気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

スケート連盟の委員長選

2008-06-10 23:01:06 | スケート連盟
私はスケート連盟について詳しく知りません。深く興味を持ったことも調べたこともなくて、特に何の感情も持っていません。ただ、大好きな選手達に影響を及ぼす機関なので、厳しい目は向けてしまいます。きちんと機能して選手達を支えてほしいから。
今朝の読売新聞にスケート連盟に関する記事をみつけました。読売のサイトになかったようなので、全文載せますね。

6月10日 読売新聞朝刊
<フィギュア部長と副部長の処分検討 スケート連盟>
 昨年3月のフィギュアスケート世界選手権(東京)の会場使用料減額交渉などを行ったイベント企画会社が、日本スケート連盟に約2450万円の支払いを求めている訴訟に絡み、同連盟が10日の理事会で、交渉に関係した理事の処分を検討していることが9日、分かった。
 処分が検討されているのは、大会実行委員長だった平松純子フィギュア部長と、副委員長だった田村正人副部長。訴訟で原告側は、費用の一部を「ロビー活動費」として請求しているが、連盟は「財団法人として支払うのに不適切な交渉手法があった」として、理事会承認などの内部手続きを経ずに交渉が進められていた点を問題視。同社に業務を依頼した田村氏と、田村氏を監督する立場にあった平松氏の責任を追及する。

この記事を読んだあと、東京ワールドの会場使用料についての新聞記事は以前にも読んだなと思って検索しましたが、その記事は見つかりませんでした。新聞の切り抜きをしておけばよかった。
(だからこの会場使用料については今日は書きません。そのうち資料をみつけたら書きますね。もちろん見つけられなかったら書かないし。)
代わりに出てきたのが、以前何気なく読み飛ばした委員長選関連の記事。

5月10日 産経ニュース
<フィギュア委員長選 平松、伊東両氏で再投票へ>
 日本スケート連盟は10日、フィギュアの全国部長会議で実施したフィギュア委員長選挙で、2期目の再選を狙った平松純子委員長と、現体制に反対の立場で立候補した伊東秀仁強化部長が同票となった。19日に郵送による再投票で選ぶ。
 関係者によると、現体制が昨年3月に東京で開催した世界選手権で、コンサルタント会社への業務委託などに1億円近い赤字を出した。10日の会議で伊東強化部長は「連盟内でフィギュアが機能をしていない」と説明したという。

5月16日 YAHOO!ニュース(産経新聞)
<委員長選挙の再投票中止 フィギュア問題>
 日本スケート連盟の次期フィギュア委員長選挙が再投票になった問題で、同連盟は15日までに、再投票を中止することを決めた。今後、役員候補選定委員会で話し合いによる調整を図る。
 この問題をめぐっては今月10日の全国フィギュア部長会で、次期フィギュア委員長に平松純子・現委員長と、伊東秀仁・強化部長が立候補。投票の結果、同票となり、同部長会では、全都道府県の部長による再投票を郵送で行い、19日に開票することに決めた。
 これに対し、役員候補選定委員会は「選挙よりも話し合いで解決すべき問題」として、同委員会で両候補者を含めた話し合いを行うことにした。

スケート連盟のことをよく知らずにこの3つの記事だけで判断するのはよくないのですが、会場使用料の問題が委員長選で伊東強化部長に有利に運ぶネタとして使われたようですね。
5月10日の伊東強化部長の発言、変でしょ。満員御礼の会場で1億円近い赤字というのも変ですが、「連盟内でフィギュアが機能をしていない」という発言。普通、理由もなくこんな内部告発みたいなこと言わないでしょ。
平松部長にどの程度責任があったのかは分かりませんが、余りにもわざとらしい追い落とし作戦だな。
私みたいなド素人にもばればれの方法ではなく、もっとうまく立ち回れないのだろうかと思いました。
こんな下手っぴいなんだもの、大ちゃん、織田君、モロゾフのときもあんなまずい順番・方法になってしまったんだな、納得。
ところで、この部長・副部長の処分なのですが、今日結論が出たようです。「処分を検討したが、結論は持ち越した。」ですって。でもなぜか記事が開けない。このあと開けるようになるかもしれませんが。明日の新聞にも載るかな?

興味のある方は参考までにどうぞ。
YOMIURI ONLINE スケート連盟事件一覧
スケート連盟の役員名簿