日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

写真のこと、その後

2021-01-31 07:00:00 | 雑談

先日、写真が無断使用されていた記事を書いた。

問い合わせしたサイトから返信があった。

 

あの写真が使われていた記事は読者からの投稿記事だった。

募集の際には写真について著作権に問題のないものなどと細かな規約があるにも関わらず使われてしまったようだ。

調べてみたら確かに同じ写真だったので、「その記事を削除する」と、丁寧なメールをいただいた。

結局使われた経緯は分からずじまいだった。

 


そこで、写真について調べてみたら、「著作権表示」があろうがなかろうが、「著作権の放棄」を宣言していない限り画像には著作権がある。

そして盗用、つまり著作権侵害された場合は、当然ながら損害賠償を請求することができる、となっていた。

 

ということは、ブログに使っている写真は自分のものならば、何も手を加えなくともそのままでいいってこと。

 

ウォーターマークを入れる必要もないと分かったが、ちょっと遊んでみた。

フリーのソフト「XnConvert」をインストールしてみた。

ただ、マークを入れる場所を考えないといけない。

中央付近に入れると写真自体が壊れてしまう場合もあるし、隅の方に入れてもトリミングすれば消えてしまう。

そして、結局文字の透かし度合いを大きくすればいい、という考えに至った。

 

 

このくらいならば邪魔にもならないし、トリミングもできないと思う。

 


 

写真のサイトで、「PIXTA」(ピクスタ)というところがあり、ここは誰でも撮った写真をアップして、売ることができる。

実は以前にそこに登録したことがあり、数枚の写真が売れたこともあった。

PIXTAの規約では、販売される素材の著作権はクリエイター本人に属する。

ということになっているので、著作権はまだ自分にあるから、既に売れた写真でもまだ自分のブログには使える。

そこで、売れた写真をアップしてみようと思う。

買ってくれた人もいるわけなので、ここで盗用されるとその人たちに申し訳ないから「ウォーターマーク」を入れる練習も兼ねて堂々と入れてみた。

 

 

 

 

どのような需要があるのか分からないけれど、買ってくれた人に感謝します。

「ありがとうございました」

 

 

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小さな公園で 「ミツマタ」

2021-01-30 07:00:00 | 植物

小さな公園で見つけた花。

寒さの中で開花の準備をしていた。

 

 

[1月のミツマタ]

 

ミツマタは葉が出る前に開花する。

名前の由来は枝が必ず3つに分枝するから。

 

 

[4月のミツマタ]

 

花期は3〜4月。

 

 

[12月のミツマタ]

 

葉の間に次の年の花の準備をしている。

 


「ミツマタ」

ジンチョウゲ科ミツマタ属

中国〜ヒマラヤ原産

枝先に小さな花が30〜50個つくが花弁はなく、萼が目立つ

和紙の原料のうち、特にミツマタの樹皮の繊維は長く、何遍折りたたんでも破れないので、紙幣の原料として最適になっている

 

ミツマタは別名「さきくさ」ともいわれる。

 

春されば まづ三枝(さきぐさ)の幸(さき)くあらば 後(のち)にも逢はむな 恋ひそ吾妹(わぎも)

柿本人麻呂

 

大意は、春になると最初に咲く「みつまた」の花の名のように幸せならばまた逢えるでしょうから、そんなに恋い焦がれないでくれ、愛しい人よ。

といった感じかな。

 

柿本人麻呂に関して、ここからは独り言。

興味のある人だけの話。

 

先日、たまたま柿本人麻呂について研究しているという人の文章を目にした。

それは、柿本人麻呂高市皇子の関係について書いてあり、二人は同一人物だったとか、そうでなければ同性愛関係だったとか、そういう話だった。

え~、ウソ~、まさか~、と思った。

なぜならば、自分は高市皇子が大好きだからというのがその理由。

 

でもよく考えてみると、そんな昔の人のことなど誰も知らないし見た人もいない。

であれば、その人のことは書き手によって善人に仕立てり、悪人に仕立てたりどうにでもできる。

今までに読んだ本や物語などから勝手に想像して「高市皇子像」というものを自分なりに作り上げてしまっていたのだった。

今風に言うと、背が高く、イケメンで、出自のせいでずっと日陰の身のため少し影のある男性といったところかな。

好きになったのは、その作られた人のことで、実像ではないのだ。

 

柿本人麻呂との関係に話を戻すと、柿本人麻呂作の高市皇子への壮大な挽歌は万葉集に残っている、これが本当のことだったら、同一人物という説は無いと思う。

でも、同性愛関係の方は分からない。

悲劇の宰相といわれる長屋王など数人の子どももいたのだし・・・

それでも、柿本人麻呂には、高市皇子について詠んだ和歌が多いのはなぜ???

