日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

大人の休日倶楽部パスで温泉巡り①---森岳温泉「ホテル森山館」

2024-07-10 07:00:00 | 温泉・宿

JR東日本の『大人の休日倶楽部パス』を使って温泉巡りをしました。

会員向けに毎年3回~4回発売されるこのパスは、期間限定で連続する5日間、JR東日本の路線が乗り放題になります。

以前までは4日間だったのですが、今回から5日間になりました。

新幹線でも在来線でもすべて乗り放題なのですから、乗り鉄・温泉好きにとってはすご~くありがたいパスなのです。

 

休日倶楽部パスを使って旅行といっても、よほどの事がない限りいつもどこにも寄らず、温泉に直行です。

名所巡りはすでに卒業してしまったのです。

そして、プランを立てるときはいつも行ってみたい温泉を先に決めます。

それからその周辺の宿を探し、その後に回る順路を決めることにしています。

今回の旅行、第一番目に選んだ温泉が『森岳温泉』でした。

森岳温泉は秋田県山本郡三種町にあり、『日本一しょっぱい温泉』で有名なところです。

70年ほど前、石油採掘中の田んぼから突如としてお湯が噴出し、そのお湯が日本有数の塩分濃度を誇る泉質だったのです。

そのため、湯冷めしにくく美肌効果がある温泉だと評判になり、秋田の奥座敷として一躍有名になって、とても賑わった温泉だったようなのです。

ちょっと珍しい温泉なので、ずっと行ってみたいと思っていたところでした。

それに、三種町は『ジュンサイ』が特産の町、ちょうどジュンサイの時期だったことも決め手になりました。

森岳温泉には宿は3軒ほどありましたが、今回はその中の「ホテル森山館」に決めました。

 

秋田から奥羽本線に乗り換えて森岳駅に着いたときには既に送迎車が待っていてくれました。

駅から5分ほど走ると温泉街です。

温泉街とは名ばかりで、閑散としていて、宿の前に『森岳温泉カッパの足湯』もありましたが、人の気配は全く感じられないようなところでした。

やっぱり、かつては賑わった温泉も今はその面影もなくなってしまったようです。

ホテル森山館は一番奥にあって、古い感じがするけれど、結構大きな建物でした。

チェックイン時のフロントの方の対応がとっても丁寧でした。

通された部屋は3階、エレベーターのすぐ前、二間を繋げたように、十分な広さがありました。

アメニティなどはすべて揃っていて、全く問題もありません。

この宿は温泉もそうですが、もう一つ人気があるのが岩盤浴施設です。

だから岩盤浴もチェックイン時に申し込んでおきました。

部屋で御茶を飲む時間ももったいなくて、荷物を置いてすぐに岩盤浴に向かいました。

 

女性用、男女混合用の岩盤浴の部屋がありました。

この部屋は通常は男女混合のようですが、この時は女性用になっていました。

貸し切り状態でした。

天然ラジウムの岩盤浴施設だそうで、45度の石のうえに横たわり、熱くなったら水分補給、これを数回繰り返したところ、体が軽くなったような気が・・・気のせいかな

 

岩盤浴で汗を流した後は待望のお風呂です。

チェックイン時に「お風呂は小さいです」と言われていたので、どんなものかと思っていたのですが、何の何のとんでもない、大浴場だったのです。

十数人も入れるような大きな湯船とその隣には小さめの湯船があって、カランも10ヶ所ほど並んでいたのです。

湯口からはドバドバとお湯が流れ、湯船には無色透明のお湯が溢れていました。

湯船に入った瞬間、体が軽くなって浮いてくるのです。

塩分が強いってこういうことなんですね。

子どもの頃、海で泳いだ時と同じ、何もしなくとも体がぷかぷかと浮いてしまうのです。

湯口から流れるお湯を嘗めてみると、とってもしょっぱくて、目に入ると痛いのです。

海水よりも塩分濃度が少し薄いくらいでしょうか?

