9月も半ばを過ぎたというのに、この蒸し暑さは何でしょうね?
前回、「なんと!‥‥‥まで。」と書きましたが、対象のトンボが別に珍しいわけではありません。
8月の始め頃、オニヤンマの複眼について、チョッピリ盛り上がったことがありましたね。
そこで、何とかオニヤンマの複眼を解像させて見たいと考え、それをやるならオニヤンマの数が比較的多い群馬のフィールドしかないと思っていました。
というのは、オニヤンマの場合、アカネ族等普通のトンボに比べて極端に留まることが少ないからです。
また、オニヤンマがいる場所は川の側が多いので足場が悪く、手持ち、三脚使用、共に厳しい状況です。
まず留まってくれなければ話にならないのですが、ここ群馬のフィールドで昨年から動きを観察していたところ、割と好んで留まる場所があることに気付きました。
多分オニヤンマがいるところなら、どこでもそんな休憩場所があるように思います。
そんな訳で、今年は見当を付けていたところで待機していると、やはりBINGOでした。v(^_^)v
でも、留まっても近くに別の個体が飛んでくるとすぐに追いかけて行ってしまうので、手早く撮る必要があります。
やっと留まりました。 さすがトンボの王様、風格を感じます。 EOS7D + EF70-300mm ISO800 1/2000 F8
ここからが本番です。(ストロボ + ディフューザー使用、ノートリミング)
EOS7D + EF100mm Macro F2.8L ISO400 1/250 F16
複眼拡大 接近するとニュートンリング(?)も出にくいようです。 ISO400 1/250 F16
こちらは自然光で撮影。比較してみてください。 ISO800 1/100 F11
もう一段拡大して見ました。(900×600pix) やはり個眼はかなり小さいですね。
自然光でも確認できますが、露出のせいもあり若干ブレが出ているようです。
これだけ被写界深度が浅く対象物が極小の撮影では、どうしてもSSを上げて絞り込む必要があるので、私にはストロボが必需品となります。
でも、とりあえず予測通りの状況でオニヤンマの複眼が撮れ、一応満足しています。
次はこれ以上の難関、ギンヤンマの複眼に挑戦してみたいです。
ギンヤンマはオニヤンマ以上に留まらないですし、間違って留まっても水の上が多いんですよね。(-_-;)
ストロボ使われた写真の方がやはりよく解像しているようですね~それにしても個眼が小さいですね(^_^;)
はい、オニヤンマでした。(^ ^)
自然光の場合、太陽光を遮ってしまうと露出がどうなるでしょう。
個眼の大きさがせいぜい0.03~0.05mm位でしょうから、1/100秒より遅いSSで、ブレを止めるのは至難の業のような気がします。
やはり、三脚、ストロボでしょうね。
ギンヤンマの複眼は来年の課題にしておきます。
なんと表現したらいいか・・・
美を感じますね !!
この精緻な構造物を見ると、
造物主の存在を感じます。
無宗教ですが(笑
リングフラッシュはやはりダメですかねぇ~
フォーサーズのアダプタは、
ツィンフラッシュも使えるので、
新しく出るアダプタにも期待したいです。
お値段の方は、
予想より低めの設定になりそうな雰囲気なので、
助かりました。
まぁ、F2.8の明るさですから、
パナライカ45mmより高い設定はできないでしょうね !
仰る通り、自然の写真を撮っていると、その素晴らしさに神の存在を感じる事ってありますよね。
その割には結構いい加減な生活してますけど…。(^_^;)ゞ
リングフラッシュはダメではないと思いますが、使う場所を間違うとおかしな写真が撮れてしまいます。
少なくともテントウムシには使えないので、出番の少なかったツインフラッシュと一緒に手放してしまいました。
現在、等倍以上の撮影にはSIGMAの140DGというリングフラッシュ型のツインフラッシュを使っています。
コンパクトで使い易いのですが、何故かOLYMPUS用だけ無いんですよね…。
オニヤンマの複眼解像、凄いですね。
私も三脚を購入して撮ってみたくなりました。
それにしても個眼の小さい事。
複眼全体の面積が大きいので、個眼が凄い数ですね。
デジカメのセンサーのように解像力と関係あるのでしょうか。
個眼からの情報を処理する脳もどうなっているのやら興味が尽きません。
ヒナ
元はと言えば、8月始めにヒナさんの写真を見せていただいたことで「撮れる」と言う確信が持て、今回の複眼に繋がりました。
やはり三脚を使うと、ピント合わせがかなり楽だと思いますよ。
私の場合、カワセミなどは大きめの三脚にムービー雲台、今回のように歩いて虫を撮る時は1kg程度の軽量三脚を使います。
何故、体の大きいヤンマの方が個眼が小さいんでしょうね。
ちょっと考えても解りません。(^_^;)ゞ