日々是好日

撮った写真にまつわることを気の向くままに書いています。

旅館 ひのえまた

2021-11-25 07:00:00 | 温泉・宿

急に思い立って温泉に行きたくなった。

それならばと、やっぱり好きな場所、奥会津に行こうと。

そしてすぐに宿探しをした。

決めたのが「旅館 ひのえまた」。

奥会津でもまだ泊ったことのない「檜枝岐温泉」の宿だった。

檜枝岐温泉は福島県側から尾瀬への玄関口の檜枝岐村にある。

 

[塩原の紅葉]

 

檜枝岐村までは「湯の香ライン」と名付けられている、国道400号を通って行った。

「湯の香」ラインの通っている塩原の下の方はまだまだ紅葉も見ごろだったため、観光客も多く賑わっていた。

でも、標高が上がるにつれて冬枯れの山になり、ずっと寂しげな様子の街道をひたすら走って檜枝岐村に着いた。

村に入ってからも人影はなく、村全体がひっそりと静まり返っていた。

民家の軒下に干してある大根や柿などで冬の到来が感じられた。

宿は通り沿いにあったため、すぐに分かった。

思ったよりも大きな宿だった。

 

 

玄関を入ったところから、館内全体に木が使われていて、ホッとするような造りになっていた。

通された部屋は落ち着いた雰囲気の和室、二間続きになっていた。

いつも通り着いたらすぐに待望のお風呂に入った。

お風呂は「燧ケ岳の湯」、「水芭蕉の湯」となっていて、それぞれに内風呂と半露天風呂があり、時間で男女の入れ替え制になっていた。

最初は「燧ケ岳の湯」だった。

 

[燧ケ岳の湯]

 

[燧ケ岳の湯・半露天風呂]

 

温泉は優しいお湯で少し温め、長湯するにはちょうど良かったかも。

半露天風呂の浴槽は総ひのき造り、周りは畳敷きになっていて、下を流れる川や村の様子を眺めることができた。

 

[水芭蕉の湯]

 

お風呂の後はお楽しみの食事。

「山人(やもーど)料理」となっていて、一般的な宿の決まりきった食事ではなく、土地の食材をふんだんに使った料理だった。

普段お目にかかれない食材ばかりだったので、添えられていたお品書きの丁寧に書かれた説明が嬉しかった。

また、今回この宿を選んだ理由の一つは「裁ち蕎麦」を食べたかったから。

今年はまだ新蕎麦を食べていなかったので、この宿の蕎麦料理を楽しみにしていた。

檜枝岐の蕎麦は昔から布を裁つようにして切ることから「裁ち蕎麦」と呼ばれている。

もちろん夕食にはこの「裁ち蕎麦」もあった。

鍋には蕎麦をつまんだ「つめっこ」、蕎麦粉ともち米でできた「はっとう」などの蕎麦料理があり、そのあとにはつなぎ無しの蕎麦粉100%の「裁ち蕎麦」を出してくれた。

「蕎麦は光っているうちに食べて」と言われていたが、出してくれた蕎麦は本当に光っていて美味しかった。

そのほかにもサンショウ魚の唐揚げなど、初めて食べたものも多く、素材の味を生かした「山人料理」を十分に堪能することができた。

 

派手な接客ではなく、気さくな若いご主人と女将さん、丁寧で適度に距離を保ってくださっている従業員の方々だったのでとても心地よい良い時を過ごすことができた。

檜枝岐村では伝承されている「檜枝岐歌舞伎」が毎年3回行われている。

開催される日には村の人口以上の見物客が集まるらしい。

来年の開催日も決まっているので、その時にもう一度行ってみたいと思っている。

 

 

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ツメレンゲ(爪蓮華)

2021-11-21 07:00:00 | 植物

 

散歩コースにあるブロック塀の前にあった葉っぱがずっと気になっていた。

マツバギクを少し幅広くしたような感じの葉っぱだった。

久しぶりにその場所を通ってみたら、この時期のためか、紅葉して赤くなっている葉っぱの間から高さ10~20cmくらいの塔状の花茎が伸びだし、それがズラッと並んでいた。

そして、その花茎には白い花が下の方から上に向かってたくさん付いていた。

早速名前を調べたら「ツメレンゲ(爪蓮華)」だと。

 

 

「ツメレンゲ」は発芽から開花までには約3年かかり、開花後、結実すると枯れてしまうという特徴があるらしい。

でも、その株は枯れてしまうが、脇にどんどん新しい株を増やすので、全くなくなってしまうのということはないようだ。

面白いことに、どうしてなのだか、全部の花茎についた花は片方の面しか咲いていなかった。

いずれは全体の花が開くのだろうか?

