苦手を克服できるか

2011年11月08日 | 雑記
今週木曜日には、二つの発表が被っている。
一つは土曜日に片をつけて、そこの幹事の千鳥さんに、印刷を頼んでおいた。

もう一つは、F教授の演習だが、こちらが非常に厄介。余り大きな声では言えないが、扱っている作品(勿論、先生のご専門)、嫌いなんですよね。読んでいて余り面白いものではない。
前期分は、解釈上の問題点があったので、そこに絞って考察したが、今回分は本文解釈には恐らくそう問題はなさそうだ。内容の問題が大きく、なんでこんなことを書いたのかサッパリ判らない。とりあえず、翻刻から初めて、ごまかせるかと思ったが、どうにも頁数が増えない。前期の半分くらいの分量にしかならない。

今日、S川先生とお話ししたときに、君はやっぱり韻文向きだと思う、と言われたが、多分そうだと思う。最近、扱っている日記文学の作品も、歌集よりなものとか、筆者が大歌人、というものばかりだ。
そういえば、前期の問題点も、韻文関連であった(この作品には超希少な和歌のある部分が当たったのだ)。今回は、がっつり散文、韻文のイの字の要素もない。
好き嫌いはしてはいけないのだが、やりやすいやりにくいはある(と言い訳して逃げ続けてはや直前になりました)。

切羽は詰まっているが、全く閃かない(閃きに頼っている時点でまだまだ修行の足りぬアマチュアやなぁと思う)。単位的には、前期分の貯金があるので、こけても何とかなるだろう(それに最近質疑で質問をするのは私だけだし)。はぁ、こういうところで適当に誤魔化してしまうのは、直らぬ癖だな。

その次の演習発表は来週で、これは新勅撰なので、何とか片をつけられるだろう、と踏んでいる。その後は、月末の発表会。これはもう題目を出してしまったので突っ走るしかない。師走は、九日に輪読の『和泉式部日記』で、十六日は自由題で何か発表せねばならぬ。これに、もしかしたらK教授の下でもう一回となる可能性がある。

今年はどうなることやら。十二月の末あたりに過労でぶっ倒れるかも知れぬ。


あぁ、こんな愚痴を書いている暇があったら、明後日の演習を考えねば。
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