日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

パース③ フリーマントル

2020-08-16 07:00:00 | 海外旅行

パース郊外の観光地に行ってみることにした。

最初は「フリーマントル」。

フリーマントルはパースから20kmほどのところにあり、もともと港町として栄えたエリアで、今では刑務所とマーケットが有名になっている。

 

フリーマントルへのアクセスは、電車が最も一般的なので、パース駅から電車に乗った。

駅は工事中で雑然としていたが、それほど大きな駅ではないので乗り場も分かりやすかった。

どこかでサイクリングができる場所があるのか、電車の中には自転車を持って乗っている人が大勢いた。

 

 

[パース駅]

 

[パース駅構内]

 

 

30分ほどで終点のフリーマントル駅に着いた。

 

[フリーマントル駅]


この駅は1900年代初頭にできたレンガ造りの建物で西オーストラリア州の歴史遺産に登録されている。

駅以外にも、フリーマントルエリアには19世紀の入植時に建てられた古い建物がたくさん残っていて、「世界で最も19世紀の面影がある港町」と言われている。

街を歩いていてレトロな建物を見ていると何となくタイムスリップしたような気になった。

 

 

 

 

 

 

フリーマントルで楽しみだったのが、マーケット。

毎週金曜日から日曜日にかけて開催されている。

人が多くごったがえしていたが、店をのぞいて店員と話すだけでも楽しかった。

入り口あたりには観光客用のお土産が並んでいるが、奥に行くと生活関連用品が多く、野菜、フルーツなども安かった。

お土産と今夜食べるフルーツを買った。

 

また、フリーマントルには刑務所があることでも有名で、刑務所が完成する前に牢獄の役割を果たしていた建物、「ラウンドハウス」がある。

「ラウンドハウス」は西オーストラリア州で最も古い建物とされていて、当時の様子がうかがえる展示もあった。

 

[ラウンドハウス]

 

[ラウンドハウスから見た街]

 

[ラウンドハウスの裏側のヨットハーバー]

 

 

フリーマントルを観光して再び電車に乗り、リーダービル駅から「モンガー湖」にも寄ってみた。

モンガー湖は周囲約3.5km、ウォーキングスポットとして地元で人気の湖で、いろいろな種類の水鳥を見ることもできた。

特にパースのシンボル、黒鳥がたくさんいた。

 

 

 

毎日良く遊ぶ。

翌日のロットネスト島ツアーの予約をしてからホテルに戻った。

 

 

 

 

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パース② ピナクルズとランセリン砂丘

2020-08-15 07:00:00 | 海外旅行

「ピナクルズ&ランセリン砂丘 1日ツアー」に参加した。

「ピナクルズ」は、パースから車で北へ約3時間走った海沿いのナンバン国立公園の中にある広大な砂漠。

別名は「荒野の墓標」と呼ばれていて、黄色い砂漠に無数の奇岩群がニョキニョキと生えている月面のような場所。

「ランセリン砂丘」はピナクルズとパースの中間に位置しているランセリンという海辺の町にある、真っ白な砂の砂丘。

 

ホテルまで旅行社のスタッフが迎えに来てくれ、集合場所で他の人たち10人くらいと共に大型のバスに乗り換えて「ピナクルズ」に向けて出発した。

途中、30分くらい走ったところにある「カバシャム・ワイルドライフパーク」に寄った。

ここは動物園で、コアラ、カンガルー、ウォンバット、クオッカなど、オーストラリアで人気の動物を見ることができ、餌やりや動物と一緒に写真撮影などができた。

このツアーは朝一番に入園したので、お客はまだ誰もいなく、動物とふれあい放題だった。

 

[カバシャム・ワイルドライフパーク]

 

[初めて見たウォンバット]

 

 

動物園から海岸通りに出て、ここからピナクルズまでは「インディアンオーシャンドライブ」と呼ばれていて、ずっとインド洋を眺めながら走る道路だった。

どこまでも一直線に続いた道、広い牧場や畑など、日本では考えられないほどだった。

 

やっとピナクルズに到着し、公園内の1.2kmのウォーキングコースを歩いた。

暑かったけれど、湿気がないので気持ちよく歩けた。

 

 

 

 