 

緊急事態宣言で自粛中にとんでもない文章を目にしてしまって、外出できなくてモヤモヤしているのところに輪をかけてしまったような気がする。

それでも古代史はロマンがあって面白い。

 

 

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津軽鉄道と秋田内陸縦貫鉄道②

2021-01-29 07:00:00 | 国内旅行

前日のホテルがある五所川原から五能線、奥羽本線を乗り継いで鷹ノ巣駅まで来た。

ここから角館まで秋田内陸縦貫鉄道の旅が始まった。

 

秋田内陸縦貫鉄道はその名前の通り、秋田県を縦断するローカル線で、沿線は「田んぼアート」や「マタギ文化」がある場所としても有名になっている。

角館と鷹巣間の95kmほどの距離を約2時間半くらいかけて走っている。

何度か経営難で話題に上ったりしたが、女性車掌や運転手を登用したりして工夫し、今でも頑張っている。

 

「鷹ノ巣駅」はJR奥羽本線の駅名、「鷹巣」は縦貫鉄道の駅。

読み方は一緒でも「」が入っているか入っていないかで違っていて紛らわしい。

改札は別だったがホームは一緒になっていた。

 

鷹巣駅から乗り、しばらくの間窓の外は住宅街だったが、だんだんと山の中に入って行った。

最初の見どころの「大又川(おおまたがわ)橋梁」が見えてきた。

笑内(おかしない)駅」と「萱草(かやくさ)駅」の間にあるこの橋は、人気のスポットになっていて、ポスターなどにもよく使われている。

ここではスピードを緩めてくれた。

 

[車内からの大又川橋梁]

 

[線路に並走している国道]

 

列車の中ではアテンダントの女性が停まる各駅のことを説明してくれていた。

例えば「阿仁マタギ駅(あにまたぎ)」周辺にはまだ現役のマタギが住んでいるとか、「笑内駅(おかしない)」のお菓子屋さんのチーズ饅頭が美味しいとか、「上桧木内駅(かみひのきない)」は毎年2月に紙風船上げが行われているなどと、沿線の情報をおもしろおかしく案内してくれながら、車内販売で名物の「もちもち三角バター餅」を売るのも忘れていなかった。

そしてほとんどが無人駅だったが、駅舎にはその駅での名所や行われている行事などの看板が掲げられていた。

 

30分くらい走ったところが「阿仁マタギ駅」。

マタギの里として知られている。

また、この駅から山奥に入ると日本の滝100選で2位に選ばれた、素晴らしい「安の滝(やすのたき)」があるが冬場は閉鎖されているので、今回は行けなかった。

でも、この駅の近くには「打当温泉(うっとうおんせん)」があるので寄ってみることにした。

無人駅を降りたところには張り紙があり、「電話すれば迎えの車が来る」となっていたが、歩いてみようと思い、周りは雪の壁になっている道路を2kmほどを歩いて行った。

後から聞いた話だと、クマが出没することがあるから、歩きはオススメしないとのことだった(@@;)

「打当温泉 マタギの湯」は大きな公共の宿のような造りの宿泊施設で、立ち寄り湯も可能だった。

館内に入ると「マタギ資料館」があり、マタギの狩猟道具や装束など、たくさんのものが展示されていた。

お風呂は大きな内湯と隣接して石造りの広めの半露天風呂があり、下には打当川が流れていた。

お風呂は少し赤茶けた色で、鉄と硫黄臭がほんのりとあった。

面白かったのが湯口がクマの頭になっていたこと。

この宿ではマタギの話を聞いたり、「安の滝」までマタギと一緒に歩いたり、「かんじき」歩き体験をするなど、季節ごとに様々な企画を用意してあるらしい。

 

