Don't Let Me Down

日々の雑感、引用。
言葉とイメージと音から喚起されるもの。

“病(やまい)”について

2012-09-19 14:13:26 | 日記

★ 病める生というものはない
生そのものが病んでいるのだ

―田村隆一“虹色の渚から”




★ 「そう、きみの言う単純な落ち着いた生活を、われわれはだいぶ前からできなくなっている。その犠牲者というか被害者を、私たちは預っているわけだ。彼らの神経が傷んでいるのではない、もっと大きなものが壊れている」

★ 「しきりに言われてきた大地震は東京では今まで起こらなかったが、毎日少しずつ壊れてきたんだよ、目に見えないものが」

<日野啓三『光』(文藝春秋1995)>








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