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日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

奈良へ④---市内観光

2025-04-13 07:00:00 | 国内旅行

4月8日、奈良3日目です。

この日の予定は奈良市内の観光です。

”東大寺”、”興福寺”、”ならまち”を予定していました。

今まで奈良には何度か来たことがありましたが、ほとんどが市内観光バスツアーでした。

でも、今回は路線バス(市内循環バス)を利用して回ってみました。

さすがに市内の有名観光どころは外国人観光客ばかり、さまざまな言葉が行き交っていました。

皆さん朝早くから行動的なんですね。

[東大寺・南大門]

 

[東大寺・中門]

南大門から北に真っ直ぐ伸びる参道を右手に鏡池を見ながら歩いたところにある中門。

奥にある大仏殿を囲むように西回廊と東回廊が巡らされています。

 

[東大寺盧舎那仏像]

東大寺では廻廊内や大仏殿内での撮影は自由でした。

ただ、三脚はダメ、集合写真の撮影はダメなどの制限はありました。

昔、初めて東大寺を訪れたとき、大仏殿の大きさにビックリしたのですが、やはり何回目かになるとあまり感動しなくなるものなのだと思ったりしました。

それはこの後の興福寺でも同じでした。

”阿修羅像”を見たいと、興福寺に行ったのですが、そこで見た”阿修羅像”も最初に見た時ほど感動しなかったのです。

「イケメンだし、思っていたよりも小さい仏像」は最初に見た時と同じ感想です。

”阿修羅像”はあまりにも有名になりすぎてしまったようで、今回は同じ八部衆の中の『迦楼羅(かるら)像』が気に入りました。

カラス天狗のような顔をしている像です。

インド神話に描かれる、龍を食べる伝説の鳥Garuda(ガルダ)が由来なのだそうです。

これらの仏像は興福寺の国宝館に安置されていますが、撮影は禁止でした。

興福寺は境内の見学だけなら無料ですが、建物ごとに拝観料が必要になります。(共通券もあります)

現在、五重塔は大規模な保存修理工事中のため、塔全体がカバーで覆われていて残念ながら見ることはできませんでした。

 

[興福寺・東金堂]

 

興福寺の次は猿沢の池を経て”ならまち”へ行ってみたのですが、何だか寂れているようで、人影もありません。

以前来たときは大勢の人が行き交っていたのに、どうしたことでしょう。

閉まっているお店も多いし、結局、”ならまち”では何の買い物もしませんでした。

 

これで奈良市内観光はすべて終了です。

帰りは伊丹空港までのリムジンバスを予約してありました。

それまで少し時間があったので、奈良最後のグルメ、ホテル日航奈良のロビーラウンジ「ファウンテン」で、ふわふわのエスプーマを使った”かき氷”をいただきました。

 

中にメロンが入っていました。

このかき氷は人気があるらしく、今ではこれを食べる体験ツアーなどもあるそうです。

 

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奈良へ③---長谷寺

2025-04-12 07:00:00 | 国内旅行

奈良2日目(4月7日)

宇陀市の室生寺から桜井市にある長谷寺に向かいました。

長谷寺の門前に着くと、室生寺の静かな落ち着いた雰囲気とは違って、明るい感じのするお寺で、参拝客や観光客で賑わっていました。

さすがに「花の御寺(みてら)」と言われるだけあって、「総本山 長谷寺」の石碑の前からもう満開のシダレザクラが出迎えてくれました。

 

入山受付はこの先、階段を上るのですが、脇に緩やかな坂道もありました。

 

仁王門の前が参拝受付です。

仁王門をくぐると本堂へ続く有名な登廊(のぼりろう)があり、この登廊は、上・中・下に分かれていて、合わせると全部で399段の階段になっています。

登廊の両側は一面に牡丹が植えられ、途中には数多くの灯籠が吊るされていました。

 

登廊はいつも誰かが上り下りしているので、誰もいないときは滅多にありません。

その滅多にないチャンスが訪れたので、シャッターを切ったところ、何とも言えない絵になる光景となりました。

 

登廊両側の牡丹が咲くまではまだまだのようです。

 

長谷寺では本堂までの上り下りが困難な方に限り、境内送迎車両が用意されています。(無料です)

このことは知らなかったのでしたが、ドライバーさんが教えてくれました。

足の悪い人はとても登廊を上れません、でも車で簡単に本堂まで行けるのですから、とても良いサービスだと思います。

 

[特別拝観の看板]

 

登廊を上りきったところには本堂があり、ご本尊の「十一面観音」が祀られています。

観音様は通常は正面から拝観することができます。

でも、春と秋に特別拝観があり、本堂の中に入る事ができ、10mを超える大きな観音さまのお御足(おみあし)に直接触れることができるのです。

丁度その日に当たっていたので、観音様のお御足に触れてお参りすることができました。(別料金1000円でした)

 

