日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

エゴノキ

2020-07-31 07:00:00 | 植物

エゴノキに実がいっぱいぶら下がっていた。

 

よく見たら、いくつもの実がくっついているような、何か変な形をしたものもあった。

何だろうと思い写真を撮ってきてすぐに調べてみた。(調べるの大好きなので)

 

 

 

 

その結果これは、虫こぶ。

虫こぶとは、昆虫や小動物のが寄生して、葉・茎・根などの組織が異常に発達してこぶ状あるいは特殊な形状となったものらしい。

 

 

エゴノキに作られた虫こぶはエゴノネコアシと呼ばれていて、作ったのはエゴノネコアシアブラムシ。

形が猫の足ににていて、エゴノキにできるから「エゴノネコアシアブラムシ」だって。

ネーミングが簡単すぎると思うけど・・・・

 

 

 

 

このアブラムシはエゴノキで越冬して、受精卵が孵化すると、雌が生まれ、エゴノキの芽の汁を吸う。

その刺激で芽が変形し、虫コブになる。

この中で増殖する。

7月頃、有翅虫(ゆうしちゅう・胸部に二対の翅 (はね)がある昆虫のこと)が誕生した後、虫コブから飛び立ってイネ科の雑草・アシボソに移動する。

そこでは雌だけで雌の仔虫を次々と生む。

葉の裏にコロニーをつくる。

10月頃、翅(はね)のある雌が生まれて、再びエゴノキへ戻って雌と雄の有性虫を産む。

そのペアによって受精し産卵する。

受精卵は越冬して翌春に孵化、再びこのサイクルを繰り返す。     

-----------------------------

ここまではこちらからお借りしました。

 

疑問なのは受精した後、雄はどうなってしまうのかということ???

それにしても、雌は強い。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊礼の湯

2020-07-30 07:00:00 | 温泉

熊本県小国町、わいた温泉郷にある豊礼の湯。

「ここにしかない、鮮やかなホワイトブルーの100%天然自噴温泉」と謳った温泉。

宿泊施設もあるが、日帰りで利用した。

家族で貸し切りできる岩風呂や檜風呂もあるが、大浴場の方を利用した。

 

 

 

大浴場といってもそれほど大きくなくて、半露天風呂になってた。

湯船に浸かると目の前には「わいた山」が見え、絶景だった。

お湯の色は少し白っぽい青。

源泉が高温なので加水しているらしい。

家族風呂の方はコイン式で、お金を入れるとお湯が出てくると書いてあったが、こちらの湯船には掛け流しのお湯がたっぷりと入っていた。

 

 

お風呂に入ったあとは、地獄蒸しという設備があるので利用できる。

地獄蒸しは温泉の蒸気で食材を蒸す調理法で、食材を持ち込むこともできるが、ここでも売っている。

蒸し上がるのに時間が掛かる食材はお風呂の前にセットするらしいが、この日は卵だけ買ってお風呂の後に体験してみた。

 

 

地獄蒸し器の中にザルに入れた卵を吊し、下のコックを開くと一気に蒸気が出てきた。

卵は6~8分で蒸し上がった。

 

[宿泊棟]

 

 

ブルーのお風呂も珍しくて良かったが、地獄蒸しの体験も面白かった。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オニユリとコオニユリ

2020-07-29 07:00:00 | 植物

久しぶりに晴れたので、いつもの散歩道を歩いたら、濃い朱色でひときわ目立ったオニユリが咲いていた。

 

オニユリ

 

草丈は1~2m程となる。

茎は紫褐色で細かい斑点がある。

花期は7月~8月。

茎の先端に径10cmほどの大輪の花をいくつも付ける

花弁は反り返り、花の内側に黒紫色の斑点がある。

葉は披針形で長さ5~15cm。

葉のわきには黒褐色のりん片からなる珠芽(ムカゴ)がつく。

(Wikipedia、日本の野草より)

 

 

 

 

 


コオニユリ

 

草丈は1~2m程となる。

茎は緑色で紫色を帯びない。

花期は7~9月。

黄赤色の花をいくつかつけるが、数はオニユリより少なく、形も少し小さい。

花弁は反り返り、花の内側には黒紫色の斑が散りばめたように入る。

葉は線状披針形で長さ5~15cm。

葉のわきにはオニユリのような珠芽(ムカゴ)はつかない。

(Wikipedia、日本の野草より)

 

 

 

 


ほとんど同じで別々に見たら区別がつかない。

並べれば花の大きさで区別ができるかもしれない。

 

分かりやすい区別の仕方は、

 

茎の色 オニユリ・・・紫褐色  コオニユリ・・・緑

ムカゴ オニユリ・・・有    コオニユリ・・・無

 

ということになる。

また、ムカゴはオニユリは普通に付くが、他のユリは条件によってできるときもあるらしい。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイスの旅⑤ ツェルマット

2020-07-28 07:00:00 | 海外旅行

グリンデルワルトからツェルマットに向かう頃になってから青空になってきた。

もう少し早く晴れてくれれば良かったのに・・・・でも、明日のハイキングに期待しよう。

 

 

[ツェルマットのホテル]

駅からほど近く、高台にある「パークホテル・ボー・シット」というホテルに泊まった。

最上階の中央、丸くなっているところが泊まった部屋。

そのため部屋からもマッターホルンがよく見えた。

 

[部屋から見えたマッターホルン]

 

[朝焼けのマッターホルン]

 

 

ツェルマット2日目。

 

 

この日はゴルナグラート鉄道に乗り、逆さマッターホルンで有名なリッフェルゼー湖へのハイキングを予定していた。

リッフェルゼー湖は、標高2,757mのゴルナーグラード山麓にある山上湖。

 

