晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

野田佳彦は『史上最低』の人間だ <内閣改造> 「国民目線に立った政治に『正心誠意』まい進!」

2012-06-04 21:15:22 | 政治と社会
 どの口から出た言葉だろう。


野田佳彦。

民主党代表にして、日本国内閣総理大臣。

軽薄。

無責任。

陰湿。

悪辣。

不届き千万で、ずる賢くて、嘘つきで、厚顔無恥。

未曾有の大悪人である。

こんな男が、わが国の命運を握って居る。

国民の、生命と財産と、平和と安全とを、牛耳っている。


『国民目線に立った政治に邁進』
『正心誠意』


こうして、書いているだけで恥ずかしい。

虫酸が走る。



▶<内閣改造>「国民目線に立った政治に『正心誠意』まい進」(毎日/見出し)

>最初に、「政権交代の意義を実感してもらえるよう、国民目線に立った政治の実現に『正心誠意』まい進する」ことを掲げた。消費増税に反対する民主党の小沢一郎元代表は政権交代の原点に戻るよう強調しており、配慮をにじませたようだ。
【毎日新聞/6月4日(月)23時16分配信】


>消費増税に反対する民主党の小沢一郎元代表は政権交代の原点に戻るよう強調しており、配慮をにじませたようだ。


アホらし。



▶「先送りできない課題を決断」=野田再改造内閣が基本方針(時事/見出し)

>野田再改造内閣は4日夜の初閣議で、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革の実現を目指し、「先送りのできない課題に対し決断していくことを通じ、政治に対する国民の信頼確保を図る」との基本方針を決定した。
【時事通信/6月4日(月)23時11分配信】



増税!

先送りの出来ない課題…増税!

史上まれに見る「財務官僚操り人形」総理の頭の中は、『増税』の二文字しかないらしい。

ここまで、一人の政治家の頭を洗脳してしまう、日本の官僚の、恐ろしさ。

そして、大言壮語するこ大馬鹿総理には、自らを省みる精神は全く存在していない。

通常「恥ずかしげも無く」と言いたい所だが、この、ドジョウだか豚だか分らぬ総理大臣には、<恥の概念>はおろか、我が行いの不品行差に、気がつきもしない体たらくである。



▶デフレから早期脱却、一体改革に全力=野田改造内閣の基本方針(ロイター/見出し)

>政府は4日の改造内閣発足後の初閣議で、デフレからの早期脱却や消費増税を含む社会保障・税一体改革に全力を挙げることなどを含む、12の基本方針を決定した。

>内閣の最重要課題をと位置づけ、円高対策など国内産業の空洞化策や中長期的な経済成長、福島の復興・再生、行政刷新、日米同盟を機軸とした外交の深化なども盛り込んだ。
【ロイター/6月4日(月)22時14分配信】



小沢一郎に言われた事が、相当堪えたか。

急に、「デフレ脱却」などと言い始めた。

しかし。

「東日本大震災からの復旧・復興、原発事故との戦い、日本経済の再生」が<最重要課題>などと、今更声高に言い立てる事自体が、大きくずれていると言わざるを得ない。

>円高対策など国内産業の空洞化策や中長期的な経済成長、福島の復興・再生、行政刷新、

全く、教科書の棒読みの如き「当たり前」の事共を、いかにも自分から率先して考えついたかの如き口ぶりで、偉そうなご宣託である。


増税は、財務省の至上課題。

アメリカのご意向も無視出来ない。

と言う事でひねくり出した「隠し球」が、制服組の<超タカ派>防衛相の任命である。



▶首相「安全保障の第一人者」防衛相起用の森本氏(讀賣/見出し)

>森本敏・拓殖大教授の防衛相起用については、「安全保障に関する我が国の第一人者の一人だ。北朝鮮問題を含め、我が国を取り巻く安全保障環境が不透明となる中、我が国の平和と安全を守るために大いに力を発揮してもらえるものと確信している。情報発信にも万全を期してもらえると期待している」と語った。
【讀賣新聞/6月4日(月)13時51分配信】



日本国は、国土防衛も文民統制である。

その、象徴的存在が「防衛大臣」である。

それを、事も有ろうに。

自衛官上がりを<抜擢>してくれた。



▶<内閣改造>森本氏「文民統制、問題ない」(毎日/見出し)

>初めて民間から防衛相に就任した森本敏氏は「シビリアンコントロール(文民統制)の原則に立ち返れば何ら問題はない」との認識を示した。
【毎日新聞/6月4日(月)23時14分配信】



