気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

cobaさんとeye

2010-07-04 23:51:32 | 高橋大輔プログラム
「ソロモン流」見ました。
cobaさんが美食家でレストランも経営してみえたり、ボーダーシャツを着ている理由が興味深かったり持っている枚数に圧倒されたり、アコーディオンの左手のボタンの音と役割がわかったりと、ぎゅっと詰まった内容でした。

そして短かったけれど、大ちゃんとの対談ではcobaさんから“eye”について詳しく聞けましたね。
しかし、大ちゃんが登場してcobaさんと握手した瞬間、黒い大ちゃんの手と白いcobaさんの手の色の対比が目に鮮やかすぎでした。(笑)

eyeについて、cobaさんの「何がいいと思ったの?最初聴いたとき」に対して、「結構なんか、人間の本能じゃないですけど、ちょっとこう、表に出ちゃったよ、みたいな曲調っていうのがすごく好きなので」と大ちゃんは答えましたね。
続けてのcobaさんの言葉と大ちゃんの言葉がどこかしら重なっているように感じました。あの曲の本質を大ちゃんは感性でうまく掴んでいたのでしょうね。
「あの曲はね、ある人の人生、すごく人が苦悩しながら歩んでゆく、悩みながら生きていくっていう物語を曲にしたものなんですけど。(slstを見ながら)これこれ、ここんとこね、ここはさあ、本当に混沌として苦しんでいるね、やってもやってもうまくいかない、そういう感じの曲想なのね。ここでさあ、これを使ってステップを踏んでいる姿を見て、僕はちょっと涙出て来たんだけど。こんなふうに解釈してくれる人が世の中にいたんだなって思ったら」

2人が会うのは初めてではないのに、cobaさんがここまでeyeについて大ちゃんに語ったのは、初めてなのではないだろうかと思いました。
これをもっと早く聞いていたら、大ちゃんのeyeはまた違ったものになっていたりしたかもとも思いましたが、cobaさんはシーズン後だからこそ語ったのかもしれないとも思いました。
製作者の説明の言葉の押し付けではなく、曲を聴いて感じたままに振付師が振り付け、パフォーマーが演じたほうが、曲の世界がさらに豊かに広がりますよね。それを見守るのは、生みの親としては子供の成長を見守るかのようなおもしろさもあったのではないかと。
まあ、単にこれまでここまで語る機会がなかっただけなのかもしれませんけれど。

番組の後、cobaさんの曲の説明を胸に置いて、大ちゃんのeyeの演技をいくつか見たりしました。slst中心に。あの部分がこれまでと少し違って見えてきたりしました。
大ちゃんがeyeを初めて演じた2008年DOI、このとき丁度大ちゃんは「本当に混沌として苦しんでいるね、やってもやってもうまくいかない」に近い状態にあったな、あの時の大ちゃんと曲は呼応し合ったりしたのかななんてことも思ったりして。

cobaさんのeyeの解説を聞きながら、宮本さんとcobaさんの対談なども聞いてみたい、いや、大ちゃんも交えて3人でeyeについて深く語り合ったところを聞いてみたいとも思いました。
曲やプログラムの深い解釈が色々と聞けそうです。

大ちゃん、cobaさんのレストランに招待されてワイン飲んだかな?生でやってみたいという話も出たから、いつかアイスショーでコラボを実現させてくれないかな、なんて思います。