日本の社会を、一体どこに導いて行きたいのだろうか?
どこかの元総理では無いが、祖国は今や『未曾有』の危機にある。
中国との紛争も、これからの成り行き次第で、日本は一気に国際的孤児になる恐れすら有る瀬戸際に、立たされている。
その「成り行き」を決める可能性は、政治的云々以前に人間としての資質に疑問の有る人間数名に、掛かっている。
民主党代表選と、自民党総裁選との行方と、逢坂維新の会なる反国益集団の行方とを、マスコミが決めようとしている。
▶野田首相、1回目投票で再選へ=議員・党員とも圧倒―民主代表選(時事/見出し)
>時事通信は15日、情勢を探った。それによると、再選を目指す野田佳彦首相(55)は同日までに国会議員票の過半数を固め、党員・サポーター票でも他候補を圧倒しており、1回目の投票で過半数を制する勢いだ。
>首相は最終的に有効投票の6割超を獲得するとみられる。
【時事通信/9月15日(土)14時44分配信】
既に二日前の配信である。
マスコミ辞令は、既に発令されている。
何が何でも、野田佳彦を続投させたいらしい。
三党合意を継続させたいが為?
解散させたい為?
使い捨てにしたい為?
それとも、「中国に膝を屈して」日本の立場を失わせたい為?
方や、自民党総裁選も、マスコミ辞令は発令済みのようだ。
▶<本紙世論調査>「総裁に石破氏」首位32%(毎日/9月17日(月)9時6分配信)
>毎日新聞は15、16両日、全国世論調査を実施した。自民党総裁選(26日投開票)に立候補した5人のうち誰が次期総裁に望ましいかを聞いたところ、石破茂前政調会長(55)が32%でトップ、同党支持層でも38%で最多だった。
>次期衆院選の比例代表の投票先で橋下徹大阪市長が結党を宣言した新党「日本維新の会」は民主党と並ぶ18%を占め、自民党の25%に次ぐ第2党となった。
>比例投票先を衆院比例ブロック別にみると、日本維新は地元の近畿で28%で自民の27%を抑えてトップ。ただ、東京では13%と、民主の26%の半分にとどまった。北関東では9%で自民(37%)の4分の1程度で、支持分布は「西高東低」の傾向が強い。日本維新は政党支持率も11%を占め、自民19%(8月の前回調査比3ポイント増)、民主13%(同3ポイント増)に続く第3党となった。
【毎日新聞/9月17日(月)9時6分配信】
かたや、単細胞的に中国を刺激して、対処法を全く持たない野田佳彦。
こなた、改憲で九条を無くし、軍事力を増強して戦争国家に突っ走らんばかりの軍事馬鹿石破茂。
そして、「自主防衛力」の確保を政策にかかげ、「集団的自衛権」の行使を主張し、「一院制」と「議員数半減」を掲げて独裁政治を求める橋下徹の、国民への浸透を図る。
そして、来るべき選挙での比例投票先の統計を取るにあたって、『国民の生活が第一』が無視されている。
そこから見えて来る物を考えると、誠に恐ろしい。
そして、その「恐ろしい光景」が、実に目前の現実なのである。
▶中国漁船団1万隻出港へ 一部は尖閣海域に(NNN/タイトル)
>中国国営・新華社通信によると、浙江省や福建省などから計1万隻余りの船が出港するということで、例年だと約1000隻が尖閣諸島の近くで漁をしている。浙江省の海洋漁業局は、漁船保護の名目で中国の監視船が随行する可能性を示唆している。
【NNNニュース/9月17日(月)20時41分配信】
▶中国政府「伝統の漁場だ」 漁船1000隻が尖閣周辺海域へ(産経/見出し)
>中国の国営ラジオ局、中国中央人民放送(電子版)は17日、東シナ海の禁漁期間終了を受け、中国の漁船約千隻が沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺海域に到着すると報じた。
>また、華僑向け通信社の中国新聞社によると、漁業当局者は、漁業監視船も尖閣海域に出動し、漁業資源保護や漁民の安全確保のためパトロールを実施することを明らかにした。日本政府による尖閣諸島国有化への対抗措置の可能性が高い。
>中国は東南アジア諸国などと領有権を争う南シナ海でも、漁船を大量動員して「中国固有の領土」との立場をアピールしている。
>中国外務省の洪磊報道官は17日の定例記者会見で、同諸島周辺海域を「中国伝統の漁場」だと強調。
【産經新聞/9月17日(月)20時27分配信】
▶<尖閣>「対抗措置必要」9割 中国紙が世論調査(毎日/見出し)
