18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

日本を支えてきたもの

2008-02-21 01:47:22 | 風景
 日本を支えてきたもの

 とんでもない満員の通勤電車に耐えるサラリーマン達

 サービス残業に耐えるサラリーマン達

 終電に向かって突進するサラリーマン達

 無言で人を押しのけて電車を降りるサラリーマン達

 ばれなきゃいいと偽装に手を染めるサラリーマン達

 みんながやってるからと悪いことをやってしまうサラリーマン達

 正直者はバカを見るとせせらわらっているサラリーマン達

 本当のことをいう奴を蒼いと小馬鹿にするサラリーマン達

 一所懸命やるようにみせてうまく手を抜くサラリーマン達

 ひとりだけイイコになると思われたくない小心なサラリーマン達

 長いモノには巻かれた方がラクと、無気力なサラリーマン達

 日本以外のアジア人をバカにしつつ、アメリカ人には平身低頭なサラリーマン達

 


 こんな、こんな、多くのフツーのサラリーマン達の自己犠牲と事なかれ主義によって、

 ありがたくも、日本は高度成長を成し遂げて世界第二位の経済大国になった。

 
 

 だから、多くのサラリーマン達は幸せになれなかった。

 充実感、達成感、自己実現と聞くと、アレルギーのように拒絶反応を示してこういう、
 
 「蒼いね~、若いね~。」

 でも実は、嫉妬。ウラヤマシイのだ。幸せではないのだ。



 

 何の為に、毎日異常な満員電車に詰め込まれて、押しつぶされて、足を踏まれ、蹴られ、押しのけられているの?


 
 何年も偽装していて、何で何も言えなかったの?



 大人なのに、なんでまちがったことをすぐになおせないの?



 日本を支えてきたものは、実はこんなもの。



 だから、みんな幸せじゃない。幸福感がない。




 戦後の日本の経済成長を支えたのは、SONYやHONDAのような一握りの伝説的企業ではない。

 
 
 プロジェクトXに出てくる企業でもない。




 この大いなるサラリーマン達こそが支えてきたのだ。




 でも、残念なことに、みんな幸せじゃない。




 経済成長はありがたい。でも妄信的に経済第一では、幸せになれなかったのも事実。




 これからは、経済もまっとうなやり方で成長させてゆく時代。そういう風に舵を着る必要があるはず。でなきゃ、やっぱりこれからも幸せじゃない時代が続くだけ。




 
 ライブドアという子供じみた会社が、その象徴。ライブドアは一体だれを幸せにしたのか?いったいだれが幸せになったのか? 





 ウソをつかなくてもきちんとビジネスが出来るほうが幸せ。

 異常な満員電車に乗らなくても仕事ができるほうが幸せ。

 

  
 でしょ?
 



 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いきものがかり | トップ | 中国 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