※長谷寺の十一面観音について

観音様は、国宝&重要文化財に指定されていて、木造彫刻で最大とされています。

特徴として、錫杖を持っています。

通常、お地蔵さんが持っている錫杖を観音様が持っているのは珍しいので、「長谷型観音(長谷寺式)」と呼ばれています。

そして、この十一面観音は、楠の大木から二体作ったとされ、もう一体は祈請の上で海に流したら、鎌倉に流れ着いて鎌倉の長谷寺に安置されているとのことでした。

 

[本堂の舞台から見た五重塔]

 

[舞台から見た境内]

 

本堂は回廊になっていて、小さな「舞台」もありました。

舞台からはお寺の境内全体や、満開の桜の中の五重塔などが一望できました。

 

再び登廊を下って、仁王門まで降り、これで長谷寺参拝は終わりです。

その後は『大神神社(おおみわじんじゃ)』で参拝し、佐保川沿いの桜並木に沿って車を走らせたら6時間の観光タクシーの貸し切り時間が終了となりました。

 

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奈良へ②---室生寺

2025-04-11 07:00:00 | 国内旅行

4月7日

奈良2日目、この日は室生寺、長谷寺を回る6時間コースの観光タクシーを頼みました。

朝8時、タクシーがホテルに迎えに来てくれるので、あとはドライバーさんにお任せです。

一応、室生寺・長谷寺に行くことは決めてあるのですが、そのほかに時間が余ればどこかに寄ってくれることになっています。

 

ドライバーさんと打ち合わせをしてコースを決めました。

「大野寺」→「室生寺」→「長谷寺」→「大神神社」→「佐保川の桜」という順序で決定しました。

 

最初は宇陀市にある『大野寺』です。

大野寺はシダレザクラの名所として知られていて、境内のシダレザクラがちょうど満開でした。

朝早かったためか誰もいなく、静かなお寺でした。

 

お寺の近くに流れている宇陀川の対岸には高さ約30mの大岩壁に刻まれた弥勒磨崖仏があるのですが、崩れてしまったのか、全体像は分かったのですが、顔などはあまり良く分かりませんでした。

 

次は同じく宇陀市にある『室生寺』です。

室生寺は三重県との県境に近い場所にあって、真言宗室生寺派の大本山のお寺です。

かつては高野山が女人禁制であったことから、女性の参詣が許されていた室生寺は別名で「女人高野」と呼ばれています。

境内は至る所にシャクナゲが植えられていて、シャクナゲ名所としても知られているお寺です。

室生川にかかる朱塗りの太鼓橋を渡って桜が満開の「女人高野」に入ります。

 

立派な朱塗りの仁王門。

 

仁王門をくぐったところにある”バン字池”。

梵字の”バン”という文字の形を表しているそうです。

 

[鎧坂(よろいざか)]

 

バン字池の先にある石積みの階段、鎧坂です。

両脇にはずっとシャクナゲが植えられています。

上りきったところには国宝の金堂があって、内部には、中尊 釈迦如来立像・薬師如来立像・文殊菩薩立像・十二神将立像(六躯)が安置されています。

でも、ここは中には入らなくとも、回廊を歩くだけで、中の仏像が見られました。

案内をお願いしたタクシーのドライバーさんが歴史好きだったようで、仏像や伽藍のことなど細かく説明してくれたのですが、その時には納得してもすぐに忘れてしまいました。(後でパンフレットで再確認しました。)

 

金堂の左手から奥の院へは更に石段が続きます。

その石段の上には国宝の五重塔建っていました。

優雅な姿です。

両脇はここでもシャクナゲ、シャクナゲ・・・

この五重塔とシャクナゲの写真が室生寺のシンボルとなっているのに、まだ花が咲いてなくて残念です。

ここでドライバーさんから、「五重塔の絶景が見られる場所があるけれど、この石段を更に上った場所なので、健脚の人だけを案内します」と提案がありました。

そこで、健脚代表で撮ったのが下の写真です。

[シャクナゲに埋まる五重塔]

 

[斜めの角度から見た五重塔]

石段はきつかったけれど、やっぱり違う方向から見た五重塔は最高でした。

 

室生寺は桜よりもシャクナゲです。

シャクナゲが咲くまではまだもう少し。

だからなのか、参拝客とはほとんど会わず、静かでゆったりとした時間を過ごせました。

この後は『長谷寺』に向かいました。

 

 

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奈良へ①---吉野山

2025-04-10 07:00:00 | 国内旅行

今年のお花見は吉野山に決め、4月6日~8日まで奈良方面に行ってきました。

 

 4月6日---1日目 

大阪(伊丹)空港からあべの橋駅(天王寺駅)までバスで30分。

近鉄大阪阿部野橋駅に移動して、そこからは吉野駅まで電車に乗ったのですが、そこで選んだ電車が近鉄観光特急『青の交響曲(シンフォニー)』でした。

特急や急行列車もたくさん出ているのですが、やっぱり観光列車に乗ってみたかったのです。

およそ1時間の旅、沿線も桜がいっぱいで、ちょうど見ごろでした。

 