海で泳いだ後は肌がベタベタになるのですが、このお風呂から上がっても肌はべたべたせず、ツルツルになっているのです。

温泉分析表によると、泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉、源泉温度は63°、ナトリウム62%、カルシウム36%、カリウム他2%となっていました。

思っていた通り、今までに入ったことのなかった泉質の温泉だったので、この日だけでお風呂に3回も入ってしまいました。

 

さて、次は食事です。

コロナ禍以降、全国的に宿泊料がとっても高くなってしまって、宿探しも苦労していました。

でも、この宿はこの値段で食事も?、と思えるくらいリーズナブルなのでした。

それでも食事は期待以上だったのです。

もちろん、名物のジュンサイもふんだんに使われていました。

ジュンサイ鍋には秋田名物の”だまこ”(お団子状のきりたんぽ)も入っていて、秋田づくしでした。

生ジュンサイ、鍋に入れて食べました。

 

しょっぱい温泉、ジュンサイづくしの夕食、もてなしもとっても良かった宿でした。

何よりもリーズナブルなところが気に入りました。

この宿を後にして、翌日は山形県の羽根沢温泉に向かいました。

 

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青根温泉「湯元不忘閣」

2023-12-24 07:00:00 | 温泉・宿

青根温泉「湯元不忘閣」は、伊達家代々の湯治場として利用されていた、歴史のある古い温泉宿で、創業は約500年にもなるらしい。

建物は国の登録有形文化財になっている棟もあり、蔵には伊達藩から伝わる数多くの古文書や調度品等、貴重なお宝がしまってあるとのことでした。

 

 仙台駅前から高速バスで1時間、終点の遠刈田温泉の「アクティブリゾーツ宮城蔵王」まで行ったら宿の送迎車が待っていてくれ、乗り換えてからは10分ほどで不忘閣に到着しました。

「湯元不忘閣」は、日本秘湯を守る会にも加盟している宿なので、玄関先にはお約束の提灯が掲げてありました。 

歴史ある宿ということで、さすがに全体に古さはありましたが、手入れは行き届いていました。

階段のない部屋をお願いしてありましたから、通された部屋は1階で中庭に面した窓からは、『青根御殿』がよく見えました。

 

[青根御殿]

 青根御殿は、代々の伊達藩の殿様が滞在した建物です。

でも、当初からの青根御殿は明治時代に焼失してしまい、昭和になってから復元されたとのことでした。

この青根御殿、現在では資料館として利用されていて、貴重な古文書や各種資料が展示されているようです。

そして毎朝、女将さんがこの建物の中を案内してくれるツアーが開催されています。

ツアー以外では立ち入りすることができない場所なので、参加してみてとても貴重な体験ができました。

ただ、当時のままなので、階段がキツかったのですが・・・(昔の人は羽織袴でこの階段を?)

夜、建物全体がライトアップされてとってもきれいでした。

 

 話を宿の方に戻します。

客室は不忘庵と西別館という2つのタイプがあり、不忘庵は高台にあるために眺望は最高なのですが、途中に100段程の長い階段があります。

もちろんエレベーターはありません。

もう一つの西別館は階段がなく、お風呂や食事処にも近い部屋でした。

そうなるとやっぱり階段の方は遠慮して、どうしても西別館の方をお願いしたくなりますね。

西別館は4室しかないため、人気があってすぐに満室になってしまうようです。

 

[建物内部の様子]

やはり古いですが、きれいに掃除はされています。

 

 お風呂のこと。

すべてのお風呂の泉質は硫酸塩泉系の単純泉で、もちろん源泉かけ流しになっています。

最初に、この宿を代表するお風呂が『蔵湯浴司』、読み方は”くらゆよくす”です。

フロントから奥に行くと、登録有形文化財に指定されている大きな蔵が3つ並んでいます。

そして、その中の一番奥の蔵が、そのままお風呂として使われているのです。

大きな蔵の中にど~んと、これまた大きくて見事な檜の浴槽が置いてありました。

ここは1回30分の貸切風呂として使われ、空いていればいつでも入れます。

 

