Don't Let Me Down

日々の雑感、引用。
言葉とイメージと音から喚起されるもの。

“基地問題”は、“問題”なのか?

2010-04-26 12:34:27 | 日記


世間に‘うとい’、ひきこもり初老であるぼくにとって、現在の政治-経済-社会的問題とゆーのは、ますます“疎遠”(アッシには係わりのないことでゴザンス)と思われるのだが、新聞を取らず、TVニュースも見ず、ネット・ニュースをぱぱぱっと見るだけでも、<フテンマキチ”というワードが目に入ってくるのである。

フテンマキチ?
キチ?

ああいやだ、アッシは、そーゆーことには、かかわりたくないなぁー。
残り少ない人生、どーせ<客観状勢>は変わらんのだから、自分の<観念>の世界で生きたいぜ。
すなわち、“ドイツ・カンネン論”とか、“ゲージュツ”とか、“ブンガク”とかにかかわりたい。
せめてよい夢をみながら死にたいね。

けれども(笑)、きょうたまたま(見なけりゃいいのに)田中早苗さんという弁護士が“あらたにす・新聞案内人”に書いている、<普天間問題の疑問にメディアは答えているか>というのを見てしまった。

そもそも、このタイトルはヘンではないか?

“普天間問題の疑問にメディアは答えて”いないことは、明瞭(考えるまでもない)ではないか。
まあ、この“作文”は、そんなに悪くもないが(つまり可もなく不可もなく)

それでぼくも“論点”を整理してみた。
どう考えても(つまりぼくの“脳”では)以下のことしか思いつかない。

基地とは?

① こっちから攻撃したいか、攻撃されたら防衛するためにある
② 日本国に基地が必用なら、攻撃したいひとがいるか、攻撃してくるひとが必要である
③ 現在の“議論”では、もっぱら“攻撃したい人”は話題にならず、“攻撃してくるにちがいない”仮想敵国がなんとなーく前提されている
④ たしかに日本も、<国>をやっている以上、攻めてくる国が“ない”とは、いえない。
⑤ しかし北朝鮮とか中国が“攻めてくる”という根拠は、いかなるものか?
⑥ 北朝鮮も中国も日本国を攻めたり、滅ぼして、なんの得があるのだろうか
⑦ そーいうことがわからない“気狂い”が、北朝鮮国や中国には多いということだろうか
⑧ たしかにそういう“可能性が”ないわけではないが、いままでそういう国も日本を攻めて来ていないし、某国の独裁者はたしかにそうとう“狂っている”模様だが、そういうひとに支配されていてさえ、北朝鮮だって“国際外交でかけひき”しているのである
⑨ さらに、どっか攻めてくる国があると仮定しても、“基地”があると、どーして“防衛”できるのであろうか、ほとんど役に立たないと思う
⑩ もちろん“日本国の米軍基地”というのは、日本国のためにあるのではなく、米国の世界軍事戦略の一環としてしかないのだが、“米国の世界軍事戦略”というのは、米国の問題であって、その意図など、“こっち”にはまったくわからない
⑪ むしろ現在の“大きな暴力”的危機は、<テロ攻撃>にあり、それに対して現在の<基地>が有効な防衛手段になりえないことも明瞭である
⑫ もちろんこういう“軍事レベル”ではない“小さな暴力”(の増加・激発・集積)こそ恐怖である
⑬ ぼくが考える“小さな暴力”は、他国の軍事基地に頼りきるような“精神の頽廃”からやってくる
⑭ “他国(米国)の軍事力に頼らないために、自国の軍事力を強化するという、シンプル(無思考)発想にも組しない
⑮ これでは、なんのために<政治>や<外交>や<文化>や<理性>があるかが、不明である
⑯ ぼくはDoblogの時すでに、はっきり自分の<立場>を言明している;
A:日本国は(この国家形態であるのなら)、日本国憲法にもとづき、あらゆる“武力の行使を放棄する”
B:このことを、宣言し、実行し、“国際社会”にたいして、あらゆる機会をとらえて“言明する”
これにより、日本国の、<世界>におけるグレードと独自性は、決定的となるだろう。
ぼくは“愛国的”でもないが、“愛国者”はこれにより、日本国の独自性(唯一性)を世界に示せるだろう。
きわめて、ベーシックである(笑)




