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携帯電話のSIMロックフリー問題

2010-04-02 21:43:00 | ノンジャンル
4月2日、総務省主催の「携帯電話のSIMロックフリーに関する公開ヒアリング」が開催された。

仕事の関係でどうしても参加したかったが、定員の3倍の申し込みがあり抽選となって選外となり参加ができなかった。

うがった見方をすれば参議院選挙を前にしたまたまた人気とりのように思えるSIMロックフリー化問題。

まずここで改めてSIMロックについて簡単に解説する。

SIMとはSubscriber Identity Module のことで携帯用の小型IDカードだと思えばいい。

SIMは携帯電話会社が発行するもので、携帯電話メーカーが発行するものではない。

日本では、携帯電話会社が発行するこのSIMは、携帯電話会社が認めた携帯電話機器(メーカー)でしか使えないように、制限(ロック)をかけている。

それは、日本の携帯電話は携帯電話会社が携帯端末販売を行うというビジネスモデルを採択したからなのだが、実はその背景には電気通信事業法という法律がある。

簡単に言えば、日本の携帯電話会社は、自社の携帯電話の通信網を常に利用できるように整備する責任を負うことと、携帯電話メーカーは携帯電話会社から許可をもらった電話のみ販売していいというルールの法律。

要するに、携帯電話会社が通信ネットワークと携帯電話機の責任を持つルールで、携帯電話会社が認めていない電話機を使ってはいけないというルールとも言い換えられる。


もしSIMロックという制限が撤廃されると、どんな端末が利用されるかわからないので、ネットワーク障害がおきる可能性がある。メールやiモード、ezWebなどの普通や通常の音声通話が利用できなくなるようなことが起きるのである。しかも電気通信事業法ではその際の責任は携帯電話会社が負うことになる。

ソフトバンクモバイルの社長も会見で「見当違いなおもいつき」と豪語しているのも理解できる。

いくら携帯電話会社が許可した端末のみメーカーは発売できるというルールであったとしても、端末を入手したユーザーは自らSIMを入れ替え利用するのは間違いない。

ではメーカーが自主的にそれぞれの携帯電話会社からの許可を得るとなるとこれまた大変なコスト増である。

あまり知られていないが、携帯電話は件の法律があるため、商品として市場に出る前に十分な動作チェックが行われているのだが、そのチェック内容は、携帯電話会社の通信方式によって違いがありもしSIMロックが解除されると携帯電話会社ごとにテストを行わなければならなくなりコスト増になる。

SAMSUNGやnokiaのような世界シェアナンバー1&2のメーカーが日本に上陸するとなると日本のメーカーは価格競争に巻き込まれる。

メーカーがさらなる弱体化してしまうことになりかねない。



SIMロック解除はとてもとても危険なことなのだ。





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