>この問題をめぐり日中間で戦争が起こるかとの問いに半数以上が「あり得る」と考え、9割近くが日本に対してさらなる対抗措置が必要と認識していることが明らかになったとしている。
>日中間で戦争が起きるかに関し、「起こる」(8.7%)と「可能性がある」(43.6%)を合わせると52.3%に上り、「可能性は低い」は43.2%にとどまった。
>最終的な解決方法としては「平和的な交渉」を挙げた人が47.7%で、「武力解決」の27.4%を上回った。「中国側がさらに対抗措置を取るべきか」との問いには「取るべきだ」が89.7%と大多数を占め、「必要ない」は8.3%だった。
>日本の尖閣国有化を受け、中央テレビは軍の上陸訓練など演習内容を繰り返し伝えている。日本をけん制する狙いは明らかだが、こうした状況も尖閣問題が戦争に発展するとの見方が中国で広がる一因になっているとみられる。
>中国メディアによると、南部の浙江省温州市では「釣魚島問題で開戦する」とのうわさが広がり、一部の地域で市民が塩の買いだめをしようとする騒ぎがあった。
【毎日新聞/9月17日(月)22時32分配信】
▶海自との衝突を想定?中国海軍が大規模軍事演習(讀賣/見出し)
>中国中央テレビは16日、東シナ海での作戦を管轄する中国海軍の東海艦隊(司令部・浙江省寧波)がこのほど、東シナ海で大規模な海上軍事演習を行ったと報じた。
>日本政府が11日に尖閣諸島を国有化して以来、中国軍は上陸演習や駆逐艦部隊の実弾演習などを活発化させている。
>演習には数十隻の艦艇や多数の航空機、潜水艦などが参加、ミサイル攻撃や対潜攻撃の演習などを実施したという。同テレビは演習が「実際の戦場の状況を模して」行われたと伝えた。尖閣諸島を巡り、日本の海上自衛隊と衝突するケースを想定したとみられる。
【讀賣新聞/9月16日(日)19時14分配信】
日本国内と、中国との「温度差」を感じる為にも、既成マスコミの記事を羅列してみた。
以下にジャーナリスト岩上安身氏のツイートを転載する。
@iwakamiyasumi 岩上安身
↓
「陸なら一億人、海なら一万隻。それが中国の動員力。RT @ruta121: 中国ではデモも千人、万人の単位じゃショボイほうなんですね。中ソ対立のときは1億5000万人を動員したと!今日も勉強になりました。→「夕焼け寺ちゃん」http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi …」
(転載終了)
そうなのだ。
「1億2千5百万人 vs 13億人」
この意味を考えてみるが良い。
彼等は、国民の十分の一の動員力が有る。
そして、外国が日本の国益に反する行為を為したとして、全国で1千万人のデモ隊が、集まるか?
一万隻の船舶が、一斉に抗議行動をとるか。
その上で、両国の国民の気質を比較してみれば、かなり恐ろしい様相が浮かび上がって来るではないか。
彼の国の、物理的圧力は、日本人の比では無い。
中国五千年、支配者は熾烈を極め、民衆は虐げられる為だけにこの世に生を受けて、搾り取られて一生を終えて行った。
その間の、彼の国の人間の精神面に与えた試練は、如何ばかりの深い襞と、どれほどの強靭な粘りを植え付けて来た事であろうか。
天から降って来る厄災を、逃げもせずに見ているだけで、潰れて仕舞う様な事は断じて無かろう。
逆に言えば、そのような「破壊的爆発力」を秘めた民衆を、支配し続けて行く「中国指導部」も、高度な外科手術も敵わぬ程の、繊細な手順と老練な技術とを必要とする筈だ。
そして、開放政策以来の急速な社会環境の変化と、経済基盤の転換、それのもたらした貧富の差の拡大は、民衆の中にマグマの如くに広がっている事を熟知している指導部としては、実に危うい綱渡りを演じながら、内政と外交出の「二正面作戦」を取っている訳だ。
今回の騒動は、中国に取っても「一つ間違えば」自らの地位を揺るがす事態を招く事に繋がるやも知れず、慎重にならざるを得まい。
早速、「反日デモ」規制の動きも聞かれる。
そして、ここまでの事態を引き起こした我らが指導部と言えば。
野田佳彦が、一体全体なんで石原慎太郎の我が儘なパフォーマンスに乗っかって、20億以上もの税金をつぎ込んだのか、と言う事だ。
相手は元右翼の政商の運転手。
10数億円の負債をかかえているのいないのと、情報が漏れて来る。
