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mixi終わるなぁそろそろ

2008-02-08 01:47:15 | パソコン・インターネット
 mixiの月刊PVが頭打ちなのだそうだ。Yahoo!のアンケートでも利用が減った、mixiを辞めた人が増えたと言う人を上回っている。

 実社会とmixiとの最大違いは、連続的接続の有無。実社会であれば、物理的に会いたくないときは、会わない状態を作ることが出来るが、ネットの場合は、マイミクのようにとりあえずメンバーシップである状態が継続されていて、見方によっては行動を見られていることにも繋がる。現実にも精神的な部分で大きなストレスに感じている人が多い。

 この辺りの感覚の違いは上手く説明できないが、SNSの中だけに限ればパソコン上でのプロフィールがその人のすべてである。日記もコメントも含めてSNSという世界の中では、そこに書いたことがその人すべてと映るしそう捉えられる。そのすべてを見られることができるmixiの中では、常に衆人の注目に晒されている状態と同じだと言える。足跡機能というのがその特徴を表している。顔を出したのかどうかが見えてしまう分、何もコメントされていないとなるとそういう2つの事象からいろんな想像が出来てしまう。あるいは自分の日記や他人の日記には書き込むが、自分のところには足跡がなかったり、コメントされていなかったりした事象からも想像をいろいろ巡らせることが出来る。


 こんな状況を窮屈だと表現して辞めていくひとが多い。


 実社会ではそんなことでストレスに感じる必要は無い。


 もともとネットでのコミュニケーションは、昔々のパソコン通信の時代から情報入手と相場は大体決まっている。生き字引みたいな人が居てその人の主催するフォーラムに参加していろいろ教えてもらったりといった具合だ。


 つまり必要なときに利用する気軽さ、拘束されない気軽さの両方が必要で、実社会とパソコン通信の存在はまったく別のものという状況だった。



 しかしmixiのようなSNSでは、実社会とSNSの存在が同一でないはずなのに重なる部分があり、気軽さが薄れ、窮屈さが目立つようになってしまった。



 自分もmixiを利用しているが、現実の人同士の連絡場所のような位置づけで利用していて、息苦しさは感じない。みんな知っている人だから気を遣わないですむから。



  
 そんなことを考えるとmixiの存続はもちろんあるだろう。しかしmixiを連絡コミュニティとしての利用する人がもっと増えて、会員はそれほど減らないにしてもPVは下がり続けて行くように思う。PVが減ると広告収入も減る。会員が減らないならシステムの維持費用はそんなに減らない。結局利益率も落ちてくることになるだろう。そういう意味でmixiは終わりだろう。

 mixi会員限定なんていう限定販売企画だって、その一週間後にはインターネットショッピングでも手に入るようになる時代。独自性、会員限定の神通力も通じないだろう。


 mixiはこのまま死んで行く大企業のようになるだろう。ただただ大規模の会員数が存在し、アクティビティは大して無く、収益も偏っているそういう厄介者になる日もそう遠くないはずだ。



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