晴れのち曇り、時々パリ

もう、これ以上、黙っていられない! 人が、社会が、日本全体が、壊れかかっている。

我々が、「今」小沢氏に求め得る事。。。<自由党復活待望論>を敢えて問う。

2010-10-08 06:00:01 | 政治と社会
恐らく民主党に近いと思われる方からのコメントに以下の様な表現が有りました。

「新党の起ち挙げには大義が無いと。。。」


確かにその通りかもしれません。

検察の違法捜査。
冤罪によるねつ造。
マスコミの国民世論の悪しき誘導。
政権内部での、国民目線の喪失。
民主党の変質。
司法制度の崩壊。




枚挙にイトマが無い程の「状況」は、アンチに言わせれば「小沢のサイド」の理屈、と言われてしまうのかも知れない。


実際に権力の座にある方が強いのだ。
偽情報を、自分達に有利な方角で垂れ流す、マスコミを利用出来る方が、強いのだ。
たとえ悪であっても、一旦形造られた「空気」に流されている方が、強いのだ。
(『空気』はkappaさんの表現です。実に的確)

『魔女狩り裁判を悔やむ・・・「空気』の研究・・・を読む』


何時の世も、いかな分野にあっても、「正論だけ」では勝てない。


ましてや、権力の中枢から遠ざけられ、悪意ある世論に取り囲まれて反論の機会をねじ曲げられて居ては、反撃のしようも無いでは有りませんか。


たとえ、真実であっても、上記した如き理屈は、実際に権力を行使出来る側からは「一蹴されてしまう」のが、おちである。


「新党」を立ち上げた、今までの有象無象の政治家さん達が、皆さん全員が真っ当な「大義」なんぞをお持ちであったとは、到底信じられないのだが。

渡邊センセイ。
舛添センセイ。
平沼センセイ。
中田センセイ。

いかがな物でしょうか。


しかし、彼らは少なくとも、司法の上で「追われる身」では無かった。

その分、そのような新党などどうでも良い訳で、彼らの新党が「笑って見逃されて」来たのです。


しかし、小沢氏の場合は、訳が違う。

たとえ『冤罪』でああっても、刑事訴追されかかった、「天下の大悪人」な訳ですから、「民主党内で切羽詰まった挙げ句に、逃げ出した」とあげつらわれてしまうに決まっている。

朝日産経毎日読売は、さぞかし部数を伸ばせるに違いない。
みのもんたが、又また吠える。


それでは、どうするか。


そこでふと思いついた、私のタワゴトを聞いて頂きたい。


要するに、「新党」を立ち上げなければ良い訳だろう?
そして、民主党と袂を分かつ方法。


元に戻す。


つまり、「旧民主党」と「旧自由党」との間で行った「連合合体」を解消する訳です。

そう、『自由党』に戻る。

どうだろう?

正に、小沢氏の思想を体現する事に賛同する議員だけが、まとまって民主党から「分離する」訳です。
「離脱」では無い。
「分離」である。

これなら、大義もクソも有るまい。

「自分達の政治理念が、合体によって薄れたので、初心に立ち返って再スタートを致したい」

どうです。
これなら、「国民新党」への移籍では無いため、比例区議員もそのまま移れる。
小沢氏が掲げる「政治目標」を、そのまま掲げ続けるだけの事であります。

150名程「分離」すれば、民主党は政権を維持出来ない。
後は、国民新党、新党大地、新党日本、自民公明の中の「まともな人達」を、迎え入れる。

政権が維持出来なくて、3月には総選挙とならざるを得ない。
その時こそ、臥薪嘗胆の結果を出すときである。

民主党の「日和見議員ども」も、大勢頭を下げてやって来るに違いない。

恐らく「旧民主党」から当選出来る議員の数は、多くはない筈だ。
国民の大半が、現在の民主党を見限って居るのだから。


政党要件を満たして、交付金の対象となる為に、年内には決めなければならない。

善は急げ!


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26 コメント

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うん。同意です。 (念仏のてつ)
2010-10-08 18:13:50
鉄もそう考えていた。平野氏も考えていあるであろう。
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Unknown (通りがけ)
2010-10-08 20:20:52
小沢氏が新党首となって党を割れば裁判が早まって余計身の証をたてやすくなる、か。うん、それも良い手かな。

もうひとつは誰か反菅の大物議員が尖閣対応と公明連立呼びかけを不満として党を割り、小沢氏もそちらへ一兵卒として移籍する。
このほうがもっと官僚癒着政党の炙り出しが出来てよいかもね。
どうせ郵政改革法案は菅内閣では成立の見込みが無いから、総選挙して新しい連立政権を目指すほうが実現可能性が高いでしょ。
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おにいさま (セフィ)
2010-10-08 22:26:04
ふふふ では おにいさま ということで キャン
とにかく どんな形でもいいわ 早く離党しないと危険です。
幸い 今 1$91円台もつけ ゴタゴタしてるはず。 時を逃したら致命的です。下手すれば まともな裁判さえ行われないかも。