しかし、「慎太郎」の向こうを張って、対抗してみせたワリには、その後の流れも、それに対処する処方箋も、何もかも無いままであった事が伺える。
如何にも訝しい事は、対中国に「冷静に対応を」等と呼び掛けているだけで、どのように解決の道を求めるか、という模索が為されていない様な気配出ることだ。
元来、外交とは秘密裏に進められる事も多く、一般国民に見える様な形で何かが進められている様なことは考えにくい。
しかし、そういう常識を前提としても、野田佳彦が何らかの有効な措置を探している様には、信じられない。
と言うより、何の考えも無いと言うのが、正直な所なのだろう。
やがて、尖閣諸島周辺海域に、千隻もの中国漁船が押し掛ける。
安全パトロールと称して、漁船監視船なる物も、一緒にやって来るらしい。
これは当然「軍艦」である。
日本の海上保安庁の巡視船は、これらの「平成の元寇」に、有効な立ち向かえる戦略が、有るのだろうか。
手も足も出せず、好き放題に領海侵犯をされた挙げ句に、世界中に醜態を晒すのがオチであろう。
はたまた、僅かなきっかけで、砲火を交える等と言う事にでもなれば、大変な事になる。
ここまでの事態を引き起こした石原慎太郎と、野田佳彦にたいして、例に依って既成マスコミは何らの批判も行っていない。
ただ、中国でのデモ隊の暴走ぶりを、繰り返し映像で流すだけである。
日本国民に、戦争の現実的危機を、実感させる為にか。
中国を始めとして、韓国や北朝鮮を、現実の敵として認識させる為か。
沖縄に、オスプレイが不可欠である事を、納得させたいが為にか。
より突っ込んで勘ぐる事も出来よう。
「集団的交戦権」を実効性を持たせたいが為にか。
自衛隊の充実と、より大きな軍備の必要な事を、認識させる為にか。
更には、改憲して「憲法第九条」を破棄させる、具体的第一歩を進めさせる為にか。
一国の宰相は、国家の安全と国土の保全、国民の姓名財産の安全を確保する事が、その職責である。
その為に、最高権力を与えている訳だ。
その、国権の最高位たる「日本国内閣総理大臣」に、国民が進んでその地位を与えようと思える様な政治家が、舞台上に一人だに存在していない。
この、国家存亡の危機を迎えて、最終的な責任は我々国民の一人一人に、有るのだ。
日本は、表面的には民主国家である。
普通選挙で代議員を選ぶ。
国民の利益を代議する国会議員が、その国権の推敲期間である内閣を組織する。
国会議員の互選で、国権の長たる「総理大臣」が選ばれるのだ。
そして、これまで「そうりだいじん」の椅子に座って来た面々を思い返してみるに、国の運命を託すに値する人物が、果たして居たであろうか。
野田佳彦。
菅直人。
鳩山郁夫。
麻生太郎。
安倍晋三。
福田康夫。
小泉純一郎。
・
・
・
そして、これからその座に座ろうと言うのが…。
再び、野田佳彦。
はたまた、石破茂。
あるいは、安倍晋三。
まさかの、石原伸晃。
さらには、橋下徹。
こんな「候補者」しか居ないと言う事実は、ひとえに我々国民に有る。
彼等を選んだのが、何を隠そう。我々なのだから。
そして更に言えば、我々国民の意思を育んで来たのが、何を隠そう「NHK」であり、「朝日」「読売」「毎日」「産経」「日経」の『五大紙』なのだ。
ジャーナリストは、社会の木鐸といわれる事がある。
<木鐸> :
① 古代中国で、法令等を広く人民に示すと時に振り鳴らした、木の舌の付いているい大きな鈴。
② 世の人を教え導く人。社会の指導者。
(大字泉)
③ 木製の舌のある鉄で出来た鈴。中国で、法令などを人民に示す時鳴らしたもの。
④ 世人を覚醒させ、教え導く人。
(広辞苑)
日本の大手既成ジャーナリスムは、ジャーナリスムでは無く、単純に権力の宣伝期間に成り下がっている。
おおよそ歴史的に見て、ジャーナリスムは権力と一体に鳴る事は、ね珍しい事では無い。
しかし、ここで言う「権力」とは、完全に国民の敵であり、むしろ外国の手先の色合いが濃い物だ。
その権力におもねっている訳でもなく、むしろ「権力と一体」に鳴ったつもりで、国民を騙し、誤誘導し、得意になっているのだ。
『世を覚醒させ、教え導く』
では無く。
『世を騙し、騙り導く』存在である。
このような存在に、やすやすと騙されて、自分達の富も安全も売り渡す「彼等の」やりたい放題に、世論形成を受け入れる事で、協力して来たのが、我々「日本国民」である。
「富も安全も売り渡す」って、誰に?
