joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

国語

2010年01月06日 | 日記
国語読解攻略法の本を読むと、

「国語は、文章を味わう科目ではありません。論理的に正解を導き出すことが可能な科目です」

と書かれてあります。


これは間違いではないけど、完全に正しい言い方ではありません。


正確にはこう言います。

「国語は、論理的に正解だと説明できるものだけを正解とすることによって、点数をつける科目として成り立ちます。論理的には説明できない部分まで重視してしまうと、○×をつけられないし、点数化できないのです」

では、なぜ国語に論理的な読解が必要なのか?

まぁ、ここからは多くの人にとってなじみのある議論になります。


論理的に文章を理解し、説明できなければ、社会の成員同士の共通了解が成立しないからですね。


しかし、物語や随筆について共通了解などというものが必要かというと、そういうことはないでしょう。