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臨海スポーツセンターの再建案&FOIのお知らせ

2008-06-06 16:54:36 | リンク問題
臨海スポーツセンター存続の会のサイトに『大阪維新』プログラム(案)財政再建プログラム案「公の施設」が昨日付けで紹介されていました。
水を差すようで申し訳ないけれど、読むと相当厳しい内容で、条件付きの存続を脳天気に喜んでばかりもいられません。

大阪府立臨海スポーツセンター
見直しの方向性
【運営の抜本的見直し】
・使用量の見直し等収入増加策や管理費の縮減を図る。
・現運営者との契約終了後の平成23年度から委託費は支出しない。
・大規模改修(耐震工事等)に要する工費は負担しない。
(実施時期)
可能なものから順次実施

見直しの理由
・施設は、昭和47年の開設後約35年が経過しているが、スケートリンクは、平成18年に大規模改修を実施したところ。
・スポーツセンターとして、他に同種の施設が整備されている。

そして5月30日の「知事と教育委員会との議論(概要)」にもかなり厳しいお言葉が。臨海スポーツセンターに関する部分は探しにくいので、そこだけコピーしちゃいます。

【教育委員会】
(「臨海スポーツセンター」について、資料に沿って説明)
【知事】
 指定管理期間は平成22年度末までか。
【教育委員会】
 そのとおり。
【知事】
 耐震改修は平成26年度までに実施しないといけないと聞いているが、それまでは使用できるのか。
【教育委員会】
 26年度までに実施しないといけないが、直ちに使用できなくなるということではない。
【知事】
 この施設については、もう改修等はしないというメッセージを出す必要があると考えている。使用できても26年度まで。22年度末までは指定管理者との契約があると思うが、23年度以降は府支出はゼロでいいということか。
【教育委員会】
 運営費補助はゼロにし、収入の範囲内でやっていく。
【知事】
 そういう仕組みができなければ廃止でも仕方がないということか。
【教育委員会】
 はい。
【知事】
 今後、府としての負担はなしということで、また、状況を見せていただきたい。
【教育委員会】
 26年度段階で、また議論しないといけないと考えているが。
【知事】
 議論というか、もうそのまま存続させて、追加での府負担を行うことはないということだ。体育会館もこの施設も、来年度ににぎわいの状況等を見て最終判断したい。

きつい言い方をしちゃうと、寿命が伸びただけって感じがしてしまいます。利益が出るように経営し、さらにその中で大規模改修費を積み立てていかなければ、この施設が生き延びることはできない状況なのですね。
公共施設で府からの支出をここまで削られてしまうというのは、普通なら考えられないことです。府の財政状況が上を向き、施設を取り巻く状況が変わるといいのですが、そういう考え方は他力本願ですね。
府に運営を任せきり(公共施設だから利用者から見れば当然ですが)、府は府で財政赤字を先送りしていたがために陥ってしまった今の状況です。
民間施設並みに経営が立ち行くようにしていかないといけないようです。
先行きの厳しさにため息。でもまだ6年もあるし、存続の会の方々の底力を信じて見守り、協力できることがあれば協力していきましょう。

明るい話題もありますよ。
FOIのサイトにリハーサル公開のお知らせが上がっていました。公演日前日のリハーサルを5,000円で見られるそうです。本公演はA席でも6,000円だからこれは相当お得。
スケーター達がショーを作り上げていく過程が見られます。公演とは一味違ったスケーター達の素顔が見られそうですごくおもしろそう。
ただし、本公演のチケットを購入した方のみが対象です。
そして、昨年のFOIの動画も見られるようになっていました。大ちゃんが女の子を優しくエスコートする様子にうっとりです。
追記:ベルビン&アゴスト組が追加されています。お知らせくださったダヴィンチのマミーさん、ありがとうございます。
今年は宮本さんも振付だけでなく、出演されるようですね。ひそかに宮本さんファンでもある私は観に行きたくなってしまいました。まだチケットは残っているようだし、あきらめきれなくてチケットサイトをうろうろ。「ポチッ」をしないように精神力を鍛えないと。でもリハーサル、見たいよ~!!!