>国の予算の無駄遣いを洗い出そうとする「仕分け人」と、虎の子の事業や組織を死守しようとする官僚たち。11日、完全公開で始まった政府の行政刷新会議による事業仕分け作業は、ときに怒声が飛び交う激しいやりとりが展開された。
【産經新聞】
いやあ、世の中かわりはじめたゾ。。。と言うのが、私の第一印象でありました。
今の今まで、<国家予算>と言う物が、ここまで<公開の場で真面目に>国民の目にさらされた事があったであろうか。
その前に、今まで私が恒に疑問に思っていた事は。
<予算額>なる数字は、一体全体どのように決められているのか、と言う事であった。
みなヒトシナに、XXX億円の単位でまとまっている。
これは絶対に<実費>をはじき出して、それを積み上げて出した数字ではない。
当たり前だ。
そんな細かな事は、忙しい<官僚諸君>がやれる筈が無い。
恐らく<コレ位は>という数字を、しかも<赤字>になっては困る為、必ずや大きく括っての<切り上げ>ではじき出していたに違いない。
先輩達が天下っている企業に仕事を下ろす必要が有るため、<競争入札>等行われる筈も無い。
当然、相当に<大きめの>どんぶり勘定であるからして、執行される予算には余裕がある。
その分<国家予算>はどんどんふくれあがって行く。
官僚達に取って、国家財政が赤字であろうがどうであろうが、そんな事は<知ったこっちゃ無い>ワケで、自分達の伝統に則って計算し、自らの考え通りに執行されて行く。
予算が余りでもしよう物なら、予算を組んだ主計官の<ミス>になるからして、余計な作業までして使い切る。
それでも余る様であれば、役所の(裏)帳簿に積み立てられて行く。
それらの資金は、何年にも渡って代々に申し送りされながら、官僚達の為に使われた。
<機材購入費>と言う名の浪費や、<空出張>や、アレコレアレコレ。。。
自分達が優雅に休暇を過ごす為の豪華な施設を次々と作り出し、市場価格無視の安価なサービスを享受し、その施設を維持する為の特殊法人を造って、順次先輩達を天下らせ、法外な年俸と、2~4年毎の、これ又法外な退職金を支払い、その特殊法人を存在させる為だけの、些少な事業を作り出し、次々と国家予算が組まれて、執行されて行く。。。
<競争入札>等を必ず行い、きちっと計算して、<見なし数字>では無く正確な<実数値の数字>で予算を組めば、かなり予算の総額は削れるのではないか(20%位は。。。)と、素人考えで感じていたものでした。
そんな物だと、誰も疑わなかった。
少なくとも政権交代以前までは。
そこへ持って来ての、今回の事業仕分けの<公開>!
やってくれるじゃ有りませんか。
民主党政権がもたついていようと、閣内に足並みの乱れが有ろうと、与党間に不協和音が有ろうと、そんな事は<一挙に>どうでもよくなってしまった。
小沢氏がいみじくもおっしゃっていました。
「予算など、政権を取れば、どれだけでも出てくる。。。」
予想(と言うか期待)はしていた物の、実際出来そうだ。
国の予算の決定や、その執行と言う、国民に取って一番大切な、国民生活の根幹に関わる一大事は、そのくらい<真面目>に<精密>に執り行われるべき物だ、とつくづく思うものです。
もちろん、実際に予算案を作成する官僚達に、そこまで求めるのは<酷>だ、と言うでしょうね、自民党政権で満足していた人々は。
<仕分け人>の選定やら、<仕分けする事業>の選定やら、まだまだ不安定要素は多く挙げられようが、とにかく<公開の場>で仕分けが行われると言う事実で、政権交代の価値が有った、と言えると思うのです。
しかも、何処までやり通せるか、も未知数ながら、でもあえて感じる。
世の中<変わる>ゼ。
ただ、場所を知って笑ってしまいました。
>仕分け作業の会場となったのは、国立印刷局の体育館。普段はバレーボールやバスケットボールのコートなどとして使われている。約1600平方メートルの会場を、3つのワーキンググループ(GW)ごとに区切り、計300の傍聴席を設けた。
【産経新聞】
国立印刷局って、紙幣や切手を印刷する所だよね。
一体何人の職員がいるのか存じませんが、そんな組織に<体育館>が何で必要なのかしらん?
