夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

情念を超えたキリスト的、愛というものはすべての不調和を解決する力がある。 自己情念(Autoerrotismus)・・・『自分自身の存在しか理解できない生命の段階(乳児期)』

2018年01月05日 16時10分06秒 | 健康・病気・精神分析・心理学・先祖供養・霊的実在・心霊の諸相
恋は盲目といわれていますが、

愛にも色々な対象により情感が違ってきます。

例えば親が子供に対しての愛情、両親に対しての愛または尊敬、

恋人に対する熱愛、夫婦愛、兄弟愛、自然、植物、生物への愛、

純愛、人類への愛等、様々な愛があります。

また愛と感情は密接な関係があります。

ナルチスム、マドヒズム、サデイスムス、宗教的マドヒズム、道徳的マドヒズム、

ヒステリー、レスビアン、カンダウルス、フエティシズム、エデスコンプレックス、マザーコンプレックス、

同一化現象等、愛と感情が結びついて様々な名称がつけられています。


このような様々な愛を現在意識の中では秩序よく使い分けして

心の調和と安定とを一見整えているように見えます。

しかしながら子供へ向けるべき愛情の中にも

潜在意識の奥底の心には子供には向けるべきではない

感情である異性愛や夫婦愛の感情が含まれていたりします。

または反対に子供自身が父母への恋愛感情等、

様々な感情が乳児期から或いは過去世から受け継がれた経験等がミキシングされ造りあげられます。



恋する人は自分の心の中に描かれた所の『美の理想』を対象に移入するのであります。

彼にとって恋人は生ける人生の価値であり、彼にとって『かけがえの無いすべて』なのであります。

女性に於いては、このような境地は長く続くのであります。

女性は単に青少年期のみならず殆ど全生涯を通じて愛人を通してのみ世界を見、

世界の価値を感ずるのであります。

それが女性的特徴であります。

男性は、やがてそうゆう境地を通過して、そして人格を超えて、

抽象したる価値そのものを追及したり、

『事物』そのもの又は『事業』そのもの等の価値を追求するようになるのであります。