日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

サルスベリ(百日紅)

2024-08-31 07:00:00 | 植物

今年の夏に見つけたさまざまなサルスベリの花です。

サルスベリの花の色と聞くと、最初に連想されるのがピンクだと思いますが、淡いピンクから濃いピンクなどバリエーションが豊富でした。

その他の色は赤紫、白などがありました。

 

 ピンク~赤色系のサルスベリ 

一番よく見かけるピンクのサルスベリ

 

薄いピンクのサルスベリ

 

少し濃いピンクのサルスベリ

 

赤に近い色のサルスベリ

 

赤花のサルスベリ(実際の花はもっと赤く見えました)

これは多分、『ディアルージュ』という品種だと思います。

神奈川農業技術センターで生まれた、日本産サルスベリ。

 

 紫色系のサルスベリ 

薄紫のサルスベリ

 

赤紫色のサルスベリ

紫色のサルスベリ

 

 白色系のサルスベリ 

白い花のサルスベリ

 

シマサルスベリ(島百日紅)

花はサルスベリよりも地味で、白花のみ。

葉はサルスベリより大きく、先端が尖る。

 

 複色系のサルスベリ 

紅白のバランスが違いますが、両方とも『夏祭り』という品種だと思います。

 

 サルスベリの語源は、木登りが上手なサルでも、滑り落ちるほど樹皮が滑らかという例えから名付けられている。

花が咲く期間が長いことから、ヒャクジツコウ(百日紅)の別名もあり、漢名もまた百日紅である。

英名のCrape myrtle は、ギンバイカ(myrtle)の花に似て、花弁がちりめん(crape)のように縮れていることから。(Wikipedia)

 

 


 

学名:Lagerstroemia indica

英名:Crape myrtle

別名:ヒャクジツコウ

科名・属名:ミソハギ科 サルスベリ属

原産地:中国

 

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小輪ニチニチソウ

2024-08-29 07:00:00 | 植物

ウォーキング中に小さな花がびっしりと咲いている「ニチニチソウ」を2種類見つけました。

 

一般的なニチニチソウと大きさを比べてみました。

左---花の小さなニチニチソウ

右---一般的なニチニチソウ

同じくらいの大きさの鉢に植えられているので、花と葉の大きさの違いが良く分かります。

 


最近ではさまざまな会社によってニチニチソウの園芸品種が開発されているようです。

病気に強い品種、花の小さい小輪種、咲き方や花びらの形が特徴的な品種、花の色が珍しい品種などが既に出回っているとのことでした。

その中で今回見つけたのが花の小さい小輪種でした。

小輪で花弁が真っ白な品種、これは『サントリーフラワーズ』が開発した”極小輪ニチニチソウフェアリースター”シリーズの中の『クリアホワイト』という品種です。

① 極小輪の愛らしい小花、花密度も高く、花付きバツグン!

② 病気に強くて育てやすい!

③ 中心まで純白、分枝が良く、まとまりも良い。

④ 耐病性が高い品種。

これらがサントリーフラワーズのオススメポイントでした。

 

これは『ホワイトレッドアイ』。

『エム・アンド・ビー・フローラ株式会社』が開発した”ニチニチソウ夏花火”シリーズの中の一品種です。

白い花びらで中心が赤いから、ホワイトレッドアイという名がついたのでしょう。

夏花火シリーズの特徴は次のようになっていました。

① 2~3cmの可愛らしい小さい花がたくさん咲きます。

② こんもりと仕上がる草姿です。

③ 日本の高温多湿の環境でも育てやすく、真夏でも花がポンポン咲き続けます。

 


「ニチニチソウ」

学名:Catharanthus roseus 

英名:Madagascar periwinkle

別名:ニチニチカ(日々花)、ビンカ

科名・属名:キョウチクトウ科 ニチニチソウ属

原産地:マダガスカル、インド

 

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ベニバナサワギキョウ(紅花沢桔梗)

2024-08-27 07:00:00 | 植物

昔のこと、夏に山や高原に行ったとき、湿地帯や沼地などで、青紫色のキキョウのような花が咲いているのを見ました。

湿地の中で真っ直ぐに立っている紫色の花が良く目立っていたのです。

それは、サワギキョウでした。

[サワギキョウ]

 

サワギキョウはキキョウに似ているから、この花は紫色に決まっている、と勝手に思い込んでいました。

ところがウォーキング中に赤い色でサワギキョウによく似た、鉢植えの花を見つけてしまったのです。

どう見てもサワギキョウにそっくりな花、サワギキョウに赤い花があるはずがない・・・

でも、それが勝手な思い違いだったのでした。

調べてみたらサワギキョウの赤い花は存在していたのでした。

 

