気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

THE ICE レポ後半

2010-07-26 17:42:50 | アイスショー・イベント
後半のスタートはジャンプ選手権から。昨年のスピン選手権と同じでジェフ主催。なぜ日本のアイスショーで主催がジェフ?と毎年疑問に思います。(笑)
24日に2回に分けて一回戦をやったらしく、25日の昼公演は二回戦というか、準決勝。
ルールはスケーターが2人ずつ同時に決められた連続ジャンプを跳び、数多く跳んだほうが勝ちというもの。
この準決勝ではダブルループで勝負。前日は違うジャンプだったらしいけれど、アナウンスを聞き逃しました。多分ダブルトゥループでしょうか?
登場したのは、ジェフを先頭にアダム、佳菜子ちゃん、明子ちゃん、アモーディオ。
まずはジェフがお手本を見せ、6回連続で跳びました。
アダムと佳菜子ちゃんが対戦相手で、2人同時にスタート。一度目は同じ数(6回かな?)で再勝負に。二度目、佳菜子ちゃんは不調、アダム12回で、アダムの勝ち。昨年のスピン選手権に続き、賞品がかかっていると、アダムはやたらと勝負強いです。
次にアモーディオと明子ちゃん。明子ちゃんの勝ち。この勝者とジェフが決勝進出を賭けて勝負するはずだったのですが、明子ちゃんは続けての勝負になってしまうということで、先ほどのジェフの見本とジャンプ数を比較し、ジェフの不戦勝となりました。
私は見ていませんが、決勝は夜の部で行われ、ダブルアクセルで勝負した模様。アダムが優勝して賞品を無事ゲットしたようですね。

カー姉弟は金色のシニードの衣装がセクシーなプログラム。ジョンは舞ちゃんをリードしたときと同じ燕尾服のようなシックな衣装。逆リフトで会場を沸かせていました。

明子ちゃんは紫色の衣装で「テネシーワルツ」。これは今季のEXなのでしょうか?本人振付のプログラムもあるとのことでしたが、もしかしてこれがそれ?
彼女らしさが堪能できるプログラムでした。

小塚君はダンサブルなナンバーだったので、てっきり私はこれがカート振付のEXなんだな~と思って見ていたんですよ。ところが終了後、「今季のSP」とナレーションが入ってびっくり。3Aも成功させていました。
ここでゲデバニシビリが現れ、こづくんとデートの雰囲気で腰に手を回してたりするんだけれど、雰囲気的に全然似合わないカップルなの。エレーネがかわいすぎるし、セクシーすぎる。隣に立っていると、こづくんは朴念仁みたいに見える。こづくんには申し訳ないけれど、だいぶ笑わせてもらいました。でもこづくんは役得だからいいよね。

ジェフはしっとりしたプログラムで優雅に滑ってくれました。3Lzきれい!まだ現役でもいけちゃうんじゃないかというほど。イナバウアー、ダイナミックさすら感じられてきれいでした。

ジョアニーは後ろで手を縛られたように始まるボンドガール。前半はよかったけれど、3Sを転倒して痛そうで、次の2Aも失敗してしまいました。夜の部に響いてないといいんだけど。

シェン&ツァオ、高いツイストやスロージャンプとか、アクロバティックなデススパイラルとか見応えあって素敵でした。

プルシェンコ、プログラムはDOIと同じ。3T-3T-2Lo-2Lo(訂正しました)でまず会場を沸かせ、その後3A-3Tと3Aを跳んでくれちゃいました!!!思わず悲鳴を上げて、大興奮してしまいました。もちろん一番の盛り上がり。
技術の凄さもだけど、4公演もあるショーなのに、こんなにも観客に全力でそのときの自分の見せられる最高のものを見せてくれるんだということに感動してしまいました。
先シーズン前は宇宙人だのと散々言っていた私ですが、初プル見て、かなりファンになってしまったかも。でもやっぱり宇宙人だって思いました。(笑)

プルシェンコのあの盛り上がりの後で滑ることができるのは真央ちゃんしかいません。バラード第1番、よかったです。造りものめいたところのない、彼女のスケートの素の質の良さが堪能できました。余計な飾りを取れば取るほど、彼女のスケートは魅力的なのかもしれない。でも毎回そんなプログラムでは高いPCSは出ないだろうし・・・。