そりゃあもう、言うまでもなく…。
このまま、騙され続けて行くか。
そして、国破れて山河汚染される、で亡びて行くか。
それとも、ギリギリの瀬戸際で踏みとどまって、日本の社会を、富を、山河を、自分達自身の安全と、健康と、平和な社会とを何とか取り返すべく、真剣な闘いを始めるか。
今や、我々国民は、剣が峰に立っている。
自覚しよう。
周囲を覚醒しよう。
仲間を増やそう。
勝ち取ろう。
我々の祖国を。
我々の山河を。
我々の、安心して暮らして行ける環境を。
我々の社会を。
いまや、正義と邪悪とが「最終戦争」を始めようとしているのでは無いか。
日本の国民は、ハルマゲドンに向き合わされているのでは無いか。
総ては、将来の歴史が証明する。
どこかの元総理では無いが、祖国は今や『未曾有』の危機にある。
中国との紛争も、これからの成り行き次第で、日本は一気に国際的孤児になる恐れすら有る瀬戸際に、立たされている。
その「成り行き」を決める可能性は、政治的云々以前に人間としての資質に疑問の有る人間数名に、掛かっている。
民主党代表選と、自民党総裁選との行方と、逢坂維新の会なる反国益集団の行方とを、マスコミが決めようとしている。
▶野田首相、1回目投票で再選へ=議員・党員とも圧倒―民主代表選(時事/見出し)
>時事通信は15日、情勢を探った。それによると、再選を目指す野田佳彦首相(55)は同日までに国会議員票の過半数を固め、党員・サポーター票でも他候補を圧倒しており、1回目の投票で過半数を制する勢いだ。
>首相は最終的に有効投票の6割超を獲得するとみられる。
【時事通信/9月15日(土)14時44分配信】
既に二日前の配信である。
マスコミ辞令は、既に発令されている。
何が何でも、野田佳彦を続投させたいらしい。
三党合意を継続させたいが為?
解散させたい為?
使い捨てにしたい為?
それとも、「中国に膝を屈して」日本の立場を失わせたい為?
方や、自民党総裁選も、マスコミ辞令は発令済みのようだ。
▶<本紙世論調査>「総裁に石破氏」首位32%(毎日/9月17日(月)9時6分配信)
>毎日新聞は15、16両日、全国世論調査を実施した。自民党総裁選(26日投開票)に立候補した5人のうち誰が次期総裁に望ましいかを聞いたところ、石破茂前政調会長(55)が32%でトップ、同党支持層でも38%で最多だった。
>次期衆院選の比例代表の投票先で橋下徹大阪市長が結党を宣言した新党「日本維新の会」は民主党と並ぶ18%を占め、自民党の25%に次ぐ第2党となった。
>比例投票先を衆院比例ブロック別にみると、日本維新は地元の近畿で28%で自民の27%を抑えてトップ。ただ、東京では13%と、民主の26%の半分にとどまった。北関東では9%で自民(37%)の4分の1程度で、支持分布は「西高東低」の傾向が強い。日本維新は政党支持率も11%を占め、自民19%(8月の前回調査比3ポイント増)、民主13%(同3ポイント増)に続く第3党となった。
【毎日新聞/9月17日(月)9時6分配信】
かたや、単細胞的に中国を刺激して、対処法を全く持たない野田佳彦。
こなた、改憲で九条を無くし、軍事力を増強して戦争国家に突っ走らんばかりの軍事馬鹿石破茂。
そして、「自主防衛力」の確保を政策にかかげ、「集団的自衛権」の行使を主張し、「一院制」と「議員数半減」を掲げて独裁政治を求める橋下徹の、国民への浸透を図る。
そして、来るべき選挙での比例投票先の統計を取るにあたって、『国民の生活が第一』が無視されている。
そこから見えて来る物を考えると、誠に恐ろしい。
そして、その「恐ろしい光景」が、実に目前の現実なのである。
▶中国漁船団1万隻出港へ 一部は尖閣海域に(NNN/タイトル)
>中国国営・新華社通信によると、浙江省や福建省などから計1万隻余りの船が出港するということで、例年だと約1000隻が尖閣諸島の近くで漁をしている。浙江省の海洋漁業局は、漁船保護の名目で中国の監視船が随行する可能性を示唆している。
