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R30c 修理その1 ( 記事を追加 )

2013年02月26日 05時05分05秒 | PALSTAR R30 / SE-3

故障した PALSTAR R30c を引き取りました。使用中に ディスプレイ ( 周波数 ) が暴走した後、動かなくなったとのことでした。

引き取って当然のこと ウン とも スン とも言いません。むしろ電源が入らない単純な故障の方が修理が簡単か?と思ったけど、そう上手くは行きません。サービス・マニュアル の回路図を眺めながら丸2日かけて中を分解・清掃・電源部の修復 ..... 内部を見た感じでは製造年代は初期だろうと思われる筐体と部品です。

( 2003 年 10 月製造を確認 )

これは素人が簡単に治せるような故障ではない、やはり PALSTAR, Inc.™ ( 生れ故郷 ) へ送って修理してもらおう?と感じ始めたころ、苦労の甲斐があって 治ったようです。 不安定ながら作動するようになりました。

修理後の動画 

不調箇所は電源部では?と考えています。 また周波数の調整を行いましたが、ほとんど ズレは ありませんでした。一ヶ月くらい使ってみないと故障再現の可能性もあるので完治報告はまだ先です。

P.S.

どうも  リレー  VR を兼ねた電源 スイッチ にも不具合があるようなので部品が入荷次第、交換してみましょう。ついでに 電源部の レギュレータ IC ( 5V / 10V ) 2個と、オペアンプ IC も交換するために部品を注文しました。ええい!ついでだ!電源部の 電解 コンデンサ も国産の新品へ変えようか!

ということで   PALSTAR R30 を3台所有する事になり R30 が山積みになりました。

上から R30c, R30cc, R30A と3台、それぞれに多少の違いはありますが基本設計は同じ。保存用の乾燥庫が一杯になり、置き場所がないので一台は今週末に別荘 ( 台灣 ) へ連れて行こうか思案中!

※ 今回の R30c は Wide 用に muRata ( 村田製作所 ) Ceramic Filter,

 Narrow 用に Collins Mechanical Filter を搭載しています。

 

↑ 上の 青い方が  Collins Mechanical Filter 下が  村田 Ceramic Filter .


※ R30cc と R30A は Wide / Narrow 両方の Filter が Collins Mechanical Filter です。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (parcel)
2020-02-04 18:27:14
お久しぶりです。
以前、R8Bの件で書込みをした者です。
さて、私もR30CCを長い間、使っていましたが周波数ズレが確認出来ました。
この故障はハードにシロートな私でも修正出来るでしょうか?
周波数ズレは例えば5040kHzのRadio Vanuatuが5039.2kHzで同調出来る感じです。
コメント宜しくお願いします。
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Re ; parcel さんへ (Vic)
2020-02-04 19:10:35
parcel さん、ご無沙汰しております。
周波数調整ですが、私ど素人でダメ元でコア回して調整しました😅
シグナルジェネレーター、オシロもなく、5000kHz 辺りを利用したに過ぎません。
SSB 使って耳でゼロビート取れればそれなりに出来ると勝手にやってました。
本当はそれ以外の調整も必要かと思っています。
最近調べたらまたズレていました。
私も再度調整しようかと思っていますが、回路図が自宅にしか無いので今度帰宅したら回路図見ながらやって見たいと思ってはいるのですが、何せ R-30 三台持っているので壊してしまっても諦める覚悟です。

と、私も自信無くやっていますのでアドバイス出来なくて大変申し訳ありません。
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Unknown (parcel)
2020-02-05 04:51:27
お世話になります。
そうでしたか。しかし、弄る場所を知ってるだけ凄いです。
出来れば次回ブログで画像入りで紹介して頂けませんか?
またコアってVCO附近に3つ程ありますが、それでしょうか?
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Re; parcel さんへ (Vic)
2020-02-05 07:09:25
parcel さん、了解致しました。
直ぐにはちょっと無理ですが、次回帰宅して回路図を再確認しながら見てみます。
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