色々な振付を覚えたり、衣装を変えたり、スケーター達は大変じゃないかと思いますが、THE ICEはフィナーレもとても楽しい。他のショーならもう終わりか~と思うところだけど、THE ICEはここからまた楽しめる、と思ってしまう。いつもはテレビで生観戦は初めてだけど。

まず登場は佳菜子ちゃんとアモーディオ、佳菜子ちゃんが逃げてアモーディオが追っ掛けて楽しそうでした。

次は黒っぽい衣装の男子5人のかっこいいダンス。健人君、小塚君、無良君、ジェフ、アダム。健人君は3Tをきれいに跳んでいました。成功したジャンプを見られてよかった。
最後はみんながエッジに触り、何をしているのかな?と思ったら、氷のつぶてを作り投げつけていました。アダムが標的だったようです。

次はベリーダンス風の衣装(衣装、訂正しました)の女子4人のセクシーなダンス。明子ちゃん、舞ちゃん、ロシェット、ゲデバニシビリ。みんなかわいかった~。

そしてシェン&ツァオ組とカー姉弟登場。最初と最後など、ところどころパートナーを入れ替えていて、あれっと思いました。こういうのもおもしろいけれど、意外とシェン&ツァオ組が小柄なことに気付きました。演技が大きいからか、もっと大柄かと思っていた。

最後は真央ちゃん&プルシェンコ。昨年までだと真央ちゃんはジェフと組んでディズニープリンセスに扮していたけれど、プルシェンコとだと高難易度ジャンプ仲間のかっこいい男同士のような感じ。(笑)2人とも3Aを跳んでいたような気がするけれど、自信がない。

グランドフィナーレは男子は法被に鉢巻、女子は丈の短い浴衣。みんなすごく似合っていました。
選手が技を見せるとき、小塚君と無良君がサイドバイサイドで4回転を跳んでいました。遠かったのでよくわからないけれど、2人ともほぼ成功。(両足やステッピングアウトだった

THE ICE レポ前半

2010-07-26 17:42:32 | アイスショー・イベント
レポの前に・・大ちゃん、ご来店したようですが、「ガールズト-クな内容の、ボーイズトーク」という店長さんの言葉にウケました。想像できすぎる。(笑)

THE ICE、私が見たのは昨日の25日昼公演。テレビ放送は、この回が中心に放送されると思います。
でもジャンプの調子が悪かった選手の演技は他の回のを放送してあげてほしい。絶好調のスケーター(特にプル様)が多かったけれど、舞ちゃんと健人君とジョアニーはジャンプの調子がよくなかった。

会場に着いて席に座って、12時半の開演の前にまずは腹ごしらえ。JR名古屋タカシマヤの地下の「地雷也」で購入した天むす、おいしかった~。会場に持ち込むのにぴったり。NHK杯で名古屋にお越しの際にどうぞ。

オープニングは出演者全員でミュージカル仕立て。
場所はパリの広場でしょうか。まず花売りの佳菜子ちゃんとアダムが登場して、手に持ったお花を観客にプレゼント。氷上席のお客さんが主に受け取っていましたが、アダムはSS席のお客さんに投げてあげたりしていました。
その後思い思いの服装をした他の出演者が登場してはけ、ジェフが残ります。切なげなジェフは誰かを探しているよう。
実は花売りの車のシートの下には真央ちゃんが隠れていて、恋人を見つけたというように、2人は踊りだします。
他の出演者も再登場しハッピーエンド、みたいなストーリーだと思います。
しかし、これだけ豪華に一度に出て来られると、どこに目をやっていいかわからない。しかも2階席からだと、目が慣れてないうちはどれが誰だかあまりわからなかった。2公演以上見るといいのでしょうね。

最初は地元スケーターの登場。この回は佐藤未生ちゃん。真央ちゃんのカルメンの紫の衣装でした。

舞ちゃんはセクシーな衣装でジャズナンバー。ジャンプは不調だったけれど、客席に入ってお客さん(女性でした)と踊るなんて演出もある、楽しいプログラムでした。
ここでジョン・カーが登場して舞ちゃんとペアダンス。ジョンのリード、さすがうまいです。舞ちゃんは足元がちょっとついていってない感じでした。仕方がないけれど、エッジの深さが全然違う。