全部の花が開いたところを見てみたいと思う。

この花は海辺や市街地にある崖や屋根の上などの日当たりの良い場所に自生しているとのことだった。

でも、あまりお目にかかったことがない、と思ったらやっぱり準絶滅危惧種に指定されているのだとか。

 

 

 


 

学名: Orostachys japonicus

和名:ツメレンゲ(爪蓮華)

科名・属名: ベンケイソウ科 イワレンゲ属

原産地:日本~朝鮮半島~中国

 

 

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クレマチス

2021-11-18 07:00:00 | 植物

秋も終わり、冬になろうとしているのに咲いている「クレマチス」が目に留まった。

チューリップ咲で濃いピンク色のクレマチス

 

 

 

この色でこの咲き方のクレマチスは「テキセンシス」系といって数種類あるけれど、見つけた花の種類は何だろう?

この種類で有名な「プリンセス・ダイアナ」よりも花弁の裏の色が薄いような気がするので、これは多分「ダッチェス・オブ・アルバニー」だと思う。

種類はどうでもよいのだけれど、この時期に咲いているのがすごい!

それも2~3輪ではなく、フェンスいっぱいに咲いていたのだから。

 

 

さすがに、すでにいくつかの花は枯れてしまいそうだったけれど、これから開花するものもあった。

クレマチスの開花時期はいつ何だろうと思い、調べてみたら、クレマチスには1年に1回開花する一季咲きの品種、長期間にわたって花が次々と咲く四季咲きの品種、そして冬咲きの品種があるらしい。

このテキセンシス系は四季咲きらしい。

 


 

学名:Clematis

英名:Clematis

和名:テッセン

科名・属名:キンポウゲ科 センニンソウ属

原産地:日本・ヨーロッパ・アジア

 


 

そのほかにももう一種、元気に咲いているのを見つけた。

 

 

 

これも種類は分からないけれど、四季咲きのものなのだと思う。

 

 

 

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ネリネ・クリスパ

2021-11-14 07:00:00 | 植物

散歩コースに咲いていた花。

ヒガンバナによく似ているけれど、花と同時に葉も見える。

だからこれは「ネリネ」に違いない。

花が咲いている時に葉がなければヒガンバナ、葉があれば「ネリネ」。

このように、花はそっくりでも葉があるかどうかで見分けがつく。

また、ヒガンバナとネリネは花の咲く時期も違う。

ヒガンバナは名前の通り、彼岸の頃だから夏から秋にかけて咲き、ネリネは花が少なくなった頃、秋から冬にかけて咲く。

 

 

 

ネリネにもたくさんの種類があり、咲いていたのは「ネリネ・ウンデュラータ(Nerine undulate)」、でも「ネリネ・クリスパ」の方がなじみがある。

花弁は細いけれど、フリフリがかわいい。

 

 


 

学名:Nerine

英名:Nerine

別名:ダイヤモンド・リリー

科名・属名:ヒガンバナ科 ネリネ属

原産地:南アフリカ

 

 

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シャクチリソバ(赤地利蕎麦)

2021-11-08 07:00:00 | 植物

久しぶりに川沿いの遊歩道を歩いてみた。

この辺りは暖かいので木々の紅葉も望めず、茶色い枯れ葉ばかりが目立っていた。

その中で目に留まったのが緑色をした元気な葉っぱと白い「シャクチリソバ(赤地利蕎麦)」の花だった。

一面に咲いていた。

この花はソバの仲間。

でも、ソバは1年草だけど「シャクチリソバ」は多年草なので宿根ソバとも呼ばれている。

昭和初期に薬用植物として栽培されていたのが逃げ出してしまって、河川敷や空き地などで野生化しているとか。

本当にソバの花に似ていて、ソバよりも少し長めの雄しべの先にある葯のピンク色がかわいい。

 

 

 

 

花もそろそろ終わりかけているので、この後は三角錐状で黒褐色の実が熟してくる。

でも、それはソバに似ているけれど、苦くて食べられたものじゃないらしい。

それで、実よりも若葉の時に、葉や茎をお浸しやわさび和え、天ぷらなどにしてに食べるとおいしいとか。

 


 

学名: Fagopyrum dibotrys (D.Don) H.Hara

英名:Tall buckwheat

別名:ヒマラヤソバ、シュッコンソバ(宿根蕎麦)

科名・属名:タデ科 ソバ属

原産地:ヒマラヤ地方

 

 

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