【NNNニュース/9月17日(月)20時41分配信】
▶中国政府「伝統の漁場だ」 漁船1000隻が尖閣周辺海域へ(産経/見出し)
>中国の国営ラジオ局、中国中央人民放送(電子版)は17日、東シナ海の禁漁期間終了を受け、中国の漁船約千隻が沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺海域に到着すると報じた。
>また、華僑向け通信社の中国新聞社によると、漁業当局者は、漁業監視船も尖閣海域に出動し、漁業資源保護や漁民の安全確保のためパトロールを実施することを明らかにした。日本政府による尖閣諸島国有化への対抗措置の可能性が高い。
>中国は東南アジア諸国などと領有権を争う南シナ海でも、漁船を大量動員して「中国固有の領土」との立場をアピールしている。
>中国外務省の洪磊報道官は17日の定例記者会見で、同諸島周辺海域を「中国伝統の漁場」だと強調。
【産經新聞/9月17日(月)20時27分配信】
▶<尖閣>「対抗措置必要」9割 中国紙が世論調査(毎日/見出し)
>この問題をめぐり日中間で戦争が起こるかとの問いに半数以上が「あり得る」と考え、9割近くが日本に対してさらなる対抗措置が必要と認識していることが明らかになったとしている。
>日中間で戦争が起きるかに関し、「起こる」(8.7%)と「可能性がある」(43.6%)を合わせると52.3%に上り、「可能性は低い」は43.2%にとどまった。
>最終的な解決方法としては「平和的な交渉」を挙げた人が47.7%で、「武力解決」の27.4%を上回った。「中国側がさらに対抗措置を取るべきか」との問いには「取るべきだ」が89.7%と大多数を占め、「必要ない」は8.3%だった。
>日本の尖閣国有化を受け、中央テレビは軍の上陸訓練など演習内容を繰り返し伝えている。日本をけん制する狙いは明らかだが、こうした状況も尖閣問題が戦争に発展するとの見方が中国で広がる一因になっているとみられる。
>中国メディアによると、南部の浙江省温州市では「釣魚島問題で開戦する」とのうわさが広がり、一部の地域で市民が塩の買いだめをしようとする騒ぎがあった。
【毎日新聞/9月17日(月)22時32分配信】
▶海自との衝突を想定?中国海軍が大規模軍事演習(讀賣/見出し)
>中国中央テレビは16日、東シナ海での作戦を管轄する中国海軍の東海艦隊(司令部・浙江省寧波)がこのほど、東シナ海で大規模な海上軍事演習を行ったと報じた。
>日本政府が11日に尖閣諸島を国有化して以来、中国軍は上陸演習や駆逐艦部隊の実弾演習などを活発化させている。
>演習には数十隻の艦艇や多数の航空機、潜水艦などが参加、ミサイル攻撃や対潜攻撃の演習などを実施したという。同テレビは演習が「実際の戦場の状況を模して」行われたと伝えた。尖閣諸島を巡り、日本の海上自衛隊と衝突するケースを想定したとみられる。
【讀賣新聞/9月16日(日)19時14分配信】
日本国内と、中国との「温度差」を感じる為にも、既成マスコミの記事を羅列してみた。
以下にジャーナリスト岩上安身氏のツイートを転載する。
@iwakamiyasumi 岩上安身
↓
「陸なら一億人、海なら一万隻。それが中国の動員力。RT @ruta121: 中国ではデモも千人、万人の単位じゃショボイほうなんですね。中ソ対立のときは1億5000万人を動員したと!今日も勉強になりました。→「夕焼け寺ちゃん」http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi …」
(転載終了)
そうなのだ。
「1億2千5百万人 vs 13億人」
この意味を考えてみるが良い。
彼等は、国民の十分の一の動員力が有る。
そして、外国が日本の国益に反する行為を為したとして、全国で1千万人のデモ隊が、集まるか?
一万隻の船舶が、一斉に抗議行動をとるか。
その上で、両国の国民の気質を比較してみれば、かなり恐ろしい様相が浮かび上がって来るではないか。
彼の国の、物理的圧力は、日本人の比では無い。
中国五千年、支配者は熾烈を極め、民衆は虐げられる為だけにこの世に生を受けて、搾り取られて一生を終えて行った。
その間の、彼の国の人間の精神面に与えた試練は、如何ばかりの深い襞と、どれほどの強靭な粘りを植え付けて来た事であろうか。
天から降って来る厄災を、逃げもせずに見ているだけで、潰れて仕舞う様な事は断じて無かろう。
逆に言えば、そのような「破壊的爆発力」を秘めた民衆を、支配し続けて行く「中国指導部」も、高度な外科手術も敵わぬ程の、繊細な手順と老練な技術とを必要とする筈だ。
そして、開放政策以来の急速な社会環境の変化と、経済基盤の転換、それのもたらした貧富の差の拡大は、民衆の中にマグマの如くに広がっている事を熟知している指導部としては、実に危うい綱渡りを演じながら、内政と外交出の「二正面作戦」を取っている訳だ。
今回の騒動は、中国に取っても「一つ間違えば」自らの地位を揺るがす事態を招く事に繋がるやも知れず、慎重にならざるを得まい。
早速、「反日デモ」規制の動きも聞かれる。
そして、ここまでの事態を引き起こした我らが指導部と言えば。
野田佳彦が、一体全体なんで石原慎太郎の我が儘なパフォーマンスに乗っかって、20億以上もの税金をつぎ込んだのか、と言う事だ。
相手は元右翼の政商の運転手。
10数億円の負債をかかえているのいないのと、情報が漏れて来る。
しかし、「慎太郎」の向こうを張って、対抗してみせたワリには、その後の流れも、それに対処する処方箋も、何もかも無いままであった事が伺える。
如何にも訝しい事は、対中国に「冷静に対応を」等と呼び掛けているだけで、どのように解決の道を求めるか、という模索が為されていない様な気配出ることだ。
元来、外交とは秘密裏に進められる事も多く、一般国民に見える様な形で何かが進められている様なことは考えにくい。
しかし、そういう常識を前提としても、野田佳彦が何らかの有効な措置を探している様には、信じられない。
と言うより、何の考えも無いと言うのが、正直な所なのだろう。
やがて、尖閣諸島周辺海域に、千隻もの中国漁船が押し掛ける。
安全パトロールと称して、漁船監視船なる物も、一緒にやって来るらしい。
これは当然「軍艦」である。
日本の海上保安庁の巡視船は、これらの「平成の元寇」に、有効な立ち向かえる戦略が、有るのだろうか。
手も足も出せず、好き放題に領海侵犯をされた挙げ句に、世界中に醜態を晒すのがオチであろう。
はたまた、僅かなきっかけで、砲火を交える等と言う事にでもなれば、大変な事になる。
ここまでの事態を引き起こした石原慎太郎と、野田佳彦にたいして、例に依って既成マスコミは何らの批判も行っていない。
ただ、中国でのデモ隊の暴走ぶりを、繰り返し映像で流すだけである。
日本国民に、戦争の現実的危機を、実感させる為にか。
中国を始めとして、韓国や北朝鮮を、現実の敵として認識させる為か。
沖縄に、オスプレイが不可欠である事を、納得させたいが為にか。
より突っ込んで勘ぐる事も出来よう。
「集団的交戦権」を実効性を持たせたいが為にか。
自衛隊の充実と、より大きな軍備の必要な事を、認識させる為にか。
更には、改憲して「憲法第九条」を破棄させる、具体的第一歩を進めさせる為にか。
一国の宰相は、国家の安全と国土の保全、国民の姓名財産の安全を確保する事が、その職責である。
その為に、最高権力を与えている訳だ。
その、国権の最高位たる「日本国内閣総理大臣」に、国民が進んでその地位を与えようと思える様な政治家が、舞台上に一人だに存在していない。
この、国家存亡の危機を迎えて、最終的な責任は我々国民の一人一人に、有るのだ。
日本は、表面的には民主国家である。
普通選挙で代議員を選ぶ。
国民の利益を代議する国会議員が、その国権の推敲期間である内閣を組織する。