吉野駅に到着です。

日曜日だったのでもっと混雑しているかと思ったのですが、電車が到着した時以外はそれほどでもありませんでした。

散策コースを考えた時、今回は足の悪い同行者もいたため、バスを利用することにしました。

駅前から中千本公園までバスを利用して、そこからのんびりと桜を見ながら下ってくる、というコースです。

バスは山の中を25分ほど走りましたが、周りは杉の木ばかりであまり桜は見えません。

でも、終点の中千本公園近くに来た時、振り返ったら山一面の桜が見え、バスの中で歓声があがりました。

ここから上千本まで歩く人はあまりおらず、ほとんどの人が下千本に向かって歩き始めました。

この日は下千本辺りの桜がもう少しで満開だとのことで、上千本の桜はまだ少し早かったからかもしれません。

 

[中千本の桜]

 

吉野山はヤマザクラを中心におよそ200種類、3万本ほどの桜が植えられているとされています。

そして標高の低い場所から順に「下千本」「上千本」「中千本」「奥千本」と分けられています。

だから4月に入って下の方から開花が始まっても、上の方の桜はまだ咲いていないのです。

でもそれは桜の時期はいつ行ってもどこかの桜を見ることができるということになります。

 

[一目千本]

中千本にある『吉水神社』はさすがに多くの人が集まっていて、“一目千本”といわれる山の中腹にかけての桜の絵を撮るために並ばなくてはなりませんでした。

この神社は源義経が身を隠したことや、豊臣秀吉がここを本陣にして花見の宴を開いたことでも知られているところです。

 

[金峯山寺の本堂・蔵王堂]

蔵王堂の中には秘仏金剛蔵王大権現3体が祀られていました。

 

お寺の境内で行われていた”猿まわし”のお猿さんに癒された後は昼食です。

やっぱり吉野に来たら「吉野本葛」、「柿の葉寿司」は外せません。

しっかりといただきました。

その後はロープウェイ駅まで歩き、小さなロープウェイで3分ほどの空中散歩を楽しみ、駅まで戻りました。

これで吉野山観光は終わり、この旅行の宿は奈良駅前の『ホテル日航奈良』で連泊です。

だから帰りは近鉄とJRを乗り継いで「JR奈良」に戻りました。

 

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那須へ①

2024-09-16 07:00:00 | 国内旅行

出歩くのもおっくうになってしまうくらい暑かった夏でしたが、そろそろ落ち着いてきた気配がみられるようになったので、動き始めました。

少しでも涼しさを先取りしようと思い、行き先は『那須』に決めました。

 

那須に着き、湯本くらいまではまだ暑かったけれど、それから先、山に登るにつれて涼しさを感じられるようになってきました。

今回の宿は『休暇村那須』。

宿は山の方、那須ロープウェイに近い場所にあったため、そこに行くまでの途中にある場所に寄りながら、山を登っていきました。

 

最初に寄った場所は『殺生石』です。

ここは、「九尾の狐」伝説があるところ。

狐が化身したといれる大きな岩がごろごろしていて、辺り一帯は硫黄の臭いがプンプンしている場所です。

火山特有の殺伐とした風景、何となく恐ろしさを感じさせる雰囲気です。

[湯ノ花の採取場]

 

九尾伝説の殺生石ですが、令和になってから真っ二つに割れてしまいました。

その原因は石のひびに入り込んだ水分が凍結して膨張してしまって割れたということなのですが、不思議ですね。

今までずっと長い間そのようなことはなかったのに、ちょっと縁起が悪いような・・・

しめ縄もぶら下がったままでした。

 

 

[殺生石手前にあるお地蔵様]

 

殺生石から脇の道は『那須温泉神社』に通じているので、参拝することにしました。

温泉神社は「ゆぜんじんじゃ」と読みます。

この神社は那須与一も参拝したと言われている神社です。

境内はとても広くて立派な神社でした。

隣にある殺生石からの硫黄の臭いがたちこめている中、参拝しました。

 

[御神木のミズナラ]

 

温泉神社の次は『八幡ツツジ群落』の遊歩道を歩きました。

ここは時期になるとヤマツツジ、レンゲツツジなど20万本のツツジの群生が見られる、那須高原でも有名な場所です。

途中には『つつじ吊り橋』もありました。

[木道]

 

[つつじ吊り橋]

 

[つつじ群生地]

熊が出没するらしく、注意喚起がありました。

歩いている人は全員が熊よけのスズを持っていました。

 

少し歩いて汗をかいた後は宿に直行しました。

 


『八幡つつじ園地』に咲いていた花など。

この時期は花は少ないのですが、それでもチラホラと花や実が目に留まりました。

コマツナギ

 

キンミズヒキ

 

ゲンノショウコ

 

ノコンギク?

 

クサコアカソ

 

オオカメノキ(ムシカリ)の実

 

クロヅルの実

 

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