健人君はDOIと同じプログラムですが、衣装を変えていました。小道具に帽子、半袖のTシャツにベスト・・・じゃなかった、今はジレっていうんですか?パンツは何と膝上丈。徹底的に三枚目路線を狙ったプログラムなのかな?
プログラム名ですが、DOIのテレビ放送で「マラゲーニャ」と紹介されていましたが、マラゲーニャって感じじゃないから変だなと思っていました。
正しいプログラム名を書いてらっしゃるサイトがありました。「Bugle Call Rag」というジャズのスタンダードナンバーのようです。→動画 Wiki
帽子は冒頭でかぶっていたのをわざと落とし、頭に手をやり、最初の動作はこういう演出だったのですね。その他、スピンも種類を変えたり、DOIとは振り付けが微妙に違っていたような気がします。
健人君、前日の2公演は割とジャンプの調子がよかったらしいので喜んでいたのに、この私が見た回は不調でした・・・。アクセルパンク、コンビネーションは多分2-2に。3Loは着氷が乱れました。
ジャンプが失敗したので心なしか元気がなかったように見えましたが、よく踊れていました。はけていくときは、残念そうに頭に手をやっていました。

佳菜子ちゃんは「Be Italian」、会場で見ると小柄なのに、スピードとパワーがすごいです。3T-3Tと3S-2Lo-2Loを成功させて会場を湧かせていました。

無良君はしっとりとした曲調のプログラム。4T転倒、3Aと3Lzきれいでした。調子がよさそうです。茶色いふわふわの髪がかわいかったです。

ゲデバニシビリ、大人気です。金髪に染めていて、白い衣装。マリリン・モンローなのかな?すごくかわいかった。
彼女らしい躍動感あふれるステップの途中で転んでしまいました。でも何をやってもかわいいって感じ。

アモーディオ、彼もジャンプの調子がよくて、高さと幅のあるルッツなどのきれいなジャンプを見せてくれました。
ジュベがよくやるような小刻みな速いステップを入れたり、ヒップホップの動きを取り入れたり、かなり長めの彼の踊りの才能がよくわかるプログラム。会場を盛り上げたりするのも本当に上手です。

外国人男子選手2人続いて、アダム。しっとりと美しく滑っていて、引き込まれました。普通のジャンプはもちろん、バレエジャンプもきれいで、大きな歓声が上がっていました。両手上げのタノルッツ、見事!やっぱり素敵なスケーターです。

ここで浅田姉妹のペアプログラム。「白い色は恋人の色」のカヴァー曲。
チュッキョフィギュアでこのプログラムのことを知ったときには、2人とも白い衣装なのかな?と予想していたのですが、そんなに単純ではありませんでした。
真央ちゃんは淡いピンク、舞ちゃんは淡いブルーの衣装。妖精の姉妹のような可憐な2人でした。(*衣装の色、訂正しました。)

ここで前半終了。しかし、本格的な休憩の前に、フィナーレのダンスレッスンがあります。任意の練習かと思ったら、観客に立ち上がるようにアナウンスがあって、笑っちゃいました。
私はTHE ICEの公式サイトで舞ちゃんのレッスンビデオを見て予め家で練習しておいたのですが、こんな振り付けやってかわいいのは舞ちゃんだからだよ、なんて思っていたのですが、会場ではもちろん開き直って練習しました。

この後は恒例のトークショー。この回はバンクーバー美女3人組ということで、明子ちゃん、ロシェット、ゲデバニシビリの3人。ゲデバニシビリ、金髪をストレートに下ろしていて、かわいかった~。
質問は日本の印象、バンクーバーオリンピックについて、今後の目標についてなど一般的な内容でした。
でもロシェットがバンクーバーについて語るとき、人生最良のことと人生で最も辛いことが同時に起こったこれ以上ないほど特別なオリンピックだっただろうなと、ちょっとイマイチな質問に感じました。でも彼女はもうそんな質問にも慣れているのか、冷静に話していました。
ここで本当の休憩タイム。ザンボニー君が出動しました。