国会議員の互選で、国権の長たる「総理大臣」が選ばれるのだ。
そして、これまで「そうりだいじん」の椅子に座って来た面々を思い返してみるに、国の運命を託すに値する人物が、果たして居たであろうか。
野田佳彦。
菅直人。
鳩山郁夫。
麻生太郎。
安倍晋三。
福田康夫。
小泉純一郎。
・
・
・
そして、これからその座に座ろうと言うのが…。
再び、野田佳彦。
はたまた、石破茂。
あるいは、安倍晋三。
まさかの、石原伸晃。
さらには、橋下徹。
こんな「候補者」しか居ないと言う事実は、ひとえに我々国民に有る。
彼等を選んだのが、何を隠そう。我々なのだから。
そして更に言えば、我々国民の意思を育んで来たのが、何を隠そう「NHK」であり、「朝日」「読売」「毎日」「産経」「日経」の『五大紙』なのだ。
ジャーナリストは、社会の木鐸といわれる事がある。
<木鐸> :
① 古代中国で、法令等を広く人民に示すと時に振り鳴らした、木の舌の付いているい大きな鈴。
② 世の人を教え導く人。社会の指導者。
(大字泉)
③ 木製の舌のある鉄で出来た鈴。中国で、法令などを人民に示す時鳴らしたもの。
④ 世人を覚醒させ、教え導く人。
(広辞苑)
日本の大手既成ジャーナリスムは、ジャーナリスムでは無く、単純に権力の宣伝期間に成り下がっている。
おおよそ歴史的に見て、ジャーナリスムは権力と一体に鳴る事は、ね珍しい事では無い。
しかし、ここで言う「権力」とは、完全に国民の敵であり、むしろ外国の手先の色合いが濃い物だ。
その権力におもねっている訳でもなく、むしろ「権力と一体」に鳴ったつもりで、国民を騙し、誤誘導し、得意になっているのだ。
『世を覚醒させ、教え導く』
では無く。
『世を騙し、騙り導く』存在である。
このような存在に、やすやすと騙されて、自分達の富も安全も売り渡す「彼等の」やりたい放題に、世論形成を受け入れる事で、協力して来たのが、我々「日本国民」である。
「富も安全も売り渡す」って、誰に?
そりゃあもう、言うまでもなく…。
このまま、騙され続けて行くか。
そして、国破れて山河汚染される、で亡びて行くか。
それとも、ギリギリの瀬戸際で踏みとどまって、日本の社会を、富を、山河を、自分達自身の安全と、健康と、平和な社会とを何とか取り返すべく、真剣な闘いを始めるか。
今や、我々国民は、剣が峰に立っている。
自覚しよう。
周囲を覚醒しよう。
仲間を増やそう。
勝ち取ろう。
我々の祖国を。
我々の山河を。
我々の、安心して暮らして行ける環境を。
我々の社会を。
いまや、正義と邪悪とが「最終戦争」を始めようとしているのでは無いか。
日本の国民は、ハルマゲドンに向き合わされているのでは無いか。
総ては、将来の歴史が証明する。
◎さて、領土問題に火をつけたのは明らかに日中接近を妨害する日米安保維持派の作戦でしょうが、金融策術によって二千兆円近くも米国に搾取されながら未だにそのことに気づかない日本国民のお目出度さかげんもその大きな原因でしょう。 私だったらあの中国の若者の怒髪する憤怒のエネルギーをアメリカに向ける大戦略外交を考えますが、この考えを理解できるのはブログ主様など極少数でしょう。いずれにしても今回も漁夫の利を得るのは結局は宗主国ということになる。
◎さて、領土問題に火をつけたのは明らかに日中接近を妨害する日米安保維持派の作戦でしょうが、金融策術によって二千兆円近くも米国に搾取されながら未だにそのことに気づかない日本国民のお目出度さかげんもその大きな原因でしょう。 私だったらあの中国の若者の怒髪する憤怒のエネルギーをアメリカに向ける大戦略外交を考えますが、この考えを理解できるのはブログ主様など極少数でしょう。いずれにしても今回も漁夫の利を得るのは結局は宗主国ということになる。
コメント有り難うございました。
日本人が、と殺場に送られるまで「世界の実体に気がつかない」目も耳も持たない「沈黙の羊」のままで永遠に居続ける事に成らなければ良いと、心の底から願っています。