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パワー

2006-11-20 22:56:10 | 社会・経済
 最近、仕事の関係でSkype(スカイプ)というインターネットを利用した、まあいわば電話サービスの接続をすることになった。

 インターネットだから無料。IPフォンの大規模な仕組みと考えればいい。もちろん音声以外に映像やチャットもできるから、いままでのインスタントメッセンジャーと同系列とも言える。ただ違うのは、有料になるが、一般電話や携帯電話とのやりとり(発着信)が可能な点だ。これがインターネット電話といわれるゆえんである。

 さて、このSkype。”世界中のどんな人とでも会話してもいいよ”という場合は、自分のステータス(状況)を”Skype me”という状態にしておく。そうすると、海外から遠慮無くアクセスしてくるのだ。

 もう既に3件ほどアクセスがあったのだが、いずれも中国人からだった。みんな日本語の上達の為にコンタクトをしてくる。しかも女性ばっかり。

 ある女性は、山東省、青島生まれで、台湾の企業に勤めているが、勤務地はベトナムホーチミン市だという。家具のメーカーで検品立ち会いとか来客の応対をしているのだそうだ。
 
 以前の社長は台湾人だったそうだが、いまのホーチミンにきてからのボスは日本人だと言っていた。多くの日本人とのやりとりが必要だそうで、日本語を山東大学で習ったと言っていた。もっと日本語を使って上手くなりたいということでSkypeでコンタクトをしてきた。みんな一所懸命なのだ。

 びっくりするくらいに日本語が上手い人も多い。シンガポールからコンタクトしてきた中国人とチャットで日本語でやりとりしたこともある。日本語を入力するためには、日本語環境が必要だし、どう発音するか、それはどういう文字かも分かっていないとできないはずだが、違和感ない速さでチャットができるのには恐れ入った。

 私たち日本人は、日本で中学高校大学と6年から10年ぐらい英語を習うが、チャットで違和感ない速さできれいな英文を打つなどそう簡単にはできない。

 真剣に勉強しているのだなぁと関心しきりである。もちろん日本の若い人たちにも、欧米やアジアに出かけて、自分たちの将来の為に頑張っているひとも多いと思うから、中国人が頑張っていて日本人が頑張っていないとは思わない。

 しかし、自分自身のことを振り返ると、英語やっただけで満足して、そのほかの言葉に関心を持たないでいることに、ちょっと恥ずかしさを感じた。

 
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