joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

わかんない

2010年01月03日 | 日記
象は鼻が長い


この文章に主語はないということは、インターネットの中でも多くの人が解説してくれている。


でも納得できない。


この文章に主語はなくて、主題があるというのもよくわからないなぁ。


主語と主題という区別なら、英語の文でもできると思う。


Elephants are what has a long nose.





やっぱり三上章の本を直接読むしかないかな…

はぁ・・・

2010年01月03日 | Book
『三上文法から寺村文法へ―日本語記述文法の世界』を買って読んだのだけど、半分ぐらいで読むのをやめました。


ちょっとこれはなぁ・・・


専門の概説書でもなければ、初心者への入門書でもない。


これは研究史に関する学者の研究ノートみたいなもので、論文にも著作にもならない、大学の紀要に載せるようなものじゃないだろうか?


わずか150ページほどのこの本が1600円というのはないんじゃないのかなぁ・・・


殆どの文章で専門的語彙(ジャーゴン)が使われているが、著者自身が言葉をかみ砕いて何かを説明している部分というものがないので、わずかなページ数のなかで著者自身が言いたいことというものが何もない印象がする。


これは同じ専門分野の研究者にメールか手紙で知らせるようなもので、とても一般の人に読まんでもらうレベルではないと思うのだけれど。



私は、この本の内容が高度で理解できないと嘆いているのではない。


そうではなくて、この本は、結局何も言っていないのではないかと思えてきて、そういう本のために時間とお金を使ってしまった自分にうんざりしているのです。


きっとこの本の言っていることで目が啓かれる人もいるにちがいない。しかし、それはごくごく狭い領域の人でしかない。


どんなに薄い新書でも、何かを言おうとはしている。でも、この本は、この本だけで何かを伝えようとせず、専門領域の研究者の共通理解に乗っかって、雑談をしているだけのように思える。


著者に罪はないが、とても時間を悔いてしまう。


こういう本を一般書のような装いで流通させるのはやめてほしい。

『イングロリアス・バスターズ』

2010年01月03日 | 日記
『イングロリアス・バスターズ』を観た。


神戸ではもう上映していなかったので、大阪で観ました。


とてもタランティーノな映画。前編が無意味な話なのに、その無意味さが、意味に依存する私たちの欺瞞を暴いていく。


ただ、『キル・ビル』のようなショッキングなシーンはない。


むしろ、とても安定している。どの場面も、タランティーノ・ファンにとっては想定内にある映像だ。


映画代を払ったことは後悔しないけど、すごいものを観たというほどでもない。


それでも、やはりこの映画は、タランティーノしか作れないものだ。そのオリジナリティに触れることによる満足感がある。


印象的だったのは、二人の美人女優。どちらも輝いていた。