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大丈夫かいな民主党

2006-02-21 01:12:30 | 社会・経済
 本人不在の状態で、ホリエモンメールが国会でも民主党と自民党の攻防で話題になっているが、少し前、テレビで民主党前原代表と若手議員が、小泉首相に対して”天下りした元官僚による談合疑惑”をどのように追求するのかを取材した番組が放映されていた。

 チャートを使って、わかりやすく説明して、小泉首相に詰め寄ろうという作戦。チャートを使うだとかなんていうのを時間をかけて現役の議員さんが打ち合わせているという風景に違和感を感じながら番組を観ていた。

 作戦は、成功し、小泉首相自らが、未だに天下り談合が行われている事実について、「事実があれば改善を徹底したい。」と認めた。

 その国会中継を見ていた民主党の若手議員達が作戦成功に喜んでいたのだが、ん?ちょっと待てと思った。結局国会ってそういうことをやるショーなのか?と言うことと、もう一つ。小泉首相が素直に認めたことを喜んでいる点である。

 今回のホリエモンメールもそうなのだが、結局国会中継は、自民対民主、与党対野党、水戸黄門と悪徳代官、ウルトラマンとバルタン星人の図式を見せるショーなのか?選挙期間中は、我が党はどういうことをやってきたのかを必死にアピールしたり、マニフェストが大事だとか言っているが、大切な政策論争の時間をホリエモンメールみたいなものでつぶしてしまっていて本当にいいの?と言いたくなる。

 どっかのテレビ局で、一度やってもらいたい。政策に関係ないテーマを貴重な国会や予算委員会で取り上げ、無駄な時間を使った党別の時間集計をやってみる。そして選挙期間中に各党の党首を出演させてそれについて弁明してもらう。

「言うてることと、やっていることが違いませんか?」そんな政党が本当に効率よい小さい政府が実現できるのか?あるいは本当に無駄なものをどんどんとカットできるのか?


また、もう一つの疑問の、小泉首相の答弁で喜んでいた議員。のらりくらりと明言せずに、嘘を連発するようであれば、追求するのも良いかも知れないが、素直に認めた小泉首相の姿をテレビ中継で観て喜んでいるというのは、程度が低すぎる。

何も民主党が嫌いというわけではないが、テレビで報道された民主党の”風景”があまりにも幼稚である。政権を取っていない政党はそれなりに時間があっていろいろと画策したいのだろうけども、税金つかってなにしてるの?と思ってしまう。

ちょっと成績や学歴に自信があって、大したことの無いプライドを持っている者が、政権政党相手に、”へへっ、してやったり”と喜んでいるなんとも今後に期待が”もてない”姿をさらしただけだ。

民主党。もっとしっかりしろよ。テレビで取材されてるんだから。前原代表も、そんなのでよろこんでいてはダメ。どれだけ自分が日本や国民の事を思っているといったところで、まったく誰も信用しない。周囲の目は驚くほど自分の事を見通しているのだから。


 





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