久しぶりに PowerBook 550c ( 俗称 BlackBird ) の取り出して ON にしてみました。
これは 14 年前のラップトップです。当時の性能としては凄かったです。
Sony がハードウェアーを設計した?という噂も流れましたが真実は分かりません。
それでも当時 ラップトップ 界の " Ferrari. " と言われました。私が言った訳ではありません(笑)。
・32,768色 10.4インチのアクティブ・マトリックス方式カラー液晶。
・CD と同等の高品質16ビットステレオサウンド。
・バッテリーは2個搭載、それでも 3.1kg で 6時間駆動。
この当時、ラップトップはまだまだモノクロ液晶が全盛時代に、カラー液晶しかも 10.4 インチは衝撃でした。東芝製の最新型液晶でした。
PowerBook 550c の最後の Suffix である " C " はカラーを示しています。
ステレオサウンドで Speaker も 2個付いていると言っても、本物を見るまで信じてもらえない時代でした。。
確か本体だけで 55 万円程度でした。
購入当時の CPU ( キーボード上の基盤 )は Motorola 68040 です。懐かしい.....。
この Motorola 68040 の CPU ( MPU? ) に憧れて買ったのですが、後に 米国から Power PC 603e を仕入れて交換しました。
当初のメモリーは 4MB+8MB, 後から 4MB に36MB を追加して 40MB にしています。
36MB メモリーだけで 20万円前後でしたね。今では考えられません。
HD も 750MB を 4GB へ交換。
モデムは後付け Global Village GlobalFax 2.5.5 でした。
当時、開けてみて、中身のパーツのほとんどが Made in Japan であることに誇りに思ったものです。
いったいこの PowerBook 550c にはいくらお金をかけたのでしょう?
毎日この PowerBook 550c に、かかりっきりでした。
現在は、カメラ用乾燥庫 ( 常時湿度50% ) の特等席で余生をおくっています。
[ この金銭感覚から考えると BCL 機材は 10年前、20年前、いえ 50年前の機材でも現役で十分使えるので無駄な買い物では無い気がします。 ]