日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

塩原自然研究路・「富士山」で見つけた花

2020-08-27 07:00:00 | 植物

ある年の8月の終わりに富士山に登った。

これは「ふじやま」と言って、誰でもが知っている日本一の富士山とは違い、別名「新湯富士」と呼ばれ、栃木県、奥塩原にある。

1180mの低い山だがトロイデ型の小さな活火山になっている。

 

ゆっくり登って降りるまで3時間くらいのコースだが目的は花の写真を撮るためだった。

塩原の新湯温泉に車を止めて、登った。

新湯温泉は塩原温泉郷の中の一つで、日塩紅葉ライン沿いの温泉地。

硫黄の臭いが立ちこめ、山肌から煙がモコモコと出ているような小さな温泉地で、標高は1000mとなっている。

だから高低差は200m弱しかない。

 

塩原自然研究路はコースがいくつかあるが、この日は温泉(ゆせん)神社への石段を登り、分岐点で富士山方面を選んだ。

硫黄の臭いがする中、15分くらい登ると「新湯爆裂噴火口跡」という噴煙展望台があった。

ここが唯一の展望場所で、後はずっと林の中を歩いた。

あっという間に山頂に着き、ここからはヨシ沼まで下り、沼を一周して新湯温泉に戻った。

 

 

 

--------  目的の花の写真  --------

 

[アケボノソウ]

東京、埼玉県などではレッドリストに入っているらしい。

 

[キツリフネ]

ツリフネソウが群生していた中にポツリと黄色のものがあった。

 

[ツリフネソウ]

 

 

[オクモミジハグマ]

一番上の花は3個つくらしいが、終わりかけだったので確認できなかった。

 

[シシウド]

ぼけ気味の写真のため幻想的に見える。

 

[オトギリソウ]

兄が弟を切ってしまったという伝説がある花、薬草。

 

[ミヤマアキノキリンソウ]

同じような花がたくさんあるので、少し自信が無い。

 

[レンゲショウマ]

この花を見つけたときは飛び上がるほど嬉しかった。

 

[サワギキョウ]

水辺や湿地に生えるので「ヨシ沼」に咲いていた。

 

 

この他にも名前の分からない花がたくさん咲いていた。

 

 

コメント
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