帰りは車で駅まで送ってもらい、再び秋田縦貫鉄道の旅を続けた。

角館まではずっと雪の中を走っていた。

 

 

 

そして、この日は角館の「花葉館」に泊まった。

 

角館の過去記事 → 「角館」

 

 

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津軽鉄道と秋田内陸縦貫鉄道①

2021-01-28 07:00:00 | 国内旅行

ここ数年、「大人の休日倶楽部パス」を使った旅行を年に数回している。

このパスはJR東日本の電車ならば連続した4日間が乗り放題となる。

プランニング時点からがもう旅行気分となり、行き先を決め、どのように回るか、泊まるのはどこにするかなど、考えるだけでも楽しくなってくる。

そうして何度も行っている内に東日本圏内の観光地のほとんどはもう既に回ってしまった。

だから最近では温泉に直行してしまうことが多くなったのだが、それでは面白くないので、そこに「乗り鉄」も加え、東日本の鉄道をすべて制覇することを旅の目的とするようにもなった。

 

ある年の冬、津軽鉄道と秋田内陸縦貫鉄道を入れてスケジュールを組んでみた。

津軽鉄道は、津軽五所川原駅と津軽中里駅間の20kmほどを結んでいる。

その間には12の駅があり、「金木駅」以外は無人駅になっているほど過疎地の列車だが、冬の間はストーブ列車を運行しているので、その期間だけは人気の路線になっている。

 

JR五所川原駅に隣接した津軽鉄道の始発駅「津軽五所川原駅」から乗車した。

ストーブが置かれた専用車両に乗るには乗車料金の他に追加料金が必要となった。

4両ほどの列車の中に1両だけストーブが置かれた車両があり、すべて自由席になっていた。

ストーブ列車に乗った時の記事は以前に書いた。 → ストーブ列車

 

 

 

終点の「津軽中里」駅で降り、戻りの列車までの数時間を「斜陽館」に行ってみることにした。

斜陽館までは15分ほど歩いた。

ここは太宰治の生家であり、明治時代の彼の父である津島源右衛門が建てた家だった。

その後津島家が手放し、「斜陽館」の名で旅館として有名になった。

現在は旧金木町(現在は五所川原市)が買い取り、太宰治記念館「斜陽館」となっている。

 

 

[斜陽館]

 

その昔、太宰治の本を読んだときから一度は行ってみたいと思っていた場所だった。

「風情もない、ただの大きな家」太宰治がそういう表現をした家。

ところが実際にはとんでもなく大きい、風情たっぷりの家というか邸宅だった。

当時、どれだけお金持ちだったのだろうか? などと俗なことを考えてしまった。

 

津軽中里駅まで戻り、五所川原に帰るときはもう夕方になっていた。

ずっと雪原の中を走り続け、地平線に沈む太陽は「だるま太陽」になっていた。

 

 

 

 

この日は五所川原の「サンルート五所川原」に泊まった。

「五所川原立佞武多ねぷた祭り」の時は「ねぷた」がこのホテルの前の通りを練り歩くらしい。

ホテルに居ながらお祭りを見ることができると聞いた。

でも、毎年その時期の部屋は大手の旅行会社に押さえられてしまうので、個人では予約は無理だとのことだった。

 

翌日は五能線から秋田内陸縦貫鉄道に行く予定を立てていた。

 

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あしかがフラワーパーク

2021-01-26 07:00:00 | 国内旅行

栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」は「藤」の花で有名な花のテーマパーク。

いつ行っても様々な花を見ることができる。

花の少ない冬にはイルミネーションでも有名になっている。

人の多いイルミネーションの時間を避けて、冬に咲いている花を見に行ってきた。

 

冬でもたくさんの花を見ることができた。

 

 

[雪囲いされた冬咲き牡丹]

 

 

[クリスマスローズ]

 

 

[福寿草]

 

 

[黄色のミニラッパスイセン]

 

[アネモネ]

 

 

[ロウバイ]

 

 

[寒紅梅]

 

 

 

 

行った日は1月末、冬でもそれなりに花があった。

このパークは季節によって入場料が変わる。

やはり藤の花の時期が一番高く設定されている。

 

4月末ごろには藤の花と共に、春の花が満開となる。

 

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