次はのお風呂は『大湯金泉堂』、男女時間で入れ替え制です。

石で組まれた浴槽は伊達公時代に施工されたままのようです。

歴史を感じさせてくれるようなお風呂で、見上げると天井の太い梁や棟木が見事でした。

 

『亥之輔の湯(いのすけのゆ)』、空いていればいつでも入れる、貸切の半露天風呂です。

 

『御殿湯』

男女時間で入れ替え制のお風呂です。

ここには大小2つの浴室があり、洗い場があるのはこのお風呂だけです。

 

この宿は日帰り入浴を受付けていないので、すべてのお風呂が宿泊者専用になっています。

客室数14室に対してお風呂の数が多いので、あまり他の人とかち合うこともなく、十分に温泉を堪能できます。

お風呂から出たところには、湯上がり処『喫茶去 金泉堂(きっさこ きんせんどう)』があり、コーヒーや紅茶、日本酒やおつまみも用意されています。

この部屋も昔のままのたたずまいになっていて、数多くの古い調度品が置いてあり、とっても懐かしい雰囲気を感じさせてくれる場所になっています。

 

 食事のこと。

この宿を選んだのは温泉はもちろんのこと、食事の評判がよかったからでした。

夕食、朝食とも同じ部屋、本館2階の食事処でいただきました。

[夕食の一例]

 

『秘湯 師走の湯宴』と名付けられた季節の会席料理でした。

一品一品の盛り付け方の繊細さがとっても印象的で、特に感心したのが味付けの良さでした。

食事処と調理場が離れていて、さらにきつい階段があったりで、給仕してくれたスタッフさんは大変そうでした。

それなのに、料理はちょうど良い間合いで運んでくださいました。

「階段は慣れています」とおっしゃっていましたが、若いっていいですね。

最後の手作りデザートですが、大きめのイチゴを2つに割ってその中に生クリームを挟み、チョコレートで顔を作ったサンタクロースです。

ちょっとしたアイデアにほっこりでした。

 

 宿の造りは昔のまま、ちょっとお風呂に行くまでの廊下が寒かったりはしましたが、温泉も食事もとても満足した宿でした。

秘湯の宿と謳ってはいるけれど、気軽に行ける場所にありますので、ひなびた温泉が好きで、美味しい料理を食べたい人にはお勧めの宿です。

 

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稲住温泉

2023-12-16 07:00:00 | 温泉・宿

栗駒山の麓、秋田県湯沢市にある『秋の宮温泉郷』は秋田県最古の温泉地と言われています。

その中にあった「稲住温泉」は数多くの文人も宿泊したような、歴史ある温泉だったのですが、今から10年ほど前に休業してしまいました。

ところが、令和になってから『共立メンテナンス』が経営を引き継いで、「秋の宮温泉郷 湯けむりの宿 稲住温泉」としてリニューアルオープンしたのです。

共立メンテナンスは、全国にビジネスホテル「ドーミーイン」や「共立リゾート」としてリゾートホテルチェーンを運営している会社です。

 

古川駅から宿までの直行バスを利用させていただきました。

稲住温泉の所在地は秋田県湯沢市、ところが宮城県古川駅から日にち限定で宿のバスが出ているのです。

バスは途中、「あ・ら・伊達な道の駅」で休憩を取り、約2時間かけて宿まで送迎してくれました。

[宿の玄関]

バスが到着するとすぐにスタッフがバスに乗ってきて、宿についての細かな説明をしてくれました。

そのおかげでチェックインもスムーズに進み、ウェルカムドリンクが用意された部屋で一休みし、すぐに部屋に直行しました。

館内は明るく、高い天井、そして木のぬくもりを感じるような造り、接待してくださるスタッフの方たちもとても丁寧でした。

 

[檜の内風呂]

 

客室数は49室(その内離れは4室)、ほとんどの部屋に温泉を引いたお風呂が付いています。

通された部屋の内風呂は檜風呂になっていて、もったいないほどの温泉が溢れていました。

1軒宿なので、豊富なお湯をたっぷりと使えるとのことでした。

 