ところどころに緑があるものの、一面の黄色い砂の中に岩が乱立していて、別世界にいるような感じだった。

紫外線が強いからかもしれないが、露出している腕や足が紫色に見えたことに驚いた。

また、無数の奇岩の中には、世界中から訪れる観光客が、似ているからと名前を付けたものがいくつもあり、日本人観光客が名付けたと言う「トトロ岩」もあった。

陽の高い時に行ったので、空は真っ青だったけれど、夕陽に染まる時間帯が一番きれいだということだった。

 

 

お昼近くなり、ピナクルズのそばにある、港町セルバンテスの「ロブスター・シャック」で、ロブスター工場を見学、その後はロブスターのランチだった。

この町はロブスターで有名で、この工場ではロブスター漁から販売まで一手に引き受けているらしく、この時に食べたものは水揚げされたばかりのものだったらしい。

 

ランチ後は「ランセリン砂丘」で遊んだ。

「ピナクルズ」の方は黄色い砂で、この砂丘は一面の白い砂、不思議な気がした。

白い砂の砂丘を4WDで走行したり、スケボーみたいな物で滑り降る競争をしたりして楽しかったのだが、正直言って若い人向けかなとも思った。

 

 

 

 

一日中目一杯遊んで、パースに戻り、今度は夜のキングスパークに夜景を見に行ってみた。

昼間とは違った景色が広がっていた。

 

 

 

 

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パース① 市内観光

2020-08-14 07:00:00 | 海外旅行

パースは西オーストラリア州の州都で「世界で一番美しく住みやすい」と言われている。

友人が住んでいるので、訪問がてら行ってみた。

 

パースへはシンガポール経由で入った。

友人と久し振りに再会し、その日は友人宅で過ごし、次の日から観光することにした。

 

最初は街歩き。

無料の循環バスで市内の中心にある広大な公園「キングス・パーク」へ向かった。

小高い丘の上にある公園には、ボタニカルガーデン、戦争記念碑、展望台などもあって1日中遊んでいられるところだった。

 

[キングスパークから見たパースの街]

 

ビジターセンターで地図をもらってすぐ近くにある高い塔・戦没者慰霊碑をみた。

スワン川沿いに立ち並ぶ高層ビルが一望でき、絶景だった。

 

[戦没者慰霊碑]

 

ボタニカルガーデンに向かうと、オーストラリアらしい花や木、野鳥がたくさん見られ、ガーデンの奥にあるグラス・ブリッジの遊歩道を歩くと空中散歩しているような気分になった。

ここからもまた違ったパースの景色が一望できた。

 

[カンガルーポー]

 

[サンド・ボトルブッシュ]

 

[バオバブ]

 

[ワライカワセミ]

 

 

[ボタニカルガーデンから見たパースの街]

 

 

公園のカフェで食事した後、バスで再び街に戻り「パースミント(造幣局)」の見学をした。

西オーストラリアで金鉱が発見されてから、イギリス王立の造幣局として設立されたパースミントには文化遺産に登録された歴史建造物や世界最大の金硬貨も表示されている。

1時間ごとに見学ツアーがあった。

ツアーに参加してみて、実際に金を溶かす工程を見学したり、歴史について聞いたりすると、西オーストラリアは金で発展してきたのだと言うことが実感できた。

中には売店もあり、金やダイヤモンド、パールなどの高価な品物も販売していた。

この造幣局の優秀な造幣技術によってできた貨幣は、世界中のコレクターの間で有名となっていて、地元オーストラリア人はもちろん、海外からの観光客の人気のお土産品になっているらしい。

 

[パースミント]

 

 

パース市内自体はそんなに大きくなく、バスもたくさん走っているので好きなように回れた。

歴史的建築物と近代的な高層ビルがうまく調和して立ち並んでいる様子や、スワン・ベルタワー、パース駅など。

 

[近代的な建物とコロニアル様式の建物]

 

[スワン・ベルタワー]

 

[ダウンタウン]

 

[パース駅]

 

 

ホテルに戻る前に現地の旅行社に寄って、明日からのツアーを申し込んだ。

取りあえず明日は「ピナクルズ&ランセリン砂丘 1日ツアー」。

ピナクルズは遠いので、明日早くホテルでピックアップしてくれることになっていた。

 

 