私のおじいさまはね、戦時中 満州の奉天で知事をしていました。 奉天で生まれた子供さえいます。そのおじいさまが ある日 言ったんです。 「日本は戦争に負ける お前達は早く日本に帰れ」とね。で 結局 家族は普通に帰ってこれたわけですが おじいさまは 沖縄で散ったそうです。多分 家族を帰したから 前線へ飛ばされたのでしょうね。
ナチス迫害時のユダヤ人だって ある程度の情報が入っていたものは 家も愛着ある家具も捨てていち早く逃げ出しました。 三十六計逃げるに如かず です。
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女性として (ゆう)
2010-10-08 23:38:43
一度は小沢内閣を見てみたかった女性の立場から 晴れのち曇り様へ。ご意見求む。

卑劣な不正があったにせよ代表選敗北後はやはり「力の喪失」は現実だと思います。検察審査会といった「魔女狩り」も決定的なダメ-ジと「時間のロス」を要する事となりました。誰かの策略どおり。

与党のうまみを知った議員が荒海に飛び込めるでしょうか?小沢さんほどの胆力があるとも思えません。

唯一すべてに逆転可能なこと。

メディアに露出して欲しい。表は危険のない番組(在りますかね?)に。 視聴率とれますが。「主にはネットメディア中心」に。

国民の疑問質問(政治と金以外の話。時間の無駄)に力の限り丁寧に答える事。「自分ならこうする。」と外交 経済もはっきりおっしゃる事。

時間が残り少ないです。日本人は飽きっぽい。小沢さんのすべてを出し切って欲しい。

「民衆」がそんなに危険な存在ではないこと 代表選「小沢コ-ル」で感じられたと思います。マスメディアを通さない「民衆」の力 やさしさ 信じて欲しい。 みなこの閉塞感の中求めているのです。真の政治家を。

長々ごめんなさい。


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ゆう様 (セフィリィア)
2010-10-09 00:02:17
貴方様は事の深刻さをあまり分かっていらっしゃいませんね。
今やテレビなどに出ている時間さえ惜しまないといけないくらいです。
代表戦で十分過ぎるくらい語られました。
今は 恐ろしい敵のいる党から離れ 一方では 宮崎学のおっしゃる対応を取られるべきなのです。

ただ 当の本人の氏が 未だに未練があって残り続ければ 政治下手の連中から… なんて考えていらっしゃったとしたら甘い
一方で裁判になる前にメチャクチャな検察審査会の議決をひっくり返せないようでは とてもとても…
おにいさまも 十分考えた上での 年内での離党 決断されることを望みます。 理念が違うとかの話でもなくなっているんです。 仙石は今 高笑いしてるんですよ
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セフェリィアさま (ゆう)
2010-10-09 01:00:12
幹事長時代の月曜のオ-プン記者会見。あの緊張感と若い記者に「もっと勉強してこい。」との豪腕さ。
西松問題勃発。霞ヶ関権力から狙い撃ちにされ涙をみせ心は深い傷を負う姿。そして今。

いつでも取れた首相の座など一つの手段でしかなく政権交代と日本の米属国からの自主独立が彼の一番の望みと思える。 

宮崎学のおっしゃる通り1~5まではいわゆる命を懸けた血の見えない男の戦争。粛々と知力を集め戦うのみ。攻めねばやられる。

私の言いたいのは「6」運気とエネルギ-を集めろといいたい。「民衆」のエネルギ-を手放してはいけない。B層まで手を突っ込まねば流れは出来ない。

それには生の小沢 肉声の小沢を見せねば 民衆はついていかない。  と思う。
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念仏のてつ様。 (時々パリ)
2010-10-09 01:45:51
初めまして。
コメントありがとう御座いました。
そうお思いですか。
それしか無いでしょ。
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通りがけ様。 (時々パリ)
2010-10-09 01:49:25
コメントありがとう御座いました。
「反菅の大物議員」って、小沢氏を除くと、鳩さんしか居ませんね。
彼は。。。
まあ、飛び出すきっかけとしては、良いインパクトは与えられるでしょう。
他にはいませんよね。
そう言う意味で、人材が居ない党ですね。
(他も同じ様な物ですが)
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セフィさま。 (時々パリ)
2010-10-09 03:04:51
コメントありがとう御座いました。
「フフフ」付きのオニイさま。。。
『気を見るに敏』は、確かに大切です。
でも、「逃げる」って。
それはあんまりな。
小沢は逃げません。
早々に「見限る」が宜しい。
でも、「泥舟」からは、ネズミどもは一斉に逃げ出す事になってはいますが。
日本人は、誰でも家族親戚の誰かに「戦争の犠牲者」を抱えているものですね。
二度と戦争などやってはなりません。
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ゆうさま。 (時々パリ)
2010-10-09 03:17:28
コメントありがとう御座いました。
「女性として」の情感溢れたご意見、しっかり受け止めさせて頂きました。
荒海に出て行くのが、新党起ち挙げでなく、「旧に復す」で有れば、イメージが違う、と言うのは甘いのでしょうね。
当事者達にとっては、「当選出来ない」恐怖は、部外者には理解出来ないのかもしれません。
「露出」する事は、絶対必要と私もかねがね思い続けて来ました。
かつての「傲慢」にも取られる態度も、ここに来て和らいできましたし。
「照れている場合では無い」事も、側近の方々に、もっと強く押して欲しいですね。
側近の方々が、小沢氏にビビっている様にも想像されます。
アメリカの大統領の補佐官の様に、はっきりストレートに助言出来るスタッフが、近くに居て下さる事を期待する物です。
小沢コールは、衰えないでしょう。
それどころか、増々大きくなると信じています。
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