何でも有りの、野田佳彦ならそう言うであろう。

「シビリアン・コントロールをしっかりして欲しい」
「普天間問題を解決して欲しい」
「日米同盟の深化をしっかりやって欲しい」

以上が、野田佳彦からの<指示>だそうな。

「したがって、文民統制には問題ない」と。

それなら、現役の「統合参謀本部の幕僚長」でも、退官して「シビリアン・コントロールをしっかりやります」と言えば、防衛大臣になれる訳だ。



▶民主政権外交に批判的で自民寄り? テレビでおなじみ森本敏氏が防衛相就任(J-Cast/見出し)

>発足したばかりの第2次野田改造内閣の目玉とされるのが、防衛相に就任した森本敏・拓殖大大学院教授(安全保障論、71歳)だ。森本氏はテレビ番組のコメンテーターでもおなじみで、野田佳彦首相は、閣僚名簿を発表する会見で「改めて申し上げるまでもなく、安全保障に関する我が国の第一人者のひとり」と紹介。

>03年のイラク戦争では米国を支持し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移転問題では、名護市辺野古沖に移転させる現行の政府案を支持している。日米同盟を基軸に北朝鮮や中国の脅威に対応しようという立場だ。

>「県外、国外移設を目指す首相の思いを実現しようとすれば、歴代政権が積み上げた日米同盟の根底が崩れる。首相の考え方は非武装中立の色彩が強く、中国に対する脅威感がない」

>「自民党政権時代と決定的に違うのは、沖縄との協議が十分でないことだ。鳩山首相が沖縄を訪問すればいいというものではない」

>「防衛に詳しいまさにプロが大臣に着任した。集団的自衛権等これまでの主張を貫いてもらいたい。委員会で本格的議論をしたい。ただ大臣が選挙を経て選ばれた政治家ではないので、『文民統制』の観点から説明は必要になるだろう」(自衛官出身の佐藤正久参院議員)
【J-Cast ニュース/6月4日(月)19時52分配信】



かって、『サンデー・プロジェクト』で、あまりに下らない発言を続けて、田原孝太郎から「アンタはもう黙ってて」と言われた事が有った。

あの「田原孝太郎」が発言を封じたくらいの、口からで任せの右翼の屑である。


やがてすぐにも、北朝鮮や中国を徴発する様な発言が出て来るに違いない。

この任命に酔って、日中間の緊張関係は、悪化する事は有っても、改善する事など望めない。

丸っきり「自民党内閣」並みの布陣である。

幾ら「素人大臣」田中直紀が不評だったからと言って、「チンピラ右翼」の如き『戦争屋』を大臣に持って来る発想は、どこから来たのかと考えてしまう。

きっと、どこやらの国防省からの上意の下達我有ったに違いない…かも。

そうなると、閣内に「スパイ」が堂々と席を占める事になる。

閣議の方針の誘導は、より優しくなったで有ろう。

閣内の動きを、より早く正確に把握出来る様にもなったで有ろう。

どこやらの「国防省」及び「国務省」にとっては、<遠隔操作>の更なる具体的前進である。

笑いが止まらない事であろう。


『日米同盟の深化の為にも、TPP参加は欠かせない』と、叫んで来た男である。




▶民間人が国防責任負えるか…新防衛相に懸念の声(讀賣/見出し)

>「国会議員ではないが、解決することについて、ハンディキャップを感じているわけではない」

>森本氏は4日の就任記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について問われ、防衛政策の専門家としての自負を語った。

>民主党内では「一川保夫氏、田中直紀氏と2人続けて『素人閣僚』が失態を演じたのだから、即戦力の専門家に頼るのは仕方ない」と、安全保障問題に精通する森本氏の起用を歓迎する声が出ている。

>防衛政策に詳しい政策研究大学院大学の北岡伸一教授も「安全保障については最善の人材を起用すべきで、選挙の洗礼を経ているかどうかより、見識が立派かどうかの方が重要だ」と指摘する。

>野党からは、自衛隊の文民統制に関連し「政治家でない以上、軍事的な出来事に政治的責任はとれない」(自民党の石破茂元防衛相)などと批判が出ている。

>これに対し、野田首相は4日、森本氏を防衛相に任命した際、「自衛隊の最高指揮官は首相(なので)、指揮監督権はきちっとしている」と森本氏に伝え、問題はないとの考えを示した。
【讀賣新聞/6月5日(火)0時17分配信】



