18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

団塊の世代

2007-09-27 00:01:39 | 
 昭和22年~24年生まれを一般に団塊の世代と認識されている。こういう呼称を付けたがるのもこの世代の特徴かもしれない。

 名付けたのは堺屋太一の1976年の著書「団塊の世代」である。この世代は今の年齢でいえば、ちょうど58才~60才。団塊ジュニアと言われる人たちの年齢が大体28~40才である。

 以前にも書いた事があるが、最近の「子殺し・親殺し・妻殺し・夫殺し」などの犯罪が、この団塊ジュニア世代に集まっているのをご存じだろうか?

 さらに学校で行われている陰湿ないじめは、この団塊ジュニアのジュニア世代に集中している。





 何が言いたいのか?



 
 

 何に価値を求めて、何で勝った負けたを決めてきたのか?を1つ間違えればこういう社会にしてしまう事もあると言うことである。





 これと同じ誤った価値観で国全体が1つの方向に向かっていた時代があった。いわゆる軍国主義・大日本帝国を標榜した時代である。





 両方の時代ともたくさんの悲惨な事件を生んだ。




 
 だれも望んでいないが、社会が勝手に進んでしまった時代と言われているがそれは違う。その時代はその時代の人達が作ったものなのだ。そういう事実を受け止めるべきだ。





 
 いまの時代はそういう「自分のせいでこうなったんじゃない」なんてことは許されない時代。自分自身の価値観を持ち、流されないで生きることが重要な時代。自らの手で進む時代なのだ。



 そういう時代なのに、なんでもかんでも他人のせいにすることに何の違和感も無いとしたらそれは、あるまじき鈍感である。そういう価値観のままでいて、やれ負け組とかいうのはまさに愚かである。負け組以前の、不戦不参加組である。評価に値しない、欄外にいる存在である。



 また逆に「自らの」力と「幼稚な社会性」を一緒くたにした奴らがいる。ホリエモンなどがその代表例だろう。自分の論理が正しい・・・というよりも、社会のルールを知らないだけで、ルールの揚げ足取りをして、自分には力があると錯覚していたりさえする。



 団塊の世代はそれ以前の世代に育てられた。団塊の世代は団塊ジュニアを育てた。団塊ジュニアはいじめ世代を育てた。




 こういった距離感で時代を見れば、これから定年となる団塊の世代が何をやるべきか見えて来るが、当のご本人達は、気づいるのだろうか?








 団塊か何か知らないが、ゆっくり落ち着いている場合ではない。やるべき事はまだちゃんと残されている。定年後の宿題という形で



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 神戸いじめ自殺事件 | トップ | 人間完璧じゃない・・・とは言え »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