「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

さいたま市総合振興計画シンポジウム “一緒に考えよう!私たちの「幸せ」と「まちづくり」”

2012-10-05 19:00:00 | Weblog
千葉県君津市への日帰り視察から蕨に戻ると、そのまま京浜東北線に乗り浦和へ。標題のシンポジウムに参加させていただきました。

総合振興計画という、マニアックなテーマ(本来は市民生活に極めて密接な関係があるのですが・・・)でシンポジウムとは、かなり勇気のある行為だなぁなんて思っていましたが、蓋を開ければ、会場となった埼玉会館小ホールは満員札止め。立ち見も出るほどの盛況ぶりでした。知人のさいたま市議の皆様も多くお見かけしましたが、中には、地方自治とか「まちづくり系」のゼミに所属していると思しき学生さんの姿も見ることができました。

テーマからして固い内容の話では?と想像していましたが、実際には講師である藻谷浩介氏(日本総合研究所主席研究員。「デフレの正体」著者)と山崎亮氏(コミュニティデザイナー)の2人による軽快な漫才の様な講演&トークで2時間の予定時刻はあっという間に過ぎていきました。

内容としては、藻谷氏よりさいたま市の置かれている状況及び今後の予測(人口動態等)につき、全国的なデータとの比較がなされ後、山崎氏からは市が直接関与した総振策定事例(島根県海士町)につき披露がなされ、2人の対談形式でシンポは進んでいきました。海士町の総振策定事例は、住民からの「あれやりたい!」を住民にも役割を担ってもらう過程で作られた、「ボトムアップ型」の総振として興味深い内容でありました。

「楽しくないことは長続きしない。」と言う結論のようです。

蕨戸田衛生センター組合議会 視察

2012-10-05 08:00:00 | Weblog
蕨戸田衛生センター組合議会の現地視察が実施されました。

視察地は千葉県君津市に位置する、新日鐵住金株式会社君津製鐵所。視察テーマは「廃プラスチックリサイクルについて」であります。

当組合では、廃プラスチックのリサイクルにつき、当該製鐵所に年間1千トン強の廃プラスチックの処分を委託しております。製鐵所では、コークス炉を稼働させております。このコークス炉ではプラスチックの種類を問わず熱分解でき化学原料として再利用可能とのメリットから、リサイクル事業に参入したとのこと。処理工程で発生をする「コークス炉ガス」は製鐵所内の発電所で利用されます。廃プラの再商品化事例としては、樹脂ペレット、軽質湯、タール、ピッチコークス、電子材料、塗料及びテニスラケット等々多岐にわたるそうです。

東京ドーム220個分の地樹面積を有する製鐵所内も見学させていただきました。蕨市の市域がすっぽりと収まる規模の大きさに驚くとともに、製鐵所広報担当者からの「日本の製鐵業界は、お客様に鍛えられてきた」とのことばに凝縮される、技術力の一端も垣間見た思いがいたしました。

組合事務局の皆様、視察を受け入れていただいた製鐵所関係者の皆様に感謝申し上げます。