施設でのお花見の会のお手伝いをした。
桜も少し咲きだして天気もまずまずで良かった。
ちょっと気になったのが昨年よりも規模などが縮小していたことだった。
終了後の反省会でその理由を知ってうなづけた。
なんでも施設で働く介護士の一人が辞めた後に辞める人が続き5人も欠員が出たとか。
この業界は何処でも人手不足が悩みだそうだ。
この施設では書道、お茶、そろばん、絵・・・・などと趣味のクラブの運営も職員が頑張っているし、
楽しみにしている月報や季節の行事の写真など、訪問するたびに更新されているのも感心している。
それだけ職員の負担も大きいはず。
夜の勤務が楽だから入居者に眠る薬などを与える施設もあると聞くが、ここでは無理には薬を与えない事が方針らしい。
こういうことも職員の負担になってしまうのかも。
それなのに・・・・職員の手当は他と同じだし、楽な職場に流れてしまうのもありだと思う。
昨年の8月から利用料の見直しがあって負担が急に増えた。
結果、年金収入だけでは間に合わない人もいて、要介護1~2の人で利用料が負担出来ない場合、施設を出るようにが国の方針らしい。(以前は要介護1~2の人も入所可能だったが、現在は要介護3以上でないと特養の老人施設には入所出来ない。)
これからの時代、長生きするって幸せなんだろうか?