それって、まさしく得意の官僚お手盛り<箱もの行政>ってヤツのシンボリックな存在じゃあゴザンセンかね。
>蓮舫参院議員が「女性教育会館の稼働率は?」とたたみかけると、同館の女性理事長は「44%…」と小さな声で答えるやいなや反撃に転じ、「私の話も聞いてください。一方的にただ質問に答えろというのは心外だ」と声を荒らげた。
【産經新聞】
蓮舫参院議員、それに続けて畳み掛ける様に曰く。
「その組織に天下りの方はいますか」
返事。
「ハイ。2人。役員でございます」と蚊の鳴くような越えで。
蓮舫参院議員
「わかりました」と薄笑い。
テレビドラマより、ずっと面白かった。
>ただ、行政刷新会議の加藤秀樹事務局長は「金目のことだけ言われるのは、事業仕分けをやってきた当人たちとしては不本意だ」と戸惑いも隠さない。狙いはむしろ制度改革や組織の見直しだ。事務局幹部は「目の前の財源をいくら出せるかより、制度や根拠規定に切り込むことが大切」と説明する。
【IZAニュース】
確かに。
予算額の削減と、資金の捻出もさることながら、我々国民が期待する事は、錆び付いている<ニッポンの制度>を、ちゃんと国民の為に機能する<まっとうな制度>に改めて欲しい、という事だ。
その為にも、予算編成にまともな感覚(=国民の目線)で取り組む、当たり前の国家に変えて行く上で、今回始まった<公開における事業仕分け>に、大いなる拍手を送りたい。
>野党からは「住民に直結する地方自治体のサービスならともかく、事業内容が分かりにくい国の仕事を仕分け対象にすることに無理がある。国を誤る恐れもある」(自民党中堅)といった指摘も出ている。鳩山政権が予算の切り込みに比重をかけ過ぎれば、大きな混乱を招く恐れもある。
【IZAニュース】
またまた<産経グループ>による、国民洗脳の為の記事。。。
事業内容を分かりにくくして来たのは、あなた達旧政権ではありませんでしたか?
族議員の利益、官僚の利益、彼等の息のかかった企業団体だけの利益、で事業が運営される為には、分かりにくくする必要が多いに会ったと言う訳ですよね。
混乱を生じて困る、のは<官僚>達自身で、国民では有りません。
予算編成が送れようが、ずれ込もうが、国民の日常には問題は起こらない。
どうせ<仮執行>等で、実務は遅滞無く行われて行くだろうから。
今回の民主党政権は、途中で失速してしまう懸念も、多いにあり得るであろう。
何しろ霞ヶ関の巻き返しは、恐ろしい程のエネルギーだろうし。
反民主のマスコミも、国民の意識をミスリードするのに全力を挙げるであろうし。
残念ながら、国民の多くは<気が短い>し、<洗脳>され易いし。
でも、民主党政権には、是非頑張ってこの<変革路線>をやり抜いて欲しい。
<改革>とはあえて言いません。
自民党政権が、改革と言う表現でごまかして、様々な<改悪>を散々やってくれたお陰で、<改革>と言う言葉が汚れてしまった!
変えましょうよ。
祖国日本を、良い方へ。
【産經新聞】
いやあ、世の中かわりはじめたゾ。。。と言うのが、私の第一印象でありました。
今の今まで、<国家予算>と言う物が、ここまで<公開の場で真面目に>国民の目にさらされた事があったであろうか。
その前に、今まで私が恒に疑問に思っていた事は。
<予算額>なる数字は、一体全体どのように決められているのか、と言う事であった。
みなヒトシナに、XXX億円の単位でまとまっている。
これは絶対に<実費>をはじき出して、それを積み上げて出した数字ではない。
当たり前だ。
そんな細かな事は、忙しい<官僚諸君>がやれる筈が無い。
恐らく<コレ位は>という数字を、しかも<赤字>になっては困る為、必ずや大きく括っての<切り上げ>ではじき出していたに違いない。
先輩達が天下っている企業に仕事を下ろす必要が有るため、<競争入札>等行われる筈も無い。
当然、相当に<大きめの>どんぶり勘定であるからして、執行される予算には余裕がある。
その分<国家予算>はどんどんふくれあがって行く。
官僚達に取って、国家財政が赤字であろうがどうであろうが、そんな事は<知ったこっちゃ無い>ワケで、自分達の伝統に則って計算し、自らの考え通りに執行されて行く。
予算が余りでもしよう物なら、予算を組んだ主計官の<ミス>になるからして、余計な作業までして使い切る。
それでも余る様であれば、役所の(裏)帳簿に積み立てられて行く。
それらの資金は、何年にも渡って代々に申し送りされながら、官僚達の為に使われた。
<機材購入費>と言う名の浪費や、<空出張>や、アレコレアレコレ。。。
自分達が優雅に休暇を過ごす為の豪華な施設を次々と作り出し、市場価格無視の安価なサービスを享受し、その施設を維持する為の特殊法人を造って、順次先輩達を天下らせ、法外な年俸と、2~4年毎の、これ又法外な退職金を支払い、その特殊法人を存在させる為だけの、些少な事業を作り出し、次々と国家予算が組まれて、執行されて行く。。。
<競争入札>等を必ず行い、きちっと計算して、<見なし数字>では無く正確な<実数値の数字>で予算を組めば、かなり予算の総額は削れるのではないか(20%位は。。。)と、素人考えで感じていたものでした。
そんな物だと、誰も疑わなかった。
少なくとも政権交代以前までは。
そこへ持って来ての、今回の事業仕分けの<公開>!
