MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

アカボシゴマダラが蛹になりました。

2017年06月18日 | 昆虫

昨日の15時頃、や~っと(実感です!)アカボシゴマダラの終齢幼虫が蛹化の体勢になりました。

18時14分 タテハチョウ科の蝶はぶら下がり型の蛹になることが多いようです。 

OLYMPUS E-M1 + M.ED60mm F2.8 Macro + FL600R     ISO200  1/125  F4

通常、前蛹から蛹化の開始まで24時間くらいかかります。

この調子なら今日の昼過ぎに蛹化するはず、と思っていましたが…。

朝5時に目が覚めたので、念のために様子を見てみると、「おやっ?」何だかモゾモゾ動いています。

5時05分 明らかに身体が透けていますね。

これは早めに蛹化しそうだと判断し、着替えて撮影スタンバイ。

やはり6時を待たずに蛹化が始まりました。

5時57分  皮を脱ぎ始めました。

6時01分 この後、大きく身体を振って抜け殻を落とします。

7時29分 葉の形に似た綺麗な蛹になりました。

産卵から丁度30日目の蛹化でした。

さあ次の羽化の時期が問題なのです。

どうやら来週の石垣島撮影旅行にぶつかる可能性が大きくなってきました。

もう1頭のアカボシゴマダラが順調にいけば3日遅れの蛹化の予定です。

何とか1頭だけでもクライマックスの羽化を撮りたいんですけど…。

こればかりは神のみぞ知る…いや、チョウのみぞ知る…なんでしょうね。

 

次はジャコウアゲハなのですが、こちらはアカボシゴマダラに比べて、蛹化時に散々歩き回ってくれるのでかなり厄介です。

現在、1頭が前蛹になっているものの場所が悪く、室内への移動も不可能なので写真撮影はあまり期待できません。

アカボシ同様、蛹化等の生態写真は初めてなので何とか一つ!写真にしたいですね~。

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不調と知りつつピラカンサ池へ

2017年06月15日 | カワセミ

ピラカンサ池のカワセミペアは、子育てに失敗したようです。

おまけに雌が全く姿を見せなくなったようなので、最悪の事態が予想出来ます。

…となると、ここの縄張りが決まるまでしばらくの間は…う~ん、厳しそうですね~。

予想が良い方に外れることを期待して出かけてみましたが、やはりダメでした。

午後の状況は解りませんが、とりあえずシャッターを切ったのはこの時だけ。

6時49分 トベラに来た雄 ISO1000  1/1250  F/5

やはり、何もせず飛び去りました。

魚を捕ったカイツブリ ISO1000  1/1250  F/5

今日はカメラのバッテリーも殆ど減りませんでした。

しばらくの間、こんな状況が続くのでしょうか?

午前中のレポートでした。

11時引き上げ。

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個性的なジャコウアゲハの幼虫達

2017年06月14日 | 昆虫

ジャコウアゲハの幼虫は、アゲハ科の中でもかなり個性的な見た目をしています。

殆どのアゲハチョウは終齢幼虫になると緑色のアオムシになるのですが、ジャコウアゲハだけは別。

私の家では今日現在8頭の幼虫が暮らしていますが、こんな状態です。

この幼虫がいる位置で、下から2m50cmくらいだと思います。(右側はエアコンの室外機です。)

幼虫が乗っているのがウマノスズクサという植物です。

ウマノスズクサには毒の成分があるらしく、それを食べるジャコウアゲハもその毒を体内にため込んでいるので、鳥に襲われないらしいですね。

そのため『僕を食べると、危険だよ~。』と言う意味で、こんなに目立つ独特の形をしているのでしょうか?

8頭の幼虫達はそれぞれに個性が有り、殆ど動かないで葉を食べ続けている幼虫がいるかと思えば、動き回って茎ばかりを好んで食べる幼虫もいます。

中には根元の茎を食いちぎって、枯らしてしまったりするので、根元で茎をかじっている幼虫見つけた時は、“良~く言い聞かせて”上の方に移動させたりもします。

上の幼虫をアップで見ると、

この子は茎がお好みのようですね。

最初に終齢幼虫になった個体は既に体長40mmになりました。

アカボシゴマダラと同じ進行状況なので、おそらく来週中の蛹化、今月末から来月初めの羽化…でしょうか?

最も早かった場合、来週末の可能性もあります。

両方とも自宅での生態観察は初めての蝶達なので、気を抜けません。

「まあ、成るようになるさ…。」で、いくしかありませんね。(^^;)

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アカボシゴマダラの幼虫は順調に大きくなっています。

2017年06月11日 | 昆虫

一昨日、アカボシゴマダラの幼虫が終齢幼虫になりました。

脱皮終了後の状態です。(「脱皮、ツカレタ~。」みたいな感じでしょうか?)

体長30mmちょっと、というところですね。

今日の時点では既に45mmまで成長しています。

産卵が5月19日でしたから23日でここまで大きくなるんですね。

今回の脱皮でも頭部がうまく抜けていたので、前回の分と並べてみました。

これで大きさが解りますね。

そして、今日の幼虫の状況です。

まもなく蛹化の時期を迎えると思いますので、室内の水槽から植木鉢のエノキに移ってもらいました。

少し歩き回ってから葉の上に落ち着いたので、問題無さそうです。

例によってお顔を正面から…。 OLYMPUS E-M5 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 

クルッと振り返って、ピース。 (^_^)v

中々良いショットでしょ?   ISO800  1/250  F/5.6

でもこの後、蛹になる場所が問題なんです。(写真にならないところで蛹化されるとアウトです。)

アカボシゴマダラの蛹はエノキの葉に擬態しているので、枝に付いてくれるとは思うのですが…。

さあ、どうなるでしょう?

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今日は、な~んにもナシ

2017年06月09日 | カワセミ

私が池に着いた6時15分から3時間、鳴き声一つ無し!

6時頃に雄がやって来て飛び込んだそうなのですが、それっきり。

9時過ぎにやっと雄が姿を見せてくれたものの、ノーパフォーマンスでした。

9時23分 ピラカンサのお立ち台どまり ISO800  1/1250  f/5.6

カワセミの飛び込みが撮れないので、ツバメの飛び込みを撮っていました。

8時43分 カワセミの飛び込みと形がよく似ていますね。 ISO1250  1/1600  F/5

今日は本当にこれっきり、これっきり…でした。

ガックリしたまま11時終了。

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