「福原山荘」は十勝地方のスーパーの創業者の別荘。
その敷地が毎年９月中旬から10月中旬に公開されている。
然別湖付近の温泉巡りをした時に、所々に「福原山荘」と手作りのような看板が立っていた。
山道をしばらく進むと道路脇に車がたくさん止めてあり、そこから人がぞろぞろと上の方に登って行っている。
すぐに後を追ってみたら、目の前がぱっと開け、素晴らしい紅葉の広い庭があった。
この日は曇り空だったため、写真の紅葉の色があまり良く出ていないのが残念。
本当はもっと感動的なほどきれいな色だった。
でも、この庭を独り占めにしないで開放してくれる人に感謝したいと思う。
後になって分かったことだが、北海道では良く知られている場所らしく、札幌などからバスツアーも組まれているようだった。
山形県北部の最上地方のご当地ラーメンは「モツラーメン」。
赤モツを使用していて、各店舗それぞれの味を出している。
新庄駅近くでレンタカーを借りた時に近くのお店で食べた。
モツを使用しているから、てっきりこってり系だと思ったが、意外とあっさりしていておいしかった。
阿智村では４月から５月頃になると村中が花桃でいっぱいになる。
赤、白、ピンクの花桃が山間の村を彩り、青空に映える様子は桃源郷といっても過言ではないと思う。
信州は春になると競うように一斉に花が咲き出すので、花好きの人にはたまらない場所となる。
ここ月川(げっせん)は大好きな場所で、この季節には何回か訪れている。
近くには「ヘブンスそのはら」があり、今では日本一の星空で有名になったが、古くは万葉の時代から歌に詠まれていたり、源氏物語や枕草子にも登場するような古代ロマンを感じさせてくれる場所でもある。
ここは日帰り温泉施設だけど宿泊もできる。
国道289号線を白河方面から会津に向かって進むと右手に看板が見えた。
こんな場所に？ と思うほど細い道を進んでいくと目の前が開け、広い駐車場と立派な建物が現れた。
阿武隈川の源流近くにあり、旧名は「スパリゾートあぶくま 温泉館」でリニューアルしたらしい。
どうりで建物は新しいように見えた。
温泉施設なので設備は万全で、特にサウナが充実していて、座浴よもぎサウナもあり初めての経験だった。
もちろん温泉は源泉掛け流しで露天風呂もある。
宿泊はビジネスホテルのような部屋で、すべては揃っている。
そして食事は館内でとることができる。
リーズナブルでお勧めできる。
「常陸秋そば」というおいしい蕎麦がある。
金砂郷(現在は常陸太田市)という場所でその原種が発見されたらしい。
「西金砂郷そばの里そば工房」は地元の主婦たちが常陸秋そばを守っておいしい蕎麦を打っている。
そこでの蕎麦は「けんちんそば」。
けんちん汁をそば汁として食べる。
水戸から北の地方で昔からあった食べ方らしい。
余った野菜などを利用して、各家庭でそれぞれの味を出しているという。
新蕎麦の季節になると毎年食べに行っている。
最近は人気になり多くの人が並ぶようになってしまった。