野田佳彦が『最高指揮官』。

聞いただけで、失神しそうな話では無いか。



当然、財界はエールを送る。



▶内閣改造、関西経済同友会「決断できない政治から脱却を」(産經/見出し)

>消費税増税関連法案の今国会での成立に向けた「決意の表れ」(関西経済連合会の森詳介会長)と一定の評価を示した。

>「政策を迅速に前進させる観点に立った態勢強化だ」。経団連の米倉弘昌会長は今回の内閣改造にこう理解を示した。

>経済同友会の長谷川閑史代表幹事も「(法案成立の)環境整備のために必要な措置で、英断と実行を評価したい」と歓迎した。
【産經新聞/6月4日(月)23時13分配信】



政官財、三位一体での「増税路線」をひた走る、不思議な国「ニッポン」。

国破れ、民餓えようと、政財官のみ栄えれば良い、という歪な国家。

まるで、アフリカかどこかの土豪国なみである。


とにかく、民主党とは「日本政治史上」最大の失敗であった。

鳩山由紀夫のつまずきは、閣僚と官僚とが団結しての「サボタージュ」の結果であったが、その事自体が「想像を絶する」体質である。

外相が。

財務相が。

防衛相が。

挙って「総理大臣」に協力しない。

協力しないどころか、足を引っ張って、邪魔をする。


こんな政権は、希有の「珍種」である。

その後の二人の首相の酷い事。

菅直人。

連日、激しく罵り続けた。

そして、野田佳彦に、同じ言葉を投げつけ続けるハメとなった。

政権を与えた国民を裏切り、騙し、逆にその国民をいたぶる政策を独善的に繰り返す。


唯一の救いが、政権交代の推進役であった「小沢一郎」の筈であった。

と言う事は、民主党首脳部にとっての小沢は、「邪魔者」以外の何物でもない訳で。



▶特捜の報告書虚偽記載、首相が指揮権発動認めず(讀賣新聞/6月4日(月)17時28分配信)

>陸山会事件の捜査報告書に検事が虚偽記載した問題で、小川敏夫前法相は4日の退任会見で、この検事らに対する捜査が不十分だとして、「(検事総長への)指揮権の発動を決意したが、首相の了承を得られなかった」と述べた。

>会見によると、小川氏は5月上旬、検察当局が、虚偽有印公文書作成などの容疑で告発された元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)を不起訴にする方針との報道を受け、法務省内の担当部署に確認。インターネット上に流出した報告書などを自分で読み、「(検事が弁解する)記憶違いはあり得ない」と判断し、同月11日に野田首相に指揮権発動を相談したという。
【讀賣新聞/6月4日(月)17時28分配信】


>「首相の了承を得られなかった」


野田佳彦の正体見たり!

そして、この「驚愕の事実」に対し、火消しに躍起となる法務関係者、いと可笑し。

この情報は、毎日が抜いて、その後数社が後追いで報じたが、事実関係の報道の仕方は、毎日が一番分り易い。

<あの>毎日に、一体何が起こったか!?



▶<小川前法相>指揮権発言に疑問や批判の声(毎日/見出し)

>唐突な発言に法務・検察幹部や識者らからは戸惑いや疑問視する声が相次いだ。

>小川前法相が指揮権発動を検討したのは、小沢一郎・民主党元代表の政治資金規正法違反事件を巡り、検察審査会の起訴議決を受けて元秘書の石川知裕衆院議員を再聴取した際、東京地検特捜部(当時)の田代政弘検事が実際にはなかったやりとりを捜査報告書に記載した問題。

>田代検事は市民団体などから刑事告発される一方、内部調査に「逮捕・勾留中のやりとりと記憶が混同した」などと故意による虚偽記載を否定しているとされる。

>小川前法相は「捜査報告書の中身と(石川議員による)録音記録を見れば、記憶違いではないと誰もが思うのではないか」と述べ、指揮権発動で田代検事の起訴を促す狙いがあったことを示唆した。

>報告書問題の捜査・調査にかかわる法務・検察幹部は「前法相は全ての証拠を把握しているわけではなく、印象だけで言うのはいかがなものか」と困惑。

>「(田代検事を)不起訴にしても(強制起訴の権限を持つ)検察審査会の審査があるかもしれないのに、手を抜いた捜査をするわけがない」と話した。

>小林節・慶応大教授(憲法)は「捜査報告書問題は検察の正義の根幹が揺らぐ問題で指揮権発動の検討は理解できるが、民主党政権の法相が党の元代表に関連する事件で発動すれば、政治的には評判を落とす。首相の判断がまっとう」と指摘。

