▲長者ヶ崎・・・晴れて見通しがよければ富士山が見えるらしい
”おはよう””おやすみ””いただきます””ごちそうさまでした””いってきます””ただいま””ありがとう””ごめんなさい”
大人も子供もどれくらいの割合の人たちが普段の挨拶を交わしているのだろうか?
毎朝、子供の顔をみて「何か言いたいことがありそう」だとかは朝の挨拶一つでわかるものだし、”ただいま”のひと言で「今日なにかあったの?」と気になって声をかけてしまう。
コミュニケーションがどうたらこうたらいろいろと取りざたされているけども、”タイプアウト”された文字では伝わりきれない部分を、人と人の肉声によるコミュニケーションは補っているはずである。
大人も子供も本当になさけないぐらい出来ていない。いやもしかしたら子供のほうがきちんと出来ていないのかもしれない。
電車で下車するときなど、どうしても乗降口に出るには人に退いてもらわなければならないときも、「無言」で体をぶつけてくる。”おまえじゃまなんだよ”というボディーランゲージである。これが大人のやることか?と言いたくなる。年齢を重ねた人ほどこの傾向が強い。
名古屋の駅で50代の大人二人がもみ合って線路に落下、一人が死亡するという悲劇も、ちょっとしたあいさつや言葉で防げたかも知れない。
つい最近、三浦半島までバイクで出かけたときの事。まだハイシーズンではない時期だったので、葉山マリーナなどもまだ混雑は全くしていなかった。ちょうど長者ヶ崎で休憩してたときに、地元の人から、「近くに新しい道路が開通したからバイクでなら気持ちいいよ、いってみな」と声をかけられ、ちょっと走ってみた。その道路は適当に曲がりくねっていてバイクで走るのにはほどよい爽快感が味わえた。その道路の反対側の入り口で、Uターンしようとバイクを停めていたら「もう、この道路つながったの?」なんて声をかけられた。たわいの無い会話なのだが、全くの初対面で、見ず知らずの人と簡単に声を掛け合えるそういうことに触れることが出来てすこし嬉しくなった。
都会は便利でいろんなものがあるけども、こういうコミュニケーションは明らかに不足しているのは否定できない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます