日本のいちばん長い日

2015年08月22日 | 日記
ようよう『日本のいちばん長い日』を観に行った。
八月十四日から十五日までの流れは、かなり粗かったように思う。首相官邸は襲撃される場面はあるも、鈴木首相の自邸脱出のシーンはなかったし、宮城叛乱は超スピード解決で、もはや何が何だかわからんくらいだった。
畑中はあきらめが早すぎだし、次に画面に現れたかと思えば、自決の場面だった・・・・・・。これでは原作を読んでいないとどうにもならん。
それに、玉音盤と木戸石渡両大臣をめぐる宮内省の攻防も、あやふやで緊迫感がなかった。
これを描くには尺が短すぎたというほかない。タイタニックみたいに幕間挟んで前後編がよかっただろう。

ただし、配役はいずれも実力派で、まさに迫真の演技で見応えがあった。


帰宅後は、原稿の修訂。明日までにはけりをつけたいが、今度もあたまがなくなってしまったから、難渋する。細部に関しては既に終えた。意見を受け直したところとそうでないところがある。嗚呼、結局あたまが残る。「××には秘密があった」などという名文はひねり出せぬものか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 失念する。 | トップ | きのふ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事