>その上で「道半ばで辞任するに際し一言言いたくなったのだろうが、政治家として愚かな話。黙って去るべきだった」と批判した。

>民主党は野党時の09年6月、小沢元代表の政治資金問題を受け設置した「第三者委員会」が「法相は高度の政治的配慮から指揮権を発動し、検察官の権限行使を差し止める選択肢もあり得た」との報告書をまとめている。

>だが、第三者委メンバーだった服部孝章・立教大教授(メディア法)も「本当に必要だったなら首相に止められても発動したのではないか。政局の中で辞める時にそうしたことは思い出としても話すべきでない」と疑問視。

>「自らが任命した大臣の発言である以上、どういう議論が2人で交わされたのか首相が明らかにすべきだ」との見解を示した。
【毎日新聞/6月4日(月)21時17分配信】


確かに、去り際に「捨て台詞」でばらしても、自らの名誉は別に輝かない。

法相の「専権事項」として、やれば良かったのだ。

そうすれば、男も上がっただろうに。

ただ、野田佳彦の正体を、更に暴いた事の効用は、認めるにやぶさかでは無い。


国民の利益に相反する事をやる事。

どうやら、それが「野田佳彦」なる内閣総理大臣の、存在意義らしい。



▶<内閣改造>「増税まっしぐら」大村・河村氏が批判(毎日/見出し)

>愛知県の大村秀章知事と名古屋市の河村たかし市長は4日、野田佳彦首相の内閣改造について「消費増税を進めるため」とこぞって批判した。

>大村知事は「消費増税法案の協議を野党と一気に進める意図だろうが、急いでやることなのか疑問が残る」としたうえで「成長戦略も描けずに、増税にだけ前のめりになる姿勢はいかがなものか」と語った。

>河村市長も「増税まっしぐらですか。災害があった時に、税金を上げるのに命をかけるということは恐怖。東北の皆さんから本当に税金を余分に取るんですかね」と疑問を呈した。

>一方、三重県の鈴木英敬知事は「政局に左右されることなく、国民にとって真に求められる政策の実行を期待する」

>中部経済連合会の三田敏雄会長(中部電力会長)は「改造内閣は方向性を示し、スピード感を持って政策の立案・運営にあたってほしい。政府、与野党には政局よりも政策の優先を願う」とのコメントをそれぞれ出した。
【毎日新聞/6月5日(火)1時37分配信】



「減税党」代表としては、至極真っ当な発言である。

>「東北の皆さんから本当に税金を余分に取るんですかね」


この一言に尽きる野田はなかろうか。


それに付けても「鈴木英敬」三重県知事。

個人的に知っているが、例に依って旧官僚のもの凄く横柄な男で、衆人の前で部下に平気で書類を投げつけたりする男である。

大使館勤務時代には、旅行三昧で贅沢三昧の男であった。



こう見て来ると、日本人には二種類の『種』が有る様だ。

特権階級を認識し、自分達だけの世界での「栄耀栄華」にうつつを抜かして「その他大勢」を犠牲にして顧みない『種』。

日常の生活維持に追われながら、社会正義を信じさせられて、一生搾取され続けながら、反旗を翻す能力や機会を奪われている『種』


そして、その二つの種の間に、共通する<感情>や<価値観>は存在しない。

人間を奴隷とし、ゴリラを行動舞台に使って、チンパンジーが君臨していた『猿の惑星』と、同じ構造である。


「宗主国」に直接つながりの有る高級官僚と政権与党の執行部と経団連その他大企業。

そのすぐ下で、おこぼれに預かっている「マスコミ」や「公務員」「地方の首長」達。

そして、大多数を占める「善き市民」達。



元来、善き市民が選ぶ政府は、市民の生命財産と平和と安全とを守るべき、役割を有する筈である。

日本の場合は、そんな事は微塵もあり得ない。


『世襲が悪いって言うけど、織田信長だって世襲だった』(世耕弘成)

@katayama_s 片山さつき
石原都知事 「お笑い芸人河本事件で、生活保護法の改正が必要なことがハッキリした!!」http://jin115.com/archives/51875610.htmlさすが、都知事!わかりがお早いです!6月中に法改正出しますからね。そして、尖閣も応援してますよ。私は「尖閣諸島を守る会」の国会議員唯一の顧問です!



救い様のない輩が跋扈して、目を覆うばかり。

日本はやっぱり終末を迎えている…。







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