冬至の月
2015-12-22 | 家族
オットット様とハハ様を訪問した。
施設で手厚い介護をしてくれてもハハ様は我が家に帰りたい・・・・と言う。
子供のように駄々をこねるハハ様を説得するけれど、認知症の頭は納得しない。
そしてふさぎ込む。連れて帰ってあげたいけれど、家では施設のようには世話が出来ない。
途中のスーパーに車を置いて散歩のつもりで畑の中の道を歩きながら施設に行った。
帰宅時には陽も落ちて月が出ていた。
今日は『冬至』、一年で一番夜が長い日で、これから寒い季節がやって来る。
この辺りは市立病院があり、老人の施設が多いような気がする。
どんどん暗くなり、新都心や大宮の街の灯が明るく見えた。
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泣く母をなだめて帰る道のえに引き返りたやゆず湯の月は・・・・・・・・・・・