日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

キンラン

2021-04-30 07:00:00 | 植物

4~5日前、埼玉県上尾市にある小学校の校庭で「キンラン」が見つかったと報道があった。

大々的に報道されるということはそれほど貴重な花だからかもしれない。

「キンラン」はかつては日本ではどこにでもある、ありふれた和ランの一種だったが20年ほど前の野生ランブームで急激に数を減らした。

そして、1997年に絶滅危惧種として環境省のレッドリストに掲載され、都道府県のレッドデータブックにも指定されている。

 


 

数年前、散歩道にある草むらの中に、「ギンラン」が咲いているのを見つけた。

周りに樹木があり、少し日陰になっている場所だった。

こんな町中でも、「条件が揃えば見つけることができるのだ」と思いながら、誰にも教えずに、毎年一人で眺めて楽しんでいたのだが、今年はそこに黄色い花が咲いていた。

「キンラン」だぁ~。

 

 

 

今までずっと「ギンラン」だけだったのに、どうして今年から急に出てきたのか?

理由は分からないが、見つけられたということだけですごく嬉しかった。

同じ場所には「ギンラン」も咲いていた。

 

 

これからはずっとこの場所で「キンラン」と「ギンラン」の両方を見られるかも。

 


 

キンラン(金蘭)

学名:Cephalanthera falcata

英名:Golden Orchid

和名:金欄

科名・属名:ラン科 キンラン属

原産地:日本、朝鮮半島、中国

 

 

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スパラキシス

2021-04-29 07:00:00 | 植物

今日の散歩中に見つけた花---スパラキシス

 

旅と温泉を中心に書いてきたブログなのに、全く出かけることもできず、花のことを書くブログとなってしまっている。

春になってからは散歩すると、毎日毎日新しい花が見られ、中には今まで見たこともない花もあり、そのような花を見つけると嬉しくなってしまう。

初めて見た花の写真を撮り、その名前を調べるのも楽しい作業となった。

今日、初めて見た花は「スパラキシス」だった。

 

 

[スパラキシス]

 

赤い6枚の花弁の中心が黒っぽくなっていて、そこに黄色いタビラコの花を置いてあるような感じの鮮やかな花だった。

調べてみたら「スパラキシス」という花だった。

この花の種類はいくつかあり、一般的に出回っているのはトリカラーと呼ばれるものらしく、その通り3色だった。

 

そして、その近くに色違いもあった。

どう見ても同じ花に見えないが、これは「スパラキシス・トリカラー・アルバ・マキシマ」という名前で同じ「スパラキシス」の仲間。

 

 

[スパラキシス・トリカラー・アルバ・マキシマ]

 

これはトリカラーと名が付いているが、白と黄色の2色で、やさしい感じがする。

この種類の方が好みかな。

 


 

学名:Sparaxis

科名・属名:アヤメ科 スパラキシス属

和名:スイセンアヤメ

漢字表記:水仙菖蒲

原産地:南アフリカ


 

よく似た花に「イキシア」「バビアナ」がある。

 

 

[イキシア]

 

 

[バビアナ]

 

 

スパラキシス、イキシア、バビアナはすべて南アフリカ原産のアヤメ科で、水仙や菖蒲のような形なので、見分け方が難しい。

でも、良く見ると違いが分かる。

スパラキシス---花弁の先端が反り返ったようになっていて、萼(がく)が茶色。

イキシア---花は全開していて、茎が細い。

バビアナ---花は少し閉じていて、茎に細い毛がある。

 

ちょっと自信がないが、これで見分けられると思う。

 

 

 

 

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「ナルコユリ」と「アマドコロ」

2021-04-28 07:00:00 | 植物

この二つの花も違いが良く分からない花。

 

[ナルコユリ]

 

[アマドコロ]

 

そこで、調べてみた。

 

  「ナルコユリ」 

 

葉が細い(笹の葉に似ている)

茎が丸く稜がない(稜---物の角のこと)

葉腋に筒状の花が1~5個

花柄がある

花期は4~5月

 

 

学名:Polygonatum falcatum

和名:鳴子百合

英名:Solomon's Seal

原産地:日本、朝鮮半島、中国

 

 「アマドコロ」 

 

茎に稜がある(6本の稜があるので、触ると少し角ばっている)

葉腋に筒状の花が1~2個

花柄がない

花期は5~6月

 

 

学名:Polygonatum odoratum var. pluriflorum

和名:甘野老

別名:ナルコラン(鳴子蘭)

科名 ・属名:キジカクシ科  ナルコユリ属(アマドコロ属)

原産地:日本、東アジア

 


 

茎を触ってみて丸いのが「ナルコユリ」、角ばっているのが「アマドコロ」、これが一番わかりやすいらしい。

 

 

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ヤセウツボ

2021-04-27 07:00:00 | 植物

今日の散歩中に見つけた花---ヤセウツボ


一面、アカツメクサの草地で数本見つけた。

「ヤセウツボ」という花。

ちょっと変わった形の花で、主にマメ科やキク科の植物に寄生して、寄生する植物によって大きさが違ってくるらしい。

アカツメクサだと大きくなるようなので、目についたのかも。

 

 

 

[ヤセウツボ]

 


 

学名:Orobanche minor

英名:hellroot,common broomrape

和名:痩靫

科名・属名:ハマウツボ科 ハマウツボ属

原産地:地中海沿岸

 


 

ヤセウツボというの名前の由来は、

① 同じ属のハマウツボよりも見た目が細いから

② 花の形が矢を入れる靭(うつぼ)に似ているため

と二つの説がある。

 

初めて確認されたのは千葉県で、輸入された牧草についていたらしい。

寄生している根で養分を吸収して、農作物に被害を与えるので、現在日本では要注意外来生物に指定されている。

見つけたらすぐに抜いたほうが良いとか。

 

 

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ソダシ(馬)

2021-04-26 07:00:00 | 雑談

2021年4月11日、今年最初のクラシックレース、「第81回桜花賞」で優勝した「ソダシ」は真っ白な馬で、「白毛」の馬がクラシックレースで優勝するのは初めてだということだった。

以前にたまたま競馬中継が目に入り、真っ白でとてもきれいな馬が走っているのを見た。

黒や茶色の馬の中で一頭だけ真っ白な馬だったので、目立っていた。

その馬は「ソダシ」という変わった名前だった。

それからはその馬のことを気にするようになった。

「ソダシ」は3歳のひん馬(雌馬)。

名前はサンスクリット語で「純粋、輝き」を意味しているらしい。

競馬中継の中で、「ターフィーショップ」で「ソダシ」のぬいぐるみが売り出されたということを言っていたので、さっそく購入した。

「ターフィーショップ」とは競馬グッズを売っているお店のこと。

驚いたことに、桜花賞で勝った後には、そのぬいぐるみが、あっという間に売り切れてしまったらしい。

その後再販しても10分もしないうちにすぐに売り切れてしまい、あまりの人気に今では予約販売になってしまったとか。

 

 

 

買ったのはマスコットサイズで小さくてかわいいもの、その他にレギュラーサイズやLサイズがある。

「’20阪神ジュベナイルフィリーズ」というレースの時のもので、これから販売するのは「'21桜花賞Ver.」のものになるらしい。

 

 

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