やってくれるじゃ有りませんか。
民主党政権がもたついていようと、閣内に足並みの乱れが有ろうと、与党間に不協和音が有ろうと、そんな事は<一挙に>どうでもよくなってしまった。
小沢氏がいみじくもおっしゃっていました。
「予算など、政権を取れば、どれだけでも出てくる。。。」
予想(と言うか期待)はしていた物の、実際出来そうだ。
国の予算の決定や、その執行と言う、国民に取って一番大切な、国民生活の根幹に関わる一大事は、そのくらい<真面目>に<精密>に執り行われるべき物だ、とつくづく思うものです。
もちろん、実際に予算案を作成する官僚達に、そこまで求めるのは<酷>だ、と言うでしょうね、自民党政権で満足していた人々は。
<仕分け人>の選定やら、<仕分けする事業>の選定やら、まだまだ不安定要素は多く挙げられようが、とにかく<公開の場>で仕分けが行われると言う事実で、政権交代の価値が有った、と言えると思うのです。
しかも、何処までやり通せるか、も未知数ながら、でもあえて感じる。
世の中<変わる>ゼ。
ただ、場所を知って笑ってしまいました。
>仕分け作業の会場となったのは、国立印刷局の体育館。普段はバレーボールやバスケットボールのコートなどとして使われている。約1600平方メートルの会場を、3つのワーキンググループ(GW)ごとに区切り、計300の傍聴席を設けた。
【産経新聞】
国立印刷局って、紙幣や切手を印刷する所だよね。
一体何人の職員がいるのか存じませんが、そんな組織に<体育館>が何で必要なのかしらん?
それって、まさしく得意の官僚お手盛り<箱もの行政>ってヤツのシンボリックな存在じゃあゴザンセンかね。
>蓮舫参院議員が「女性教育会館の稼働率は?」とたたみかけると、同館の女性理事長は「44%…」と小さな声で答えるやいなや反撃に転じ、「私の話も聞いてください。一方的にただ質問に答えろというのは心外だ」と声を荒らげた。
【産經新聞】
蓮舫参院議員、それに続けて畳み掛ける様に曰く。
「その組織に天下りの方はいますか」
返事。
「ハイ。2人。役員でございます」と蚊の鳴くような越えで。
蓮舫参院議員
「わかりました」と薄笑い。
テレビドラマより、ずっと面白かった。
>ただ、行政刷新会議の加藤秀樹事務局長は「金目のことだけ言われるのは、事業仕分けをやってきた当人たちとしては不本意だ」と戸惑いも隠さない。狙いはむしろ制度改革や組織の見直しだ。事務局幹部は「目の前の財源をいくら出せるかより、制度や根拠規定に切り込むことが大切」と説明する。
【IZAニュース】
確かに。
予算額の削減と、資金の捻出もさることながら、我々国民が期待する事は、錆び付いている<ニッポンの制度>を、ちゃんと国民の為に機能する<まっとうな制度>に改めて欲しい、という事だ。
その為にも、予算編成にまともな感覚(=国民の目線)で取り組む、当たり前の国家に変えて行く上で、今回始まった<公開における事業仕分け>に、大いなる拍手を送りたい。
>野党からは「住民に直結する地方自治体のサービスならともかく、事業内容が分かりにくい国の仕事を仕分け対象にすることに無理がある。国を誤る恐れもある」(自民党中堅)といった指摘も出ている。鳩山政権が予算の切り込みに比重をかけ過ぎれば、大きな混乱を招く恐れもある。
【IZAニュース】
またまた<産経グループ>による、国民洗脳の為の記事。。。
事業内容を分かりにくくして来たのは、あなた達旧政権ではありませんでしたか?
族議員の利益、官僚の利益、彼等の息のかかった企業団体だけの利益、で事業が運営される為には、分かりにくくする必要が多いに会ったと言う訳ですよね。
混乱を生じて困る、のは<官僚>達自身で、国民では有りません。
予算編成が送れようが、ずれ込もうが、国民の日常には問題は起こらない。
どうせ<仮執行>等で、実務は遅滞無く行われて行くだろうから。
今回の民主党政権は、途中で失速してしまう懸念も、多いにあり得るであろう。
何しろ霞ヶ関の巻き返しは、恐ろしい程のエネルギーだろうし。
反民主のマスコミも、国民の意識をミスリードするのに全力を挙げるであろうし。
残念ながら、国民の多くは<気が短い>し、<洗脳>され易いし。
でも、民主党政権には、是非頑張ってこの<変革路線>をやり抜いて欲しい。
<改革>とはあえて言いません。
自民党政権が、改革と言う表現でごまかして、様々な<改悪>を散々やってくれたお陰で、<改革>と言う言葉が汚れてしまった!
変えましょうよ。
祖国日本を、良い方へ。
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