ウォーキング中には花だけでなく、樹木にも目が行く。
特に今頃は実の生っている木が多く、つい近づいてしまう。
ある造園会社の入り口に植えられていた木に見入ってしまった。
シルバーリーフが見事な高さ3mほどの円錐形の木だった。
そこには実がいっぱいついていた。
クリスマスツリーを銀色にしたような木。
マツボックリのようで、バラの花が開いたときの形に似たような実。
ちょうどその会社の人がいたので名前を聞いてみた。
『何だか難しい名前で、”ピセア何とか”だったかな?、”コロラドトウヒ”だったかな?』と教えてくれた。
ウォーキングから戻って「コロラドトウヒ」で検索してみた。
--- コロラドトウヒ ---
コロラドトウヒはマツ科の常緑高木の針葉樹(コニファー)。
コロラド州の州の木に指定されているのもあって「コロラドトウヒ」と呼ばれるが、学名をとって「プンゲンス」「ピセアプンゲンス」もしくは「プンゲンストウヒ」と呼ばれることもある。
見た目が「ザ・コニファー」という感じで人気がある。
樹高が高いが一年で10cmほどしか生育しないため、小さく保つのは容易。
非常に多くの園芸品種がある。(ガーデニング花図鑑より)
造園会社の人が”ピセア○○”と言ったのも合っていた、コロラドトウヒの学名が「ピセアプンゲンス」だったのだ。
この木、多くの園芸品種があるとなっているが、欧米を中心に60種以上も作られているらしい。
その中でも特に人気のあるのが、枝ぶりが端正で銀青色の葉が美しい「ホプシー」という品種。
これはコロラドストウヒだけでなく、コニファーの最高峰とされているらしい。
造園会社の入り口にあった木が「ホプシー」なのかどうかは分からない。
でも「ホプシー」も他の品種の木も、とにかく値段がめちゃめちゃ高いのにびっくり(゚ロ゚)、さすが造園会社!
学名:Picea pungens Engelm.
英名:Blue spruce
科名・属名:マツ科 トウヒ属
原産地:アメリカ北部