。お、帰りの方が距離が長く、時間もかかったが、ペースは上がっているぞ、良い感じだ!FR301の距離表示では、上りの往路は約8.8km、下りの復路は約10.6kmであった。

 

 

 

 一旦、苗穂駅に戻って一時預かりから荷物を回収し、次に、今度は駅前の蔵の湯に向かった。調べたところによれば、ここは10時から390円で入れる天然温泉とのこと。出張ランの後には、ここでサッパリできるのは有り難い。今日は大変に気持ちの良い出張ランであった。