日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

マリーゴールド

2021-07-31 07:00:00 | 植物

『あいみょん』の歌のタイトルで一躍有名になった「マリーゴールド」だけど、この花はずっと昔からあって、渡来は江戸時代。

子どもの頃住んでいた海辺の町には海の近くに松林があった。

この松林の中にちらほらとマリーゴールドが咲いていた。

今考えてみたら、その近くにあった大根畑に緑肥として植えてあったものが畑から脱出して松林に根付いたのかもしれない。

当時、三浦大根で有名な三浦半島では、夏の間は畑でマリーゴールドを栽培し、緑肥にして冬の大根栽培に活かしているということが有名だった。

大根畑の持ち主はそれを真似したのかもしれない。

 

さて、マリーゴールドに話を戻すと、この花は大きく分けて3種類に分かれる。

花壇でよく見かけるのがフレンチ種、花や株が大きくて切り花に向いているアフリカン種、葉が細く、小さな切れ込みが入っているのが特徴のメキシカン種がある。

 

 

 

 

写真はすべて花壇などで良く見かけるフレンチ種。

それでもオレンジや黄色、混合色、八重咲、一重咲きと様々な種類がある。

 


 

学名: Tagetes

英名 :marigold

別名: コウオウソウ(紅黄草)、クジャクソウ(孔雀草)、マンジュギク(万寿菊)

科名・属名 :キク科 タゲテス属

原産地 メキシコ、中央アメリカ

 

 

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ジギタリス

2021-07-30 07:00:00 | 植物

今日の散歩中に見つけた花---ジギタリス

 

5月の終わりごろに近所の洋風の庭で見かけた「ジギタリス」

たまたま通ったら前よりも一回り小さくなっていたけれどもまだ咲いていた。

ジギタリスって花は、よく見るとグロテスクに感じるのは私だけ?

花の色が薄ければいいのだけど、ピンクの濃い色だと特にそう感じる。

決して嫌いだとかいうわけじゃないのだけれども、花の中の赤紫色の斑点が何となくそう感じさせるのかもしれない。

 

 

 

 

テレビドラマで殺人事件があり、そこでジギタリスの毒が使われていた。

毒? ジギタリス? トリカブトやスズランなら知っているけれど、ジギタリスにも毒があるって初めて知った。

調べてみると結構猛毒らしい。

葉がコンフリー(鰭玻璃草・ひれはりそう)によく似ているので、間違って食べてしまって被害に遭ってしまった人もいるようだ。

決して食べないように!

花だけを見て楽しんでいる分には問題ないから。

 


 

学名:Digitalis

英名:Foxglove

別名:狐の手袋

科名・属名:ゴマノハグサ科 ジギタリス属
 
原産地 :ヨーロッパ、北東アフリカ~中央アジア

 

 

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ポーチュラカ

2021-07-29 07:00:00 | 植物

「ポーチュラカ」は夏の定番の花、雑草で黄色い小さな花をつけるスベリヒユに葉や茎の姿がよく似ている。

だからスベリヒユから作り出されたのではないかと思っている。

 

 

 

 

3日前に取り上げた花、マツバボタンとポーチュラカの花もそっくり。

両方とも学名、科名、属名が同じなのでそっくりなのは当然のこと。

でも、それぞれの葉を見れば違いが分かる。

葉が大きくて丸みのあるのがポーチュラカ、細いのがマツバボタン。

 


 

学名:Portulaca oleracea

英名:Portulaca

和名:ハナスベリヒユ

科名・属名:スベリヒユ科 スベリヒユ属(ポーチュラカ属)

 


 

3種類を比べてみた。

 

 

 

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ペンタス

2021-07-28 07:00:00 | 植物

「ペンタス」はもうすっかり日本の夏の花として定着しているような気がする。

ペンタスは5枚の花弁が星型になっていて、多くの色がある、かわいい花。

この花が日本に入ってきたのは明治時代末から大正時代初めにかけてで、当時はサンタンカ(山丹花)に似ていることから、クササンタンカ(草山丹花)と呼ばれていた。

元々熱帯地方の花なので、暑さには強い。

だから日本の夏には十分耐えられる。

咲いている期間も夏から秋まで長いので、目にする機会が多くから親しみがあるのかもしれない。

 

 

 

 

暑さには強いから冬はダメなのかと思っていたら、寒さにもそれほど弱くないので、鉢やプランターなど、室内に取り込めるようならば、冬越しもできるとか。

地植えのものは無理かもしれないけど。

それならば1年で枯らせてしまうのはもったいない。

元々は多年草で、数年たつと枝が木のようになるということなので、上手に育てれば数年楽しめるかも。

 

 

 


 

学名:Pentas lanceolata

英名:Star cluster

和名:クササンタンカ(草山丹花)

科名・属名:アカネ科 ペンタス属

原産地:熱帯アフリカ東部からアラビア半島

 


 

 

[サンタンカ]

ペンタスに似ていると言われている。

でも花弁は4枚で、雰囲気は似ているが、ちょっと違っているような・・・

 

 

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ジニア

2021-07-27 07:00:00 | 植物

「ジニア」というおしゃれな名前になっているけれど、この花は昔からよく知られているヒャクニチソウ(百日草)

ヒャクニチソウというと、昔ながらのお盆の花や供花のイメージが強いが、ジニアと言う名に変わると花壇やコンテナを彩るガーデニングの素材の花に変わってくるから不思議な気がする。

まぁ、そういった人気の花にするために努力を重ね、様々な咲き方や色、小型化などの改良を進めたからかもしれない。

 

それぞれの名前は分からないが、近所で見つけたジニア

 

 

 

 

 

 

 

 

 



学名:Zinnia

英名:Youth-and-old-age

和名:ヒャクニチソウ(百日草)、長久草(チョウキュウソウ)、浦島草(ウラシマソウ)

科名・属名:キク科 ヒャクニチソウ属

原産地:メキシコ

 


 

和名も英名も、すべての名の由来は長い間咲いているから。

 

 

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