君は生きろ、何かを変えるまで。






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5 コメント

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Unknown (ht)
2010-04-30 16:42:01
Warmgun様

明快で大多数の日本人の総意となるべき

意見と思われます。あとは鳩ぽっぽと小沢の役どこ

ろオバマさんへの礼儀を尽くすための一工夫。


あるちゃん様のご指示で動いた一若年性pdからの

賛意。
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Unknown (warmgun)
2010-04-30 17:21:05
ht 様

“賛意”をいただけるのは、ありがたいです。

が、こういう“明快”な意見が、“日本人の総意”となりえないのは、なぜでしょうか?

“みなさん”、ぼくより脳の構造が複雑なのでしょうか?
あるいは、脳の伝達物質の分泌が過剰なのでしょうか!

ぼくの“自己認識”では、ぼくはけっしてひねくれものではありません。

むしろ、シンプルなんです。
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同感 (ゆうゆう)
2010-05-05 21:46:46
久しぶりです。
パソコンを開くのも半月ぶりです。このところ少々難儀しています。

warmgun氏の意見に賛意を表します。知能指数の低めの私でも、明快かつシンプルな意見よくわかります。

脳の構造とか、伝達物質という以前の・・・つまり考えることをしなくなった。ような・・・。パスカルも嘆いているでしょう。

W氏はみるかぎり、ひねくれていないと思います。むしろ逆のようなお方と思います。

もっと書きたいのですが・・・ちとしんどくなってきました。失礼します。
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Unknown (warmgun)
2010-05-06 08:59:37
ゆうゆう様

“世間”は今日GW明けですが、ぼくは今日まで連休です(笑)

《ひねくれていないと思います。むしろ逆のようなお方と思います》
正確に認識していただき、ありがとうございます。

このブログで“基地は必要ない”根拠を箇条書きにするとき、3か条ぐらいで“言い切る”つもりが、ずいぶん“たくさん”になってしまいました。

やはり文章というのは、“長く”なるんですねー。
どうもツイッター=ケータイ・コミュニュケーションというのは、“瞬間のフィーリング”ではあっても、実は“他人”に何かを言っていないと思います。

ぼくもいつも、“短い”ブログが書きたいんですが。
ぼくのこのブログが、“ひとりごと”でないとは思いませんが、現在の“すべて”の問題の核心は、みなが“ひとりごと”しか言えないことですね。

やはり“現在の若者”というのは、“他人との関係”に、基本的に欠陥をもっていると思う。
ほとんど“生理的な欠落”です。

ぼくは“そういう若者”の先駆者ですね(笑)

だから“ノーマルな大人たち”には、もっと“ご指導”していただきたいんですが。
ぼくを指導しても(もはや)ムダだから、<若者>を!

ぼくはつくづく<母>というのは、大変だと思うよ。

この点だけは、<女>でなくてよかった!
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サルの子育て (ゆうゆう)
2010-05-06 21:09:03
ははははははほっほっほっ!
失礼。急にしんみりと『母』が出てきたので、しかもwarmgun氏だったので、思わず微笑えんでしまいました。

母も大変ですが、(何が大変か、あげると際限がありませんので省略します。ひとつ、猿同然の赤子を人間に、ノーマルな心を持った人間に育てなければいけないのですから、大変です。最近、猿のような親が多い。そんな親に育てられた子供は・・・。

私は思います。〈父〉は大変だなあと。
私、男でなくてよかった!と。

反省をこめて
確かに、現在の若者は他者との関係を作ることが出来ない。同年代となら短い会話はある程度出来ても、年代が違えばコミニュケーションが取れない。話が通じない。我が愚息もそれでつまづき、会社で上手くいかず、馬に鞍替えした。馬とならコミニュケーションが上手くいくようです。このような大人に育てたのは他でもない私なのです。TVに子守りをさせ、ゲーム機を与えてしまいました。

いまさら反省してもどもなりませんが・・・。TVやゲーム機を与えず、本を沢山読んでやり会話を交わすことをすべきだったと・・・。

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