4月8日、奈良3日目です。
この日の予定は奈良市内の観光です。
”東大寺”、”興福寺”、”ならまち”を予定していました。
今まで奈良には何度か来たことがありましたが、ほとんどが市内観光バスツアーでした。
でも、今回は路線バス(市内循環バス)を利用して回ってみました。
さすがに市内の有名観光どころは外国人観光客ばかり、さまざまな言葉が行き交っていました。
皆さん朝早くから行動的なんですね。
[東大寺・南大門]
[東大寺・中門]
南大門から北に真っ直ぐ伸びる参道を右手に鏡池を見ながら歩いたところにある中門。
奥にある大仏殿を囲むように西回廊と東回廊が巡らされています。
[東大寺盧舎那仏像]
東大寺では廻廊内や大仏殿内での撮影は自由でした。
ただ、三脚はダメ、集合写真の撮影はダメなどの制限はありました。
昔、初めて東大寺を訪れたとき、大仏殿の大きさにビックリしたのですが、やはり何回目かになるとあまり感動しなくなるものなのだと思ったりしました。
それはこの後の興福寺でも同じでした。
”阿修羅像”を見たいと、興福寺に行ったのですが、そこで見た”阿修羅像”も最初に見た時ほど感動しなかったのです。
「イケメンだし、思っていたよりも小さい仏像」は最初に見た時と同じ感想です。
”阿修羅像”はあまりにも有名になりすぎてしまったようで、今回は同じ八部衆の中の『迦楼羅(かるら)像』が気に入りました。
カラス天狗のような顔をしている像です。
インド神話に描かれる、龍を食べる伝説の鳥Garuda(ガルダ)が由来なのだそうです。
これらの仏像は興福寺の国宝館に安置されていますが、撮影は禁止でした。
興福寺は境内の見学だけなら無料ですが、建物ごとに拝観料が必要になります。(共通券もあります)
現在、五重塔は大規模な保存修理工事中のため、塔全体がカバーで覆われていて残念ながら見ることはできませんでした。
[興福寺・東金堂]
興福寺の次は猿沢の池を経て”ならまち”へ行ってみたのですが、何だか寂れているようで、人影もありません。
以前来たときは大勢の人が行き交っていたのに、どうしたことでしょう。
閉まっているお店も多いし、結局、”ならまち”では何の買い物もしませんでした。
これで奈良市内観光はすべて終了です。
帰りは伊丹空港までのリムジンバスを予約してありました。
それまで少し時間があったので、奈良最後のグルメ、ホテル日航奈良のロビーラウンジ「ファウンテン」で、ふわふわのエスプーマを使った”かき氷”をいただきました。
中にメロンが入っていました。
このかき氷は人気があるらしく、今ではこれを食べる体験ツアーなどもあるそうです。