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夏の課題その6、アンモニア水で洗浄

2010年09月16日 05時05分34秒 | 真空管式ラジオの修復
近くの薬局へ「 アンモニア水 」を注文していました。
早川電機 RS-350 のシャーシー洗浄が目的です。
薬店に虫さされの薬として常備かと思ったのですが、最近、虫さされ等でアンモニア水を使う人は居ないようです。
ギ酸を中和させる程度の効能しか無いそうです。
注文してから半月以上経過してやっと手に入りました。

「 コリンズのメンテナンス 」という本の中に、シャーシーはアンモニア水で洗うと奇麗になると書いてあります。

ポイントは希釈の倍数のようですが、教科書には 10 % と書かれています。
もっともっと濃くして 50 % くらいにしたい気持ちです。
「 過ぎたるは、なお及ばざるが如し 」
濃すぎるとペイントが剥がれたりと弊害もあるようです。

製造から 56 年の埃、汚れ、腐食は半端ではありません。
下の画像を見ただけで埃っぽさが臭ってくるような気がします。( 洗浄前 )


洗浄開始、強烈なアンモニアの臭いで気持ち悪くなりました。
換気ファン最強でも、臭いの凄さに換気機能に限界を感じます。

洗浄が完了したので、ちょっとだけ真空管を乗せて写真を撮りました!
奇麗になった RS-350 を見て、ちょっと気分、持ち直しました。
最初の記事の写真 からすると奇麗になりました。

実際には、ほとんどの部品を外しバラバラにして洗いました。
アンモニア水をスプレーする度に、茶色の汚れが溶けて流れて行きました。
上からの画像 ...


下からの画像 ...


アース ( 銀色のスズメッキ線 ) だけ配線しました。
さて、まだ始まったばかり。
今日の作業はおしまい。
コメント (8)
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