joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

ルール

2005年08月14日 | reflexion
「まわりの人に脅かされてびくびくしながら生きていると、人生はまるで、家族のために戦う戦場のように思えるでしょう。でもそれは、あなたがそういった「戦う」という態度を選択しているからなのです。

 今日、嫌いだと思っている人を、あなたのチームに入れると選択してください。彼らが負ければチームも負け、そのつけをあなたが支払わなければなりません」

(チャック・スペザーノ著『30日間で、どんな人でもあなたの味方にする法』


 今の僕にとっての敵はやっぱり“社会”というものになるのかな。社会・経済システムとそのシステムの中に地位を確保している人たち全員が、30代で働いたことがなく、システムの中に居場所を確保していないように感じている僕を否定する敵に見えているのかもしれない。

 それは、僕が自分のわがままな願望を押し通すことに罪悪感を感じているからです。

 社会全体をチームと見なすことは、社会統合を目指すとか、和を大事にする、ということとは少し違うかもしれない。

 「彼らも、そしてあなたも勝たなければなりません」(13頁)

 両方とも勝つというのは、両方が敗北感や屈辱感をもたないということだと思う。一方が勝手に設定した勝利を相手に押し付けることとは違う。

 どこかで自分は変わらなければならないのかな? 負けるのではなく、変化する、ということが一番難しく、また一番必要なのかもしれない。

 勝とうとするのも、諦めて負けるのも、簡単に見える。でも変化することは一番難しいし、でも必要なのかもしれない。それは、それまでの勝ち負けのルールより高い次元のルールを身につけることになるのだから。


涼風