ベニバナサワギキョウは北米の原産で、やはり沼地などの湿気の多い場所を好み、花の色は鮮紅色。

そしてこの花を元にして、さまざまな園芸品種が作られているようです。

園芸品店では『宿根ロベリア』という名前で売られているらしく、赤花の他に白花、ピンク色などもあるとのことでした。

 

 ベニバナサワギキョウ

北アメリカのカナダ南部からテキサス州に分布し、湿地や水辺などに自生する多年草。

名前の由来は、紅色の花をつけ、草姿がサワギキョウに似ることから。

葉は互生し、葉身は4~8cmの披針形、縁に鋸歯がある。

7~9月に茎頂に総状花序を出し、3cm程の紅色の唇形の花を多数つける。

花冠は上が2裂、下が3裂する。

全草が有毒で誤食すると嘔吐・下痢・血圧降下を起こす。(花しらべ-花図鑑)

 


 

学名:Lobelia cardinalis

英名:Cardinal flower

別名:アメリカサワギキョウ、ヨウシュサワギキョウ、宿根ロベリア

科名・属名:キキョウ科 ミゾカクシ属(ロベリア属)

原産地:北米

 

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イスノキ(柞の木)

2024-08-25 07:00:00 | 植物

ウォーキング中に、葉っぱに『虫こぶ』ができている木を見つけました。

この木の名前は「イスノキ」、漢字では「柞の木」です。

「柞」この文字はクヌギやコナラの総称で、『ハハソ』と読みます。

クヌギなどとは全く似ても似つかない木なのに、どうしてこの文字を使っているのか分かりません。

木全体を見るとモチノキやモッコクに似た雰囲気があります。

でも、『イスノキ=虫こぶ』と言われるくらいなので、この木はモチノキやモッコクではなくて、イスノキだとすぐ分かります。

イスノキの葉には虫こぶができやすいのです。

この木は別名では『ヒョンノキ』とも呼ばれています。

それは、虫こぶが大きくなると穴が開き、笛のような音が出ることからなのだそうです。

 

 ちょっと話が脱線します。

話し言葉の中でひょんなことという言葉がよく使われます。

『些細なことがキッカケで』とか『思いもかけないことから』という意味の言葉です。

このひょんはイスノキが語源になったとも言われています。

虫こぶのために穴が開いて、笛のような音が鳴る---「ひょうと鳴る=ヒョンと鳴る」

これが、ひょん(妙な、異様な)の語源だということのようです。

 

 虫こぶ

虫こぶは『虫えい』とも呼ばれ、ダニ、アブラムシ、タマバエの幼虫など、さまざまな虫が、植物に寄生することでできる部分を言う。

多くはこぶ状になるため、虫こぶと呼ばれている。

虫こぶは、寄生した虫が出す刺激に反応し、植物の一部が異常成長してできるものである。(植木図鑑)

 

 イスノキ

日本では伊豆以西の暖地に自生しています。

関西以西では、生垣や庭木に用いられることも多い樹木です。

非常に頑丈な木質から、材木としてもよく利用されています(樹木図鑑)

 


 

学名:Distylium racemosum

英名:Isu Tree

別名: ユスノキ、ヒョンノキ、ユシノキ

科名・属名:マンサク科 イスノキ属

原産地:本州南部、四国、九州、沖縄、済州島、中国、台湾

 

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サンブリテニア・スカーレット

2024-08-23 07:00:00 | 植物

目の覚めるような鮮やかな赤い色の花「サンブリテニア・スカーレット」です。

草丈は30~40cm、横に広がるのでプランターに植えるのにちょうどよいサイズだし、見映えもよい花です。

まだ新しい品種の花なので、お目にかかる機会は少ないかもしれません。

この花は従来からあったジャメスブリテニアの園芸品種です。

ジャメスブリテニアよりも耐暑性が強くなり、花のサイズが少し大きめ(2.5cm~3cm)になったことなどが改良された点のようです。

中心の黄色と花弁の鮮やかな赤のコントラストが目を引きますね。

 

サンブリテニアには、スカーレット以外にもいくつかの品種があるようです。

それは、チェリーピンク、アプリコットディーバ、パープルディーバなどいう名前になっているようです。

でも、そのどの種類の花もまだ見たことはありません。

 


 

学名:Jamesbrittenia hybrid cv. sunbrittenia

英名:Sunbrittenia Scarlett

別名: ジャメスブリテニア、 ジェームスブリテニア

科名・属名:ゴマノハグサ科 ジャメスブリテニア属

原産地:南アフリカ(園芸品種)

 


[ジャメスブリテニア]

サンブリテニアの元になったです。

かつてはサマーバコパという名前で流通していました。

 

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