 

何度も天気の話を繰り返すが、前日までの天気が嘘のように、この日は快晴と行ってもいいほどの青空だった。

ツェルマット駅からゴルナグラート鉄道に乗って終点のゴルナグラートへ。

ゴルナグラート鉄道は全長10kmほどだが、高低差は1,500mもある。

 

 

 

ツェルマットからマッターホルンの麓を走り、どんどん登って6つの駅に寄って終点のゴルナグラートまで行った。

終点にはゴルナグラート展望台があり、そこは360度のパノラマの展望台となっていた。

 

[ゴルナグラート展望台]

 

 

展望台から見えた山

 

南側からはスイス最高峰のモンテローザ(Monte Rosa)

山頂は二つあり、右側のプンタデュフールが4,634mで最高地点。

足下にはお釜も見えた。

 

 

西側から見えた、ヴァイスホルン(Weisshorn、4,506m)

 

 

ゴルナー氷河も目の前に

長さをは約13kmと、アルプスで3番目に長い氷河。

 

この景色はずっと見ていても飽きなかったが、次のハイキングに行くための電車の時間になってしまった。

 

 

展望台を降り、電車で一つ下のローテンボーデン駅に戻り、ここからハイキングを始めた。

リッフェルゼー湖は駅から10分くらい歩いたところにあった。

小さな湖だったが、マッターホルンが逆さに写って幻想的な雰囲気を出していた。

 

 

 

 

このハイキングコースはマッターホルンに向かって歩くので、マッターホルンがどんどん大きく見えてきて、迫力を感じられた。

 

 

青空と山、草原と済んだ空気の中を2時間、もう一つ下のリッフェルベルグ駅まで歩き、再び電車でツェルマットまで戻った。

 

 

[リッフェルベルグ駅のレストラン]

 

どういう訳か、この日はあまり疲れを感じていなかったので、戻ってからツェルマットの街を散策、買い物もした。

 

 

ツェルマット3日目。

毎日毎日良く遊ぶ。

この日はグレーシャーパラダイスへ。

 

街外れのゴンドラ乗り場から100人乗りの大きなゴンドラでクラインマッターホルンの頂上まで登った。

ここで3,400mある。

ゴンドラを下りて100mくらいのトンネルがあり、出たところはスキー場になっていた。

もっと上に行こうと思ったが、工事中で行けないとのこと。

しょうがないので雪の中をスノーチューブで遊んできた。

目の前には雄大なマッターホルンが見え、下を見たらイタリアのチェルビニアが見えた、ここはスイスとイタリアの国境らしい。

 

[グレーシャーパラダイスからのマッターホルン]

 

ひとしきり遊んだ後、帰りはゴンドラの途中駅フーリから2時間のハイキングをしながらツェルマットまで戻ることにした。

他のツアーのガイドさんに、こんなに天気が良いのは滅多にないことだと言われたので、これは歩くしかないと思った。

毎日ハイキング三昧だけど、のんびり歩いているためか、あまり苦にならず、この道はずっと下りなので楽だった。

 

ちょっと前まで雪の中にいたのが嘘のように花がいっぱいだった。

 

 

 

 

マッターホルンもだんだん小さくなっていった。

 

 

 

途中にはレストランと礼拝堂だけの小さな集落もあった。

 

 

ツェルマットの街に近づいたところにあった銅像。

もう少し歩いたらツェルマットの街外れ、朝のゴンドラの駅のそばに着いた。

 

 

ツェルマット4日目。

朝早い電車だったので、ホテルにお願いしたら駅まで送ってくれ、朝食の分としてお弁当まで作ってくれた。

 

 

こうしてチューリッヒに直行し、今回のスイスハイキングの旅を終えた。

やはり一番は天気、季節は花と雪を両方見られる頃、6月末から7月くらいがいいのかなと思った。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイスの旅④ グロースシャイデックからフィルストまでハイキング

2020-07-27 07:00:00 | 海外旅行

午前中はまたハイキングをした。

コースはグロースシャイデックからフィルストまでの2時間の予定。

 

ホテルをチェックアウトし、駅まで送ってもらって、荷物は駅からツェルマットまで送った後、バスでグロースシャイデックまで行った。

グロースシャイデックの名は、クライネシャイデック「小さな峠」に対し、「大きな峠」の意味で、バスは曲がりくねった峠道を、高度をあげながら約30分でグロースシャイデックに着いた。

天気は曇り時々晴れ。

昨日までとは打って変わって空が青く空気が澄み切っていた。

これは期待が持てそうだと思いながら、バス停からハイキングを始めた。

 

[バス停そばのホテル]

標高は2000mに届かないが、風がひんやりとして少し肌寒いくらいだった。

 

 

コースが分かれるときは標識があるので、迷わずに歩けた。

このコースは、天気がよければ見通しもよく、ほぼフラットなので歩きやすい。

 

下を見るとバスが通ってきた道がよく見えた。

 

でも、山の天気は分からない。

歩き始めたときは青空も見えていたのに、だんだん曇ってきた。

アイガーをずっと左手に見ながら歩くはずだったのに、雲の中で見えなかった。

 

足下には花がいっぱい咲いているのに、山は見えない。

 

途中にはこんな光景もあった。

恐る恐る牛のそばを通った。

 

 

ずっと霧に包まれていた。

 

最後になってやっとアイガーが顔を出した。

 

ここでハイキングは終わり、ロープウェイで一気にグリンデルワルトまで降りた。

 

昼頃の電車に乗り、3回乗り換えて午後3時間かけてツェルマットに着いた。

この日からツェルマットに3泊する予定。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする