民主は大敗(頽廃?)

2010年07月12日 | 日記
夜が明けてみれば、既に大勢は決まっておった。
しかし、世界は変わらない。
一限でもそんな話は出ずに、これまで通りに進んでゆく。
それにしても、世の文学部生が「香炉峰は簾を撥げて看、遺愛寺の鐘は枕を欹てて聴く」も知らんとは、何たることだ。
昼は副幹事長殿とやはりギヤへ。そのうちに、呑みにでもと言っておく。
今日はもう用がないので帰宅。

我が家は新聞の配達が異様に早く、夕刊が三時には来る(因みに朝刊に至っては1:30くらいに来る)。Y新聞なのだが、そのコラム(?)に文豪の自筆本がはやっているとあった。古典でいうところの影印である。K教授はテクスト主義だからこういうのには目がない(古典のならの話だが)。因みに、古典でテクスト論と言ったら、現代文学のようわからん考え方ではなく、原典主義の事を指すのだが、どうも近代文学でもその風潮になりつつあるのか?もしそうならば良きことなり。
文豪あたりだとまだ変体仮名を使うから、それを読めないといけないのだが、どうも近代の奴らはきちんと学ぼうとしない。私の周りのもそうだが、結局、いつまでも新潮文庫とか岩波文庫とかの読みやすい活字を読んでいてはいかんだろう。初版本なり、自筆本なりを一度は読むべきだと私は考えている。
お勧め図書はもちろんK教授の御著書です。興味のある方は是非。

ふむ、この後は講師で、ロクでもないガキどもに参院選について解説せなあかん。欝屈なり。

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