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すずめの湯

2020-08-13 07:00:00 | 温泉

阿蘇五岳の一つ、烏帽子岳の山麓に「地獄温泉」という名前の温泉がある。

すごいネーミングだが、由来は温泉の裏山にガスが噴出して、草木の生えていない場所があるからだとか。

そこには「青風荘」という宿が一軒あり、別棟に日帰り施設の「すずめの湯」がある。

数年前の熊本地震のために休業していたが、昨年春に再開した。

まだまだ工事中のような場所もあるが、再開してくれたのはうれしい。

地震の時は道路が寸断し、宿泊施設も土砂に埋もれてしまったらしいが、唯一残った「すずめの湯」を復興の第一歩として再開し、以前は混浴だったが、「誰しもが気軽に入れる温泉」ということで、湯浴み着を着て入れるようになった。

 

 

細い山道をくねくねと走っていくと、手前には垂玉温泉があったが、こちらは未だに休業中らしい。

突き当たりに「すずめの湯」があった。

 

駐車場の上にある、日帰り温泉の受付は、木造の明るいおしゃれな建物だった。

震災後に新築したようだ。

こちらのお風呂は混浴の「すずめの湯」、男女別の「元の湯」と「たまごの湯」がある。

どの湯に入るかは選べるようになっていたので、今回は「すずめの湯」と「たまごの湯」の両方に入ってみることにした。

最初は「すずめの湯」から。

 

[受付棟]

番号付きのキーをもらい、ロッカーなどはその番号の場所を使うようになっていた。

 

 

 

受付後、奥のドアを出ると坂を下るようにして細い道があり、表示板通りに進んだ。

 

 

 

坂道から下の「すずめの湯」を見たところ。

ここから真っ白い温泉が見えて、ワクワクしてきた。

 

 

[女性用の更衣室の入り口]

表示は何もなかったが、扉を開けたら脱衣所だった。

 

脱衣所はあまり広くはないが、扇風機などはあった。

今回は水着を持参したが、持っていない場合は売店で湯あみ着を売っている。

奥の扉を開けたら湯船だけがあり、「すずめの湯」に入る前にここで掛け湯するようだ。

そのためだとしても十分に立派な湯船だった。

 

 

そして左にあるドアを開けたら通路のような休憩所らしきものがあり、その向こうに「すずめの湯」が見えた。

 

左側が熱めの湯、右が温めの湯。

ちょうど先客が出て行ったので、他には誰もいなく、のんびりと入れた。

ここは単純酸性含硫黄温泉。

足下から湧出していて、硫黄の匂い、源泉掛け流し、加温一切無しの温泉だった。

 

 

 

 

 

湯上がりのほてった体のまま受付棟に行き、次の「たまごの湯」を目指した。

 

[右側がたまごの湯]

 

「たまごの湯」は受付棟の前にある階段を上って行く。

こちらも新しく造られた場所で、外観も内側も木のぬくもりたっぷりだった。

浴室は明るくて開放的、シャワー設備なども整っていて、石造りの湯船からは阿蘇の景色が見えた。

 

 

 

 

震災後から「地獄温泉清風荘」は「地獄温泉青風荘」へと文字を変えた。

これは古き良きものは残しつつ、新しい風を受けて行こうという考えかららしい。

 

 

青風荘から少し下ったところにある、「垂玉温泉」の前に水量が多く、落差もあるダイナミックな滝があって、思わず車を止めた。

「金龍の滝」。

夕方は夕日に映えて、あたかも金色の龍が天に昇っていくように見えることか名付けられたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

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パンパスグラス

2020-08-12 07:00:00 | 植物

2020年8月7日は立秋だった。

今は秋のことなどまだまだ考えられない暑さなのに、公園ではパンパスグラスの穂が見事だった。

パンパスグラスの花穂は9月ごろから10月頃にかけて見られるものなのに、もう立派に穂が出ていた。

 

 

 

 

 

 

 

--------パンパスグラス--------

イネ科の多年草で、南アメリカ原産。

名前は、アルゼンチンの大草原(=パンパス)に生えている草(=グラス)という意味。

和名は、「シロガネヨシ(白銀葭・白金葭)」

8月下旬頃から花穂(かすい)を伸ばし、花期は9~10月。

雌雄異株(しゆういしゅ)で、ひとつの株にどちらかしかつけることのできなく雌花と雄花が分かれている。

花穂が大きく長く伸ばすのが雌株(めかぶ)。

 

 

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