部屋のお風呂はあとにして、一休みしたらすぐに大浴場の温泉に入りました。

大浴場は檜風呂と岩風呂があり、それぞれに露天風呂が付いていて、時間で男女入れ替え制になっていました。

[大浴場入り口]

とってもセンスが良くて、おしゃれでした。

 

全体に画像が暗かったり、写りがよくなかったりですが、大浴場とそれに続く露天風呂の様子です。

この他にも貸し切り風呂が2ヶ所あり、空いていればいつでも入れるようになっていました。

大浴場は「単純温泉」、客室風呂は「ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉」と、2種類の源泉を引いているようです。

宿泊した日は外は雪、雪見風呂もなかなかのものでした。

大浴場の前の湯上り処では、夜にはビールなどの酒類やおつまみ、数種類のアイスクリームなどが用意されていて、それらが朝には牛乳や乳酸菌飲料に変わり、至れり尽くせりでした。

 

さて、温泉にも入ったし、あとのお楽しみは食事です。

夕食は食事処で、個室になっていました。

最初に箸置きを選ぶことから始まりました。

お盆の上に30個ほどの色とりどりの箸置きがあり、気に入った物を使うようになっていました。

そして、続いて料理を選びます。

基本の料理は全員同じなのですが、その他はいくつかの選べるメニューになっていて、郷土料理の鍋にしても3種類ありました。

最後のご飯までもそれぞれが違うものを頼みました。

すべてきめ細やかで手抜きが全くない、見た目も上品な美味しい料理でした。

器も料理に合わせるように、とても凝っていました。

食事の担当スタッフさんからは一品一品丁寧に説明があり、料理を出すタイミングもちょうど良い具合でした。

[夕食の一部]

 

[朝食]

 

そして、共立メンテナンスの宿といったら夜鳴きそば(ラーメン)です。

夜食として、夜30分間の提供ですが、夕食を十分に食べたのに、やっぱり食べてしまいます。

この宿は同時にデザートも用意されていました。

 

翌朝、送迎バスで再び古川駅まで送ってもらいました。

稲住温泉は接客サービス・清潔感・食事・温泉と、すべてにおいて満足度が高かった宿です。

ここは「また泊ってみたい宿リスト」に追加しておきました。

 

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浅間温泉「菊之湯」

2023-11-06 07:00:00 | 温泉・宿

城下町松本の奥座敷として知られている「浅間温泉」に行ってきました。

浅間温泉は市街からほんの少し離れただけなのですが、レトロな建物が残る静かな、歴史ある温泉です。

温泉宿を選ぶ時、第一に温泉が良いのはもちろんのこと、そしてやっぱり第二には料理が決め手になります。

その結果、浅間温泉での宿は「菊之湯」となりました。

 

最近では温泉に行く時はいつも宿に直行で、途中の観光などよほどの事が無い限りはあまりしません。

ほとんどが既に行ったり、見たりしたことのある場所なので・・・

寄るとしたら途中にある道の駅くらいかな。

ところが今回はあまりに天気が良かったため、『松本城』に寄ってみました。

松本城は去年の夏以来です。

秋の松本城。

黒塗りの「大天守」が青空に映えて、さすがに国宝に指定されるのも納得です。

 

松本城だけを見学して「浅間温泉」へ向かいました。

ほんの10分ほど車を走らせるともう温泉の入り口です。

 

「菊之湯」は伝統的な本棟造り(ほんむねつくり)の宿でした。

本棟造りとは長野県中部~南部地方に伝わる建築様式で、板葺(いたぶき)・切妻造り・妻入りなどが特徴になっています。

玄関前の植え込みではハギ、ムラサキシキブ、シュウメイギク、ミズヒキなどの秋の花が迎えてくれ、暖簾をくぐり中に入るとレトロな空間が広がっていました。

 

