Vic's Weblog


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夏の課題その2、RS-350

2010年08月08日 05時54分53秒 | 真空管式ラジオの修復


レストア予定の「 早川電機の7球ラヂオ 」初公開です。
57年前の当時としては高周波増幅付きスーパーは超高級ということらしいです。
当時、大卒賃金の約2倍の価格だったとか。
今だと ... 調べたら 20 × 2 = 40 万円くらいです。
40万円の中波専用ラジオかーー。
同じ早川電機の製品だと SHARP AQUOS 60 インチ液晶テレビくらいの値段でしょうか?
なんだかイメージが湧きません。

電源を入れるのは修理後、少なくともコンデンサー交換、トランスなどの導通試験の後ですが、
一応「 鳴る。」そうです。

さて、この大型ラジオの修理方法ですが2つの案を考えています。

1案:なるべくオリジナルを保ちつつレストアする。( 不良部品交換程度 )
2案:最新の部品へ交換、磨き直して長く使えるようにする。

1案を選択すると、
骨董価値が残ります。しかしどこまで修理するか?判断が難しいでしょう。
また聴くラジオとしては安全性・信頼性など不安が残ります。

2案を選択すると、
木箱は磨き直して再塗装。
アクリル類も再塗装。
シャーシーはアンモニア洗浄、一部錆び落とし、研磨。
交換可能な電子部品は全て新品へ交換。

意外と、2案の造り替えの方が楽でいいかなーーと ... 未定ですが。



3連バリコンが見えます。これが超高級の証しですが ..... 難度が高そう。
楽しい悩みです。

「 上手くいきますように!パン、パン。 」神頼み。
コメント (2)
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