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日本語について

2021-10-01 11:32:06 | パソコン相撲

日本語は良くも悪くも、発音が少ない。
世界の言語からすると、少な過ぎるくらいです。
このことは、五十音の組み合わせだから、明瞭に聞こえる。
アイウエオが基本、子音と母音のかなり規則的な繋がり、憶えやすい。
外国人からすると、日本語は発音は簡単、文法は難しい、
読むのは、もっと難しい、書くのは漢字が多くて大変となります。

これらは、それぞれの国の民族によって受け取りが違って来ます。
韓国人からすると、文法は、ほぼ同じなので順にたどればいい。
発音もかなり似ている。韓国語よりは、ローマ字発音に近いから憶えやすい。
漢字の多さには難渋。一部は使っているので、親しみはある感じ。

中国人からすると、発音は簡単過ぎ。すぐ慣れる。
文法は発想に逆パターンがあるから、入れ替えをしなければです。
漢字はやけに少なく感じる。別読みには困惑、変な使われ方もある。

世界の民族で、日本語の発音しやすい順はと言いますと。(独断で)
韓国人>モンゴル人>台湾原住民、フィリピン人、マレー人、インドネシア人>中国人>
トルコ人、中央アジアのトルコ系語族>ハンガリー人、フィンランド人、エストニア人>
イタリア人、スペイン人、ポルトガル人>ギリシャ人>…………
そんな感じが、私はします。

まず、それらの言語は、中国語を除いてローマ字発音に近いのです。
世界の言語の歴史から言うと、発音の簡素化の流れがあります。
昔の英語は、かなりと発音が難しかった。フランス語の影響。
日本語も、奈良、平安朝の頃から江戸時代までは、発音がもっとあった。
今の五十音では、おとを、えとゑ、などが同じ扱いになっている。
おわりの、おは、をわりだったし、おおかみは、ををかみだった。
WOがOへと、簡素化された経緯がありました。

日本語は子音と母音の組み合わせだから、子音でも終わる韓国語が難しい。
鼻濁音が少ないので、中国語が難しい、まして反舌音は二重に大変。
ちなみに、中国旅行で「日本人」の発音が通じなく困る。
これはカタカナ表記では、リーベンレンだけど、まず、通じない。
中国語特有の四声の変化もそうだけど、口と声を替えると通じます。
ジの口で、リーと発音すると、反舌音ぽくなって、今度は通じることに。
世界の他の言語は発音が多様なので、当然、日本人はマスターするのに苦労します。

ここで、世界の言語を発音の難しい順に並べると。(独断で)
アフリカの喉音を使う部族語>ベトナム語>中国語>ミャンマー語>チベット語>
タイ語、ラオス語、シャン語>アラビア語、ヘブライ語、ペルシャ語、アルメニア語>………
さあ、どうでしょうか。

まとめとして、言語は歴史の中で生まれ育ちました。
人類の太古の、アフリカ大陸からの移動拡散の中で、です。
当然のこと、近い部族では、かなり似る。大移動が途中まで一緒だった民族同士も、これ似る。
今の世界民族地図でも、ある程度わかるが、もっと遡った歴史地図だとよりわかります。



それぞれの民族によって、慣れ安い言語、発音しやすい言語の、お話しでした。

コメント
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