ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

06シーズンを振り返って

2006年11月02日 | 自己分析
 シーズンが終わり、気の抜けた日々が続いている。今後のあても思い浮かばないので、ここらで今年のランニングについて振り返ってみることにする。
 昨年の結果を踏まえた今年の年頭の目標を思い返してみると、①コンスタントに練習を積むこと。②美瑛の「なんじゃこりゃの坂」を征服すること。③フルでの歩かず完走を果たすこと。④10キロで50分の壁を突破すること。⑤平地ハーフでも1時間50分を切ること、だったかと思う。さて結果はどうであったろうか。

 ①コンスタントな練習
 コンスタントと言っても、私の場合はせいぜい週に3,4回が限度だが、これは昨年よりも実行できたと思う。冬場も外ランができたのはスノーターサーの威力と言える。雪道も荒天でない限り日中は危なげなく走ることができた。仕事を終えてからの夜間ジムでのミル走に加えて、荒天時や夕方の練習場として常夏コースやドームコースを開拓できたのも有益であった。また何よりも4月から加入したジョグノートによるランニング仲間との出会い、交流が、練習の継続に大きな刺激となったことは否めない。つい楽することを考えてしまう根性なしの私には包囲網による監視の目が必要だったのかもしれない。もうひとつ走る動機を高めることに貢献したのは、FR301の購入だ。器械をいじって、データを蓄え、それを見比べて遊ぶ、といった遊び心もランの楽しみになっていた。

 ②「なんじゃこりゃの坂」の征服
 これはなんとしても今年一番の達成目標であった。この一年間、戸外の練習コースには必ず高低差のあるところを選んだ成果が実り、昨年とてつもない化け物のように見えた「なんじゃこりゃの坂」も今年は少々きつくて長い坂だなという程度でやっつけられたのは爽快であった。美瑛大会の日はあいにく仕事の出張とぶつかったが、女房の協力を得て、ラン後に札幌に直行し仕事もクリアすることができ、疲れはしたがまさに充実した一日であった。

 ③フルの歩かず完走
 初めてのフルで制限時間ギリギリの時間内後ろから3着で拍手の中をゴール、その後あっという間に撤収の荒波にもまれた、あの一昨年の千歳での苦渋を払拭すべく、今年は満を持して2回目の千歳に挑んだ。35キロまでは調子よく1キロ6分ペースで進んだが、林間コースを終える辺りからガクンとスピードダウンし、河川敷では次々と抜かれるようになったものの、なんとか最後まで一歩も歩くことなく完走を果たした。根性なしの私でも必死で頑張ればなんとかなるということが実感でき、時間も大幅に短縮され納得の行くレースであった。いよいよ来年はフルでのサブ4が視野に入ってきた。

 ④10キロ50分、ハーフ110分切り達成
 これまで何度走っても52分が壁だった10キロレースだが、遂に夏の釧路大会でこれを突破した。最初からスピードを上げて走り出し、最後までこれを維持するってのはやはりしんどいものだった。ハーフ110分切りも、昨年藻琴山で達成はしたが、これは下り坂での記録。今年はなんとしても平地コースでも突破したかった。1回目の挑戦となる十勝大会では大問題に見舞われ惨敗したが、続く豊頃大会でギリギリながらなんとか110分を切ることができた。豊頃大会は惜しまれつつもこれが最後となってしまった。これを機に私もレースを運営する人々のことに思いを馳せるようになった。これからは少なくとも会場を汚さないように心がけようと思う。

 こうしてみると今年は私なりに随分頑張った気がする。よく見ると惨敗と思った十勝大会でさえ昨年の記録より若干速い。根性なしの私だが今年頑張れたのはやはりこうやって記録を公開し同好の仲間と互いに励まし合ってきた成果なのだろうと思う。本当にジョグメイトの皆さんに感謝する次第である。もちろん女房を筆頭とする家族の協力が前提であったことは言うまでも無い。家族にも感謝。さてオフシーズンをどう過ごすかが現在の課題であるが、フルへの参戦を視野に入れ、この冬は戸外でのLSDに力を入れてみようかと思っている。