建物自体は古い造りなのですが、とてもきれいになっていて、和小物や民芸品などが飾られ、落ち着いた懐かしい、和の雰囲気の宿でした。

通された部屋は不自由なく、すべてが揃っていたのですが、景観は望めません。

街中ですからしょうがないですね。

 

 お風呂のこと 

お風呂は「菊風呂」と「紅風呂」の2つがあり入れ替え制でした。

 

『菊風呂』

2つの菊をかたどった大理石が湯船の中央にありました。

そして湯船の縁はゆるくカーブしているので、その中に体を入れられるようになっていました。

そのカーブの具合がちょうど良くて、とっても気持ちよく、ゆったりと湯船に浸かっていられました。

泉質はアルカリ性単純温泉で、やさしい温泉でした。

湯船の中の菊の花びらには温泉の成分が、白い塊になってびっしりと付いていました。

 

『紅風呂』

菊風呂よりも小さい湯船ですが、外に露天風呂があって、湯船の中を通って外に出るようになっていました。

 

 食事のこと 

この宿を選んだのは食事の評判が良かったからなのですが、正解でした。

食事会場も落ち着いた雰囲気で、料理も季節感が溢れ、品数も多く、味も控えめになっていました。

懐石料理だったのですが、一品一品丁寧に作られ、係の人が運んでくださるタイミングもちょうど良かったので、本当に満足しました。

 

 

この宿は落ち着いた、静かな大人の宿です。

たった1泊しただけですが、温泉・料理・接客とすべてに満足させられました。

 

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燕温泉「花文」

2023-10-29 07:00:00 | 温泉・宿

新潟県南西部にある妙高高原には7つの温泉地があります。

その中で一番高い場所に位置するのが燕温泉で標高は約1,100m、弘法大師発見の湯、上杉謙信の隠れ湯などといわれている、古くからある温泉です。

かつて岩ツバメが群れを成して飛び交っていたことから燕温泉と名付けられたようです。

以前から燕温泉は「炭酸泉で白い湯花の濁り湯」だということは知っていました。

行ってみたい温泉にリストアップされていたまま、なかなか行く機会がなかったのですが、やっと来ることができました。

 

燕温泉には5件ほどの宿があって「花文」はバス停のすぐ側、一番下にありました。

大きな宿でしたが、外観の古さは否めませんでした。

それもそのはず、この宿は明治時代に創業された、歴史ある旅館なのだそうです。

 

少し早い到着でしたが、気持ちよく受け付けてくれました。

迷路のような廊下を進み、通された部屋はとても広く、ベッドも新しいもののようで、宿の外観とはかけ離れている様子にちょっとビックリでした。

 

早速温泉です。

この宿には大小2ヶ所のお風呂があります。

その内、大きな方のお風呂だけに露天風呂が付いているのです。

基本的には男女入れ替え制なのですが、男性の利用可能時間がとても短くて、女性専用といってもいいくらいなのです。

男性は朝の7時~9時まで、たった2時間しか利用できないで、ちょっと気の毒です。

 

大きなお風呂から外に出ると、絶景を見ながら入れる露天風呂。

もちろん源泉かけ流しで、お風呂の中でちょっと動いただけ湯の花が大量に舞い上がっていました。

温度は適温だし、周りは素晴らしい景色、これで満足しないわけはありません。

ほんのりと硫黄の臭いがする、炭酸泉の白く濁ったお湯を思う存分堪能することができました。

内湯の様子です。

やっぱり源泉掛け流し、飲泉もできるようです。

露天よりも内湯の方が成分が濃いような気もしました。

 

お風呂の後は夕食が待っていました。

肉類はほとんどなく、山菜が多く使われた料理でした。

最後に手打ち蕎麦が出たのですが、売りにしているだけあって、これはおいしかった。

 

ずっと憧れていた温泉に入ることができ、十分満足しました。

この宿の温泉は本当にオススメです。

もしもまた来るようなことがあったら、今度は雪の時期にのんびりと雪見風呂をしてみたいですね。

 

 

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