日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

プラタナスの街路樹

2020-03-31 07:00:00 | 植物

最近では街路樹として使われている木の種類が多くなったと思う。

かつては大気汚染や乾燥に強いこと、海辺だと潮風に耐えられること、樹齢が長い、病害虫に強いことなどを考えて、常緑樹などが多かったような気がする。

もちろん最近でもこれらの木は多く見られるが、これに加えて花の咲く木や紅葉する木も多くなったと思う。

サクラ、ハナミズキ、イチョウ、ナナカマド低木ではツツジ等々。

花が咲いたり、紅葉したりするのは季節感や街並みの彩りなどが感じられて嬉しい。

 

その街路樹の珍しい形を海外で見た。

日本ではほとんどが均整がとられ一列に並んでいて、街並みの統一感や整然とした様子が見られるのが特徴となっているが、これに遊び心を加えたような形だった。

スペイン、マドリードから北にバスで2時間くらい走ったところにブルゴスがある。

ブルゴスにはスペインの三大聖堂のひとつがあり、世界遺産にも登録されている。

また、サンティアゴ巡礼路の要所として知られている街で、その大聖堂に向かう川沿いの歩道にプラタナスの街路樹があった。

 

 

分かりづらいかもしれないが、このようにプラタナスの高さを同じにして、隣同士の木の枝を結んで一本一本を丸い形にしてある。

そして全部の木が結ばれているので、何だか手を繋いで踊っているようにも見えた。

この時期はまだ葉が出ていなかったけれど夏になって葉が繁っているところも見てみたいと思う。

きっと木陰ができてその下が憩いの場所になっているのかもしれない。

遊び心でこのようにしたのではなく、このように木陰を作るとか、何らかの意図や目的があるのかもしれないが、とても面白いと思った。

 

 自分も含めて、人はすべての物事に対してこれはこうでなければならないと画一的に考えることの方が無難だと思っているんじゃないかな。

でもちょっと違った視点で見てみると意外と面白く、個性的で素晴らしい物ができるのかもしれない。

 

 

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肘折温泉 大友屋旅館

2020-03-30 07:00:00 | 温泉・宿

毎年冬になると積雪情報で有名な大蔵村にある肘折温泉。

交通の便が良いとは言えないので、それなりに秘湯感がある。

山の中にある温泉街はこぢんまりとしていて、銅山川沿いに昔からある数件の旅館が軒を並べていた。

二度目の訪問の今回の宿は大友屋旅館。

 

 

温泉街の真ん中辺りに位置していて、毎朝開かれている朝市は宿のすぐ近くで行われていた。

家族的な宿のようで、気さくで気取ったところがない、すべてが温かい雰囲気の宿だった。

また、客のニーズに合わせたように、玄関脇には囲炉裏スペースがあって、温泉卵やコーヒー、お茶など自由に楽しむこともできるようにもなっていたことはうれしかった。

温泉は自家源泉のようで、玄関前には飲泉所もあった。

お湯は少し緑がかったような色をしていて、やや熱めで肌触りの良いトロトロとしたような温泉だった。

 

「あたたまりの湯」


お風呂は「あたたまりの湯」と「美肌の湯」のふたつが時間により男女入れ替え制になっていて、他には無料の貸し切り風呂もあった。

 

近くにある共同湯の「上の湯」のチケットもいただいたので入ってみた。

泉質は違うのかもしれないが、誰もいなくてゆっくりと入れ、素朴なお風呂を堪能できた。

「上の湯」

 

 

宿の前の道で行われている朝市

 

それほど大きな温泉街ではないので、町歩きも楽しかった。

温泉街の一番奥には源泉公園があり、足湯、肘折ダム、源泉ドームがなどがあった。

 

 

 

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シロバナヤマブキとシロヤマブキ

2020-03-29 07:00:00 | 植物

春になると鮮やかな黄色の花が多い中、ヤマブキは好きな花の一つ。

それも八重咲より一重の方が清楚な感じで好き。

 

 

庭に白色のものがあった。

それはヤマブキの白いものだとずっと思っていた。

でも、よく見てみると花弁が4枚しかない、黄色の方は5枚ある。

なぜなのかと疑問を持って調べたら、これは「シロヤマブキ」という全く別の花であることが分かった。

 

「シロヤマブキ」

ヤマブキに似ていることからこの名前が付いたようだ。

特徴は、白い花弁が4枚

葉の付き方は対生

実の色は光沢のある黒

 

ヤマブキの白いものは「シロバナヤマブキ」という名前がある。

その特徴は、花弁5枚、葉の付き方は互生、実は「暗褐色」

花色はほとんど白に近い薄クリーム色

 

でも、シロバナヤマブキは今まで見たことはなかった。

ただ、それであろうと思うものがあった。

 

写真が撮れないほど遠くにあったので、うまく写せなかった。

黄色の花の付いた株の中に、1本だけ細く花数の少ない違う株があった。

もしかすると黄色のヤマブキが変化したものなのかもしれないが・・・

今後もヤマブキが咲いていたら気をつけて見てみようと思う。

 

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菅野温泉

2020-03-28 07:00:00 | 温泉・宿

”菅野で治らぬ病なし”と言われるほど効能の良さが知られている「菅野温泉」は北海道鹿追町にある秘湯。

一度廃業したが、別会社が買収して「然別峡かんの温泉」として営業を始めた。

 

「道の駅しかおい」から然別湖方向に向かって標識通りにずっと走った。

そしてやっと突き当たりの菅野温泉に着いた。

 

ここはなんと源泉が13ヶ所、湯船も11ヶ所もある。

(菅野温泉HPよりお借りしました)

大きくは二つのゾーンに分かれ、日替わりで男女別になる。

それぞれがウヌカル(出会う)とイナンクル(幸せ)とアイヌ語で名前が付いていた。

行った日は「イナンクル」が女性の日だった。

「イナンクル」ゾーン

 

このゾーンには湯船が4つあり、そのうちの2つが露天風呂となっていた。

入ってすぐに大きなお風呂が二つ「イナンクルアンノーの湯」と「イナンクルアンナーの湯」となっていた。

アイヌ語なのでややこしいが、二つとも温めのお湯で、ゆったりと長湯することができた。

その先を進むと小さめの露天風呂が二つが並んでいた。

右が「春鹿呼の湯」、左が「秋鹿呼の湯」と名づけられていた。

この浴槽は以前からあったものを改装して使っているらしい。

露天風呂となっているが、小さくて回りが塀で囲まれているので開放感はあまりない。

でも、石造りなのはなかなか雰囲気がある。

 

この日は宿泊棟に泊まったので、次の日にもう一つのゾーンの「ウヌカル」に入ることができた。

「ウヌカル」ゾーン

 

こちらも入ってすぐは同じように、「ウヌカルアンナーの湯」と「ウヌカルアンナーの湯」があり、奥は一つの部屋のようになっていて、ひょうたん型の「波切りの湯」、壁際に小さな「シロカニペの湯」、「コンカニペの湯」があった。

この部屋全体も昔のままだという。

部屋の床も壁も全体が茶色くなっていて、温泉の成分が強いのだなぁと感じた。

 

 

このほかには宿泊棟に「イコロ・ポッカの湯」がある。

足下湧出温泉で、日帰り客も入ることができる。

 

この温泉のように一度は休業してしまった良い温泉を再営業してくれるのはとてもうれしい。

行ってみたいと思っていた温泉が、現在休業中となっていたりすることがたびたびある。

それぞれ事情があるのだとは思うが、なんとかして再開してもらいたいと思う。

 

 

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ほうとう

2020-03-27 07:00:00 | 食べ物

山梨県の郷土料理は「ほうとう」。

甲府に寄った時、早速食べに行った。

駅前の「小作」に入った。

「ほうとう」は味噌仕立ての鍋料理で、うどんより少し太めの麺をたっぷりの野菜と一緒に煮込んである。

メインに入れてある物によって「○○ほうとう」となっていたが、一番ポピュラーなカボチャの「ほうとう」を食べてみた。

寒い日だったので、体が暖まった。

 

 

 

 

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