夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

まだ見ぬ母を尋ねて

2007年12月12日 18時43分56秒 | 旅行記

Scan20235 一歳ほどで別れた母を尋ねて、かもめ、新幹線と乗り継いで広島へと・・・・、赤いコートが良く似合う妻と二人での、初めての旅行である。

車中の次々と移り変わる風景の先を見つめていると、まもなく広島駅へ到着、足早と広島城の近くの本籍地、出生地へ向かい付近の古い商店で尋ねると、原爆の後は以前の地元の人は少ないとの事で・・・・広島城で鳩と戯れながら妻と散策し、このお城で母も小さい頃遊んでいたのだろうと思い、懐かしくも胸に迫るものがありました。

さらに乗り継いで海軍の町呉へと向かい晩年暮らしていた大家さんの医院を尋ねると大きな櫻の老木があり、座敷に丁重に案内され妻と二人で待っていますと、若奥さんが見えられ最後まで気丈夫で、確りなさっていましたよとお話をして頂き嬉しく思い、母の御心が伝わる思いがしました。

熱心に信仰をしていた模様でその当時の信仰仲間の方から温かく迎えられ、母はバナナ、カツサンドが好きで、踊りなど教えて頂いたとか、エピソードを話して頂き、又母が経営していた店などを案内し頂き、母の人生の匂いをたどりました。

いよいよ母の遺骨を近くの墓苑で引き取り、母の最期をお世話して頂いた方から広島駅まで送っていただき・・・・まだ見ぬ母の遺骨